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【構造化する力】論理的な文章とか言うけど、そもそも論理って何やねん?って話

・もっと論理的に書いてくれないと、、、
・論理が破綻してるんだよね。。。

会社で先輩社員から必ず一度は言われる言葉です。

でもね、

そもそも「論理」って何やねん?

冷静に考えると、私たち、論理って何か、学校で教えてもらってないですよね?

つまり、「論理」って、自分で勉強しないと正体不明なんです。

正体不明のやつをダシにして怒られるの腹立ちません??

というわけで、論理って何やねん?というのを書いていきます。

◼️論理=要素間のつながり&要素の正誤・過不足

論理って、文章を「構成要素のつながりの正誤」と「構成する要素の正誤や過不足」に分けられるかなって思います。

本や記事によっては、「構成要素のつながりの正誤」だけを“論理“と呼び、「構成要素の正誤や過不足」まで含めると“論証“と呼ぶケースもありますが、今回はまとめて論理と読んでしまいます。

たとえば、こんな文章を考えてみましょう。

ゴミの焼却を減らすとCO2が削減されます。昨今ではゴミの焼却量は減少しています。だから、CO2は削減されています。

この文章、「構成要素のつながり」は正しいです。だって、文章構造は以下の通りですからね。非の打ちどころがないですわ(笑)

AはBである。Aである。よってBである。
A:ゴミの焼却
B:CO2を減らす

ただし、「構成要素の正誤や過不足」という点ではうたがわしいです。仕事だったら、上司から以下の質問をくらいそうです。

・本当にゴミの焼却量は減少してるの??
・仮にゴミの焼却量が減少したとしても、CO2を出す他の要因が増えてたら、トータルとしてCO2排出量は増えるんじゃない?

◼️論理的な文章=要素のつながりが正しく、要素自体も正しい文章

というわけで、論理的な文章って、「構成要素のつながり」と「構成要素自体」が正しい文章です。

いやわかったけど、この2つが正しい文章って、どうやったら書けるの?

と思ったそこのあなた!

実践に移そうとする、その心意気やよし!!

順番に解説していきますね。

L要素のつながりを正しくする←正しい文章の型を知る

要素のつながりには、正しい型があります。というわけで、正しい型を勉強して、その型にあてはめて文章を書けばいいのです!

参考までに、正しい型が書いてある本を紹介しときます。まさに論理的な文章が求められる論文の書き方についての本です。正しい型についても網羅的に書いてあります。

L要素を正しくする←各要素の裏付けをとる

各要素が正しいことを裏付ける調査結果を示します。

たとえば最初のゴミ焼却の例だと、以下を調べたり計算したりすれば各要素が正しいと言えるはずです。

・ゴミの焼却量の推移
・トータルのCO2排出量、ゴミ焼却により出るCO2排出量低減がトータルのCO2排出量の低減に占める割合

◼️まとめ

要素のつながりや要素自体を正して、論理的な文章を書こう!

◼️ちなみに。。。

仮説思考ってのが世の中にあります。

こいつは、

・最初に要素のつながりだけが正しい文章を作る

・順番に要素の正誤を調査していく

・要素が間違ってたら、文章を修正する

というサイクル頑張って回すものです。

気が向いたら実践した記事をあげます。

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