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旅の記憶 1995春 上海の街を歩く


29年前の春
僕は上海にいた


切符を探して
上海の街を歩く


歩道橋の少女 見つめる先には何があったのだろうか

外灘を抜けて上海の街へ
観光客の姿は減り
上海の人々の生活を垣間見る


相変わらず沢山の自転車

人も車も多かったが
とにかく自転車に乗っている人がたくさんいた


夕暮れ時だろうか、帰宅途中なのかも


そして皆一応に
ビジネススーツを身に纏う
今ほど服装の自由はなかったのかもしれない


この感じは通勤ラッシュかな




少し浦路地に入る

ちょとのどかな雰囲気
車線なんかははっきりしていなくて
クラクションが常に鳴り響いていた


自転車とバイクとタクシー



人力車みたいなのもたまに走っている

当時は路肩の物売りなんかもたくさんいて
煮卵やサトウキビ
そのたちょっとつまめるようなものを
たくさん売っていた

とにかく人の往来が激しい

上海の街の印象は
とにかく人の往来の激しさ
人が多いから当然なのだろうけど
四六時中みんな移動しているような印象だった

さらに浦路地へ 雑然とした雰囲気があった

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