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旅の記憶 1994・夏 小さな村にて #2



30年前の夏
僕はペシャワールの
小さな村にいた



僕たちがこの村にきた目的
それは・・・


今思えば色々リスクがあったと思う


日本国内では当時はもちろん
今でもこれをすることはできない

当時の旅行者の間では
ペシャワールでは正規の方法ではないが
どこかでこうした体験ができるということが
旅行者の間は結構話題になっていた


普通に後ろに村の子供もいた


僕たちはマニアというわけではないが
やはり男の子
興味がないかといえば嘘になる


これ、普通に村のど真ん中 今考えたら危険極まりない


前日のガイドにきをよくした僕らが
こんな体験はできないのかと
パパ氏に掛け合ったのだろう

翌日に値段交渉をしているくらいだから
パパ氏もそれを率先して案内しているのではなかったのだと思う


空に向かって連射体験

当時の日記によると
単発で5発と
空に向けて連射を一回試したようだ

今となっては
反省することの方が多い気もするが
当時はこれはこれで
刺激的な経験だった


壁に向けて打った痕 深くめり込んでいる


これは当時の写真を見返しての
完全な僕の想像だが

パパ氏はこの村に外国人が来るのは
初めてだと言っていた


実際に使用したもの


また、村の人たちも
案内も慣れた感じはなかったし
村の真ん中にあったこの場所も
そのための施設という感じは全くなかった


それに僕たちがこうしている間も
村の子供たちは次々とやってきて
僕たちの見物をしていた


最後はみんなで記念撮影

完全な想像だが
もしかするとこの村は
パパ氏の故郷で
僕たちの要望を聞いたパパ氏が
急遽こうした場をセッティングして
くれたのではないだろうか


もちろんガイド料は取られたが
当時はこうやって生活をすることが
彼らには必要だったのかもしれない


なぜそう思うのか
実はこの体験ツアーはこれで終わらず
僕たちはこのあと
嬉しいおまけツアーを経験をすることになる


続く


ちなみに、この1ヶ月の旅行中
僕がこんなに写真に写っているのは
この時だけだ

みんなが代わりに撮ってくれたのだろう



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