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フィリッパ・ジョルダーノ「イル・ロッソ・アモ-レ」

寒い冬の日、ふと聴きたくなるアルバムのひとつがFilippa Giordano(フィリッパ・ジョルダーノ)のセカンドアルバム「IL Rosso Amore(ロッソ・アモーレ)」です。

Filippa Giordano「Il Rosso Amore」
https://www.youtube.com/watch?v=rI9Z3qXPvAQ

フィリッパをご存知ではない方のために少し説明すると、イタリアの音楽一家に生まれ、おじいちゃんの影響でオペラに引かれ、ポップスよりオペラ・アリアが歌いたい!と決めたのが幼いころだそうです。

千年に一度の声と言われている彼女は、99年にローマ法王をはじめ15万人の前で「アヴェ・マリア」を絶唱しています。

クラシックやオペラ・アリアはどうも馴染みが無い!と言う方も多いと思います。

フィリッパ自身も、そんなアリアをコンテンポラリー音楽にアレンジしてポップなエッセンスを加える事によって、たくさんの若い女性がクラシックファンになりました。

と同時に、まったく新しいジャンル、ポップオペラ?を彼女自身が作り上げています。

このアルバムは、とくにポップよりで、フィリッパは、もしかして第二のセリーヌになるのでは?と思うほど英語作品を披露しています(^^)

巨匠デヴィッド・フォスターとサルトーリとのコラボレーション作品「ロッソ・アモーレ」をはじめ、「ヘヴン・ノーズ」(愛は深くの英語版)や「ロンリー・ハート」など・・・・・・

このアルバムのポップなオリジナル曲もいいですが、やはりフィリッパの魅力がめちゃめちゃ現れるのは、「蝶々婦人」より「ある晴れた日に」や、

ある晴れた日に ~ プッチーニ:オペラ《蝶々夫人》
https://www.youtube.com/watch?v=mhBj9mqtX7U

「ホッフマン物語」より「ホッフマンの舟歌」、

ホフマンの舟歌~ オッフェンバック:オペラ《ホフマン物語》
https://www.youtube.com/watch?v=ud9NUof_Xuc

ではないかな?って気がします♪

実にドラマティックな歌い方にウットリとしてしまう(トロ~ン)

彼女の艶やかで滑らかな歌声を聴きと、バローロの赤ワインを飲みながら、ほどよくアリオ(ニンニク)の効いたペペロンチーノを食べているような、絶妙な幸福感に浸れます(^^)

是非、このアルバムを聴いてパッションと真紅の愛(ロッソ・アモーレの意味です)を受け、冬の夜空の中で暖かさを感じて下さいね!(たぶん、暖かい気持ちになれる筈(^^)))

【おまけ】
Filippa Giordano, Carlos Rivera「Habanera」
https://www.youtube.com/watch?v=lBc0YTVw2eA

Filippa Giordano, Carlos Rivera「Endless Love」
https://www.youtube.com/watch?v=3S-QzcMwQuI

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