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【作詞作曲】わたしがシンガーソングライターとして曲をつくる理由


さいきん文章を書きたい衝動に駆られております。

何故かは知りません。



きっと己と対話したいんでしょう。


そういうことにしておきましょう。



さっき作詞作曲の話をしたので


この続き的な話をしたいのです。


続け様に読んだ方はきっと

どうして急に
ですます調になったのだろうか
とお思いでしょうか。










私にもわかりません。







本題に入りたいと思います。


昔からずっと
思っていたことがあります。


「世の中、似たような曲ばっかりだなぁ」

「薄っぺらい歌が多いなぁ」

「こんだけ色んな歌があって、世界は音不足にならないのかなぁ」

「わたしの気持ちに100%寄り添ってくれる歌って見つからないなぁ」


などなど

なんとも可愛げのないことを
思っていました。



わたしは歌を歌うことが好きですが

それと同じかそれ以上に
音楽を聴くことが好きです。


子供の頃
シンセサイザーを少し習っていたので
クラシック音楽と
ロックや邦楽が好きです。

合唱もしていたので
合唱曲も好きです。

よく死にたくなるので
死なない為に聴いている
メタルやパンクも好きです。

ギターを買ってからは
ギターの良さが際立つ
ブルースなんかも好きになりました。

※余談ですが、アコースティックギターを買って弾き始めるまではアコースティックギターの良さが全く分かりませんでした。むしろアコースティックギターのシャカシャカ、ジャカジャカする音が苦手でした。

ジャニーズやアイドルが好きなので
ピコピコ系の音楽も好きです。

K-POPや洋楽なんかも好きなので
EDM、クラブミュージックも好きです。




因みに
音楽のアレンジ面では
EDM系とピコピコ系の音楽が一番好きです。


ざっくりと音楽

という観点からですと

生きることの汚さや
生きることのどうしようもなさや
綺麗事だけでは生きていけない現実を

これでもかというくらいに叩きつけて
心をエグってくる

パンクというものが好きです。


死にたくてどうしようもない時には

メタル、
その中でもブラックメタルというジャンルの
音楽が好きです。





わたしの人生との向き合い加減や
人生の進み具合によっても

好きな音楽のジャンルも
好きな音も変わっていくものだと思いますが

音楽に対しては
浅く広く末永く…の精神が強く


その時のわたしへの
処方箋を選んでいる感覚で
その時に聴く音楽を選んでいます。


これは子供の頃から
ずっとそうです。




なので、わたしは
自分のその時の感情や
考え方や状況にしっくりくる
音楽を定期的に探しています。

しっくりくるまで探します。



そうして、しっくりくる音楽に出会うこともあれば

結局出会えなかった時も
しばしばあります。



自分に100%寄り添ってくれる音楽など無い

とも思うのです。


自分が作っていない時点で
音楽の何処かには
自分とは違う何かが入っています。


それは小説であったり
自己啓発的な参考書であったり
絵だったりにも通づると思います。


誰かが創ったものには
誰かの思いがこもります。

それはとても人間らしく
素敵なことですが、
時に、それこそが、わたしを悩ませました。






ある日曲を自分で創れるようになりました。

その経緯は、
この記事の最初の方に引用した記事にありますので
割愛させていただきますが


初めて曲を創った時に


"この音楽は100%嘘偽りなく
わたしの為に存在している"

"わたしに寄り添ってくれている"


と感じたのです。




それは当たり前なのです。

わたしがわたしの経験や思いを込めて
創った曲なので
私に響くのです。


誰よりも何よりも
わたしがわたしに響くのです。




そんな当たり前の事実を体感した時から

わたしはわたしの為に
曲を創っています。

わたしを救うために。


わたしを死なせないために。





時に、わたしの為にではなく

誰かのために曲を創ることがあります。



それさえも
わたしの為なのです。

誰かのために曲を創ることこそが

わたしの為になるのです。


誰かの心に寄り添いたい
誰かの命を救いたい
誰かの今日の一部になりたい
誰かを応援したい

そんなわたしの

善意と優しさの皮をかぶったエゴを


わたしの為に吐き出しているのです。






曲を創るようになってからも

その時のわたしの心に寄り添ってくれる音楽を
しっくりくるまで探すということは
続けています。

その理由は
この世には無数の音楽が存在しているからです。


たまたま小さなライブハウスで出会った
無名のバンドの一曲が、
今でも心に寄り添ってくれていたりします。


路上ライブをしていたシンガーソングライターの
一曲が、わたしを励ましてくれていたりします。



そのくらい、

この世の至る所に


今のわたしが伝えたいと思っている思いや状況を

もう、とっくの昔に、音楽にしている人が
居たりするのです。

図書館や本屋さんで
自分の知りたいことの書いてある本や
自分の読みたい本を探すことと
似ている気がします。

図書館や本屋さんで
自分の知りたいことの書いてある本や
自分の読みたいなと思う本が
存在していない確率の方が低いと思います。

きっと探せば
誰かがいつかに書いた
何かしらの本が見つかるのです。



だからわたしは

しっくりくる音楽が見つかった時には
曲を創りません。



だって、わたしが新しく曲を創る必要性を
感じられないじゃないですか。

わたしが出会えるくらいには
世の中に転がっている

皆が既に聴いている有名な曲と同じようなテーマで
それよりも有名でないわたしが
曲を創ったところで、なんですよ。


ところで。ですし

もう既に足りているなら

新しく曲を創ったとして


それは
現状維持を続けると退化していくことと同じで

自ら退化することを選んで創り上げる行為
だと感じるからです。




あの人みたいな、
あの曲みたいな、音楽を私もしたい

とも思いません。


あの人はあの人で

わたしはわたしだからです。




経験も感じ方も考え方も
生まれ育った環境も生きてきた場所も
何もかもが違うからです。





だから


わたしが曲を創る時は

わたしが曲を創らないと
わたしが救われない時なのです。


見当たらないから
創るのです。

足りていないから
創るのです。



そうしてわたしが創った音楽で

わたしが満足しているのです。




だからこそ


わたしはわたしの音楽に

価値を感じているのです。


例え否定をされようとも

例え貶されようとも

例え修正を求められても。


そんなことは甚だ


どうでも良いことなのです。










生きていく中で
100%自分の思い通りになることって
なかなか無いと思うんです。

及第点を探る連続だと思うんです。



気を使ったり
気を配ったり。



そんな中で
音楽と自分自身だけは

自分の思い通りに創り上げることが出来るものだと
思います。


わたしにとってそれは
偶然、音楽ですが

誰かにとってそれは


言葉であったり

料理であったり

絵であったり

恋愛であったり

社会であったり

お金であったり

歯であったり

機械であったり

建築物であったり

するのだと思います。




そういうものを大切に

生きられることに
とても有り難みを感じています。













皆さんの大切にしたいものは


なんですか。










___________________________________

追伸


わたしは何回

わたし

と言ったでしょ〜〜か?



※ゲシュタルト崩壊してしまいますね。。。
ごめんなさい。。。









いただいたサポートは楽曲制作の為に使用したり思い出のモノへと変換し、素敵な思い出をたくさん作っていきたい所存です( ˘ω˘ )♡