【ひとやすみ書店】今日の一冊(まちの本屋さんで本を手にする喜び&手渡す喜び)
「ゴッホが見た星月夜 天文学者が解き明かす名画に残された謎」ジャン=ピエール・ルミネ(著)小金輝彦(訳)石坂千春(監修)ナショナル ジオグラフィック(編)
「夜のほうが、昼間よりも色彩が豊かだ」と語るゴッホは、夜を描くことにのめりこんでいた。
だが、
『ローヌ川の星月夜』
『星月夜』
『糸杉と星の見える道』
などに見える色彩豊かな夜空は、何をモデルとして描いたのか、これまで分かっていなかった。
「ぼくはいま、星空を描きたくてたまらない。
よく思うのだが、紫や青