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「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」

ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT を鑑賞
2006年公開 ジャスティン・リン監督作品

ワイルドスピードシリーズ、第3作を鑑賞した
シリーズと言ってもこの作品はまさに単独作品と言えるくらい前作までの設定を引き継いではいない
ラストシーンまでは、前作とは全く関係が無いように思える
(少し調べてみるとシリーズで時系列が違うようだ後々この作品での物語と関連が出てくると思われる)

舞台は日本の東京、ということで日本で有名な俳優も出演が確認できた
日本人の自分からすると、これだけ!?とも言えるような贅沢な使い方をしていたように思う

カーアクションドリフトに重きを置いていて、前作までのカーレースでは速さが重要視されていたが、東京ということで狭いところでのテクニックを争っているようだった
「TOKYO DRIFT」タイトル通りである

日本人からすると舞台が日本というだけで親近感が湧くが、いやいや実際の日本とは違うだろ、と言いたくなる
今回は字幕版で鑑賞したのだが、日本人役を務める俳優たちの日本語のセリフもたどたどしく違和感がある
映画には日本人のスタッフも参加しているようだが、そのような違いをあえて指摘せずに撮影したという
海外の方が描く日本のイメージをそのまま受け取れたようで新鮮に思う

内容的にもやはり前作とは違い、人間関係や主要人物たちのバックグラウンドが細かく描かれていたように思う
アメリカのアクション映画の爽快感、疾走感やド派手さというよりは、どちらかというと邦画チックで人間関係の緻密さや複雑さが目立っているように感じた


と、まあ前述した通り、純粋な日本人からすればツッコミどころ満載の映画なのだが、個人的にはそこも面白味として観れた
更に個人的な話をするとすれば、1番ツッコミたいのは、
高校生役無理あるよなあ、誰一人として高校生には見えないよなあ、というところだ


人生は単純だ。行き先を決めたら振り返らなきゃいい。


(※画像は公式ホームページより引用)

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