見出し画像

何歳になっても本気を出せる=むきになれる場所を持つ

おはようございます。音楽家、チューバ奏者、指揮者、金管バンドディレクターの河野一之です。

以下お知らせ続きますので、だるかったらタイトルを押して頂き飛んでください。

目次

お知らせ

以下日本中でみなさまのご来場をお待ちしております!
詳細は河野か各団体様へお問い合わせください🙏

3月版公演情報

3/20(祝水) Nexus 茨城
3/23(土) 非公開公演 埼玉
3/24(日) 浜松BB 静岡
6/8(土) IBE 大阪
6/23(日) ラフィネBB 石川
6/30(日) RBB 東京
7/8(月)~ IBE NZ
7/20(土) 東京ブラスバンド祭 埼玉

何歳になっても本気を出せる=むきになれる場所を持つ

それがお金を稼ぐ場所であろうと、趣味の場所であろうと関係ないのだけれど、子供であろうと大人であろうと、まして老人と言われる年になった人であろうと

本気を出せる、むきになれる場所がある

というのは本当にありがたいことで、まして必要なことだなと常々思います。

僕は音楽家で、主にチューバや指揮での演奏、そしてレッスンや企画運営で
生計を立てています。

もちろん、日々の暮らしのためにお金を頂戴して愛する音楽を行なっている部分もありますが、それの何倍以上も自分との勝負のため、こうしたいあーしたいという自分の内側から溢れ出る音楽的欲求のためにしている部分が大多数なのです。

人間なので寿命がくれば致死率100%の確率でこの世を去ります。その時に溢れ出る音楽的欲求の中で少しでも「〇〇しておけばよかった」というものが無いように、つまり後悔のないよう日々の欲求に素直に立ち向かい研鑽を積むことがとても辛く、しかしとても楽しいのです。でもこれが僕で、僕の人生で、生の実感につながります。

音楽屋さんをしていると、とても幼い子供から自分の親や祖父母と同じくらいの方々と一緒に音楽をしたり、またはご指導をさせていただく機会があります。

そうした時に、イヤイヤやっている、なんとなくやっている方はいいとして、例え音楽で生計を立てているわけではなく趣味として楽しんでいる方であっても本気で、そして例え時に波風を立ててしまったとしてもむきになって音楽にぶつかられる方がいます。僕はこういう方々に共鳴しますし、お互いエールの交換のような形で高め合えると思っているのです。激アツです。

生きているとさまざまな役割を与えられます。僕であれば、両親にとっての息子、先生、部下、先輩、後輩、生徒、同僚 and etcmさまざまです。

でも音楽の舞台では一度舞台にあがれば、全員フェア、とりわけ金管バンドの世界では目上の方への尊重の気持ちは大事にしつつ、あとは完全に音楽力一本、つまり実力主義の世界です。僕はそういう部分がとても好きですし、この金管バンドへの愛ともども、そうした修行、勉強、練習をすればするほど高みに上がれるというこの業界が大好きです。

そんな大好きなこの業界には本当にプロアマ問わず、音楽の時間だけは誰かに与えられた役割は脱ぎ去り、自分自身で本気で、音楽にむきになる方が本当に多くて最高です。

みんな真剣に曲に、楽器に挑み、時に喜び、時に真剣に悩み苦しんでみな晴れやかな衣装を着て舞台に上がるのです。

そんな時間が、業界が、そして金管バンドが好きだなと思う今日この頃でした。

Thank you

Kazz


サポートして頂いた支援は全て金管楽器や金管バンドの奏法の研究、音楽を使ったエンターテイメントの発展に使用させていただきます。