ワイルドスピード MEGA MAX を鑑賞
2011年公開 ジャスティン・リン監督作品

ワイルドスピードシリーズの第5作目
シリーズ序盤ではメインとされていたストリートレースのシーンで登場人物たちが「懐かしい」と口にしていた
確かにストリートレースというよりカーチェイスという方がしっくりくる

シリーズ1作目では敵対していた関係も今作ではチーム感が強調されていた
全作品を通してのメインキャラクターと過去作品で登場した人物たちとの再会、それぞれとの会合、
それらを踏まえてのドリームチーム結成、という流れはファンには堪らないものがあると思う
この映画を公開された時代、リアルタイムで見ていたら、また過去作品を見直したくなるだろう

また新たにシリーズの主要人物となるであろう出演者の登場も見られ、
シリーズものの強みである、過去作品の人気キャラクターと新しく人気となるだろうキャラクターとを上手く掛け合わせることに成功していると思う

カーチェイスもただ追う、逃げるというだけでなく今までになかなか無いだろうシチュエーションで新鮮さがある
今回で言えば、巨大金庫をくっつけての走りだが、やっていることが大規模に無茶苦茶過ぎて思わず笑ってしまう

公開された頃に見ると、もしかしたらこれでシリーズは終わりなのかな、とも取れるような結末を迎えるのだが、
物語最後の最後に次の作品の鍵となるであろう新たな問題を匂わせる
これもまたシリーズファンの心を擽る演出になっている

チームでの戦いの中でそれぞれ登場人物たちの役割と関係性が少しずつ定まり、
今後の作品で「これこれ」と楽しめるような形が見え始めた作品だと言えるだろう

1番大切なのは仲間の存在だ。
ファミリーに乾杯。

(※画像は公式ホームページより引用)