開き直る事で強くなる
この際、開き直ってしまおう!と自分で決めたときって、強くなれると思いませんか?
厳密には、急に態度を変えて厳しくなる、という意味もありますが、いわゆる「覚悟を決める」という意味あいで私たちは普段使います。
なぜ強くなれるかというと、この際どうにでもなれ!というような、結果に対してこだわりを手放すからですね。
いつでも私たちには「こうなりたい」とか「こうなって欲しい」という気持ちがあるのでそうなれないことを恐れてしまう傾向があります。
恐れていると何もできなくなったり、また何もしないことでさらに自己嫌悪したり、の悪循環を引き起こすことも。
でも、その結果に対してのこだわりを手放して結果はとりあえず置いておいて、とにかく目の前にあることをやろう!というような開き直り。
ときに不本意かもしれないし、ときに投げやりになるようなことも含まれるかもしれませんが、それでも開き直ったときの私たちは強い。
私はこの開き直りの精神が、気持ちのバランスをとる上で意外に重要だと感じています。
調子が悪いときなら、えい、この際悪いは悪いでよしとしよう!と思ったら少し気分が楽になれます。
物事がうまくいかないときなら、こういうときもあるのだと思えば、それほど悪くなくなります。
どうにもやりたくないことばかりなら、この際、やらないことにしてしまえ!となれば少し気持ちも解放されるはず。
行き詰まったり、答えが出ないときなど、もし開き直るとしたら、何をする?と考えてみると小さなステップは意外に簡単にあるかもしれません。
あなたが今、開き直る必要のあることはどんなことでしょう。
人生では、悩みがないときはけっこう少ないのかもしれませんね。
だからこそ、面白いのかもしれない。
楽しいこともありがたく思えるし、周りの人と感情の共有ができたり、つながりができたりするときもある。
そう思えば、悩みもありがたいもの。
「悩む力」という姜さんのベストセラー本もあるくらいです。
実際に悩めるということは悩む余力がある証拠だし、悩むほど選択枝がある幸せに気づくのも、物事を別の視点から見させてくれます。
ただ、悩み続けていて自分が落ち込むのもしんどいので、この際開き直ってしまおう!と考えてみるのも良いでしょう。
あなたがもし開き直るとしたら、どんなことをしますか?
開き直ることで、どんな風に気持ちが軽くなるでしょうか。
開き直ることで意外に強く慣れたり、簡単に一歩が踏み出せたりするかもしれません。
うーん・・・・・・と思い悩んで何もできないときは、思い切って開き直ってみよう!と決めてみてはいかが?
自分の気持ちの持ち方が変われば、きっとその後また何か変化がやってきてくれるはずです。
意外な展開が待っていてくれるかも。
その変化を楽しみにしていてください。
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