昔、手帳を使ってスケジュールを管理していた時期がある。
まぁ、スケジュールと言っても週6で仕事をしていた頃だ。空いている時間に誰々と飲んだとか、そんなことしか記していない。
ただ、その頃の手帳を見返すとその時の自分の交友関係がよく分かった。中にはもう疎遠になり会わなくなった人の名前も記してあり、少し切ない気持ちになった。

私には日記を書くという習慣がない。たまに入る予定も今ではスマホで管理している。
写真だけではなく、何かを記して残しておくのは振り返る時にいいものだと思った。ちょうどいい感じの切なさを味わえる。
先月ここで日記を書いたが、月に一度くらいここに日記を残そうと思う。事実関係や、その時に思ったことを記しておくことで読み返した時に懐かしい気分になれる。

今年のGWはゆっくりとしている。
連休中は混雑するし飛行機代も高いということで、旅行はその前に済ませてしまった。
今日からの後半戦は飲みの予定が入っているぐらいだ。
お酒は昔から好きだ。
若い頃は文字通り浴びるほど飲んだと思う。最近は少しの量で酔っ払ってしまうようになった（肝臓がもう悲鳴をあげているのだろう）
考えてみると、私はお酒というよりお酒の場が好きなんだと思う。それが証拠に私は家で一人の時はお酒を飲まない。

お酒が入ってのくだらない話は、普段の倍楽しい。
思い出話にも花が咲くだろう。時に熱くなったり、記憶が飛んだりもするものだから、お酒の上での失敗というのもある。私にも数えきれないほどの（そしてここには書けないような）失敗、失態をしてきた。
経験上言えることは、やけ酒やストレスから逃れるためのお酒は良くないということか。飲みたくなる気持ちは解るが、それらはきっと何も生まない。
まぁ、私のような酒飲みから言わせればそんなこと頭では分かっているのだけど。

なんにせよ、次の飲み会では失態を晒さないように気をつけてこよう。

GWの前半は、自宅でだが映画を何本か観た。
寝る前の読書は続けている（そのうち記事にしなくっちゃ）
『Angelina』を弾くという今年の目標もあるから、ギターも練習した。

映画は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME 3』が特に良かった。

今回はみんな大好きアライグマの『ロケット』にスポットが当たる。
ネタバレを避けるのでストーリーには触れないが、このシリーズの世界観と音楽が私は好きだ。
今回も冒頭、レディオヘッドの『Creep』から始まる。もう最高！！
この曲が本作のテーマの主軸を示している。

仲間との絆、登場人物の成長。
ああ、ストーリーを書かないとなんて安っぽい言葉になってしまうのだろう。とにかく卒業式とも言えるラストも含め終始最高の映画だった。
涙なくしてこの映画を観ろというのは無理な話だ。

「MCUなら何が好き？」という「無人島にアルバム一枚だけなら何を持っていく？」と並ぶ難しい質問があるが、私はこれまで『キャプテン・アメリカ／ウィンター・ソルジャー』と答えてきた。だが、本作と入れ替わりそうな勢いだった。

ギターの方は『Angelina』に苦戦している。
何年もブランクがあるせいか、楽曲自体の難易度が高いのかうまく弾けない。

リハビリも兼ねてビートルズの楽曲を弾いてみた。

昔もこの中から何曲か弾いてはいたが、今回はアコースティックギターが映える曲をリハビリに。

『Here Come the Sun』と、
『Blakbird』を選ぶ。

それぞれジョージとポールの名曲である。
昔はコードだけを追って弾いていたが、今はYouTubeで奏法解説も簡単に観られる。便利な時代だ。

新たな発見もあった。
7カポで演奏する『ヒア・カム・ザ・サン』はキーがDに対してのE7（ドッペルドミナント）の部分が美しい。変拍子の部分で後ろで鳴っているハンドクラップのタイミングも絶妙だ。

『ブラックバード』は当時3フィンガーで弾いていたが、実際ポールは2フィンガーで弾いているらしい。
2フィンガー奏法で弾いてみるとなるほど、鳴り方がそれっぽくなった。人差し指の使い方が重要なのね。

実際に自分で弾いてみると、その楽曲の構成や美しさが立体的に分かる。解像度が上がる。
スポーツなんかもそうだろう。自分でやってみると見るだけでは得られない発見がある。プロの技術の高さを思い知ることがあるはずだ。

ともかくギターは弾いていて楽しい。
早く『Angelina』をマスターしたいと思った。

さて、GW後半戦も楽しんでいこうと思う。
飲み会の前にはペパリーゼも飲んで臨もう。
しかし何度も言うが、カレンダー通りに休める仕事というのは初めてだ。
転職して良かった。