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数字で決めるベガルタ仙台年間MVP2023

皆様こんにちは。
年の瀬の忙しい最中お読み頂きありがとうございます。
年を超えてからお読み頂いた方、あけましておめでとうございます。

私、何を隠そうサッカーに関してはズブの素人ですが故郷のクラブベガルタ仙台を細々と?十数年応援しております。
今季は非常に残念な1年でしたが、そんな中でも前向きに振り返りたいと思うのですが、いかんせんサッカーに対する知識も大してなければ、こいつと心中、というくらい推しの選手をおらず(持ってるユニは12番ですからね)。ましてやサッカーは他のスポーツよりも同じプレイでも観る人の主観によって印象が大きく変わるので上手い事振り返れないかなと思い、こんな事を思いつきました。
それが、
「数字で決めるベガルタ仙台年間MVP2023」
です。

算出方法について

まず使う数字ですが、Jリーグ公式サイトにて確認できるもののみとします。
J1だと走行距離とかスプリントとか色々出るのですが、J2にそんなものはありません。
⚫︎試合数
⚫︎出場時間
⚫︎得点
⚫︎警告、退場
我々一般人が公式サイトで確認出来るものは以上です。
外部サイトで細かいデータを載せているとこもありますが、同じ項目でも数字が違う、なんて事が多々あるので使いません。
なので上記4項目➕勝点で3つの指標を用意し、それを元に算出する事としました。

1)オフェンスポイント

まず攻撃面から。
オフェンスポイント【チーム得点✖️出場時間率】を各試合毎に割り出して基礎点としました。
(出場時間率は90分当たりの出場時間を割合としたもの)
例)チームが2点獲った試合で後半45分のみ出場した場合
1✖️(45➗90)🟰1✖️0.5🟰0.5となります。
⚫︎ゴールを決めた選手にはそのゴール数を加算。
上記の例で自身が1ゴール決めた場合、その試合のオフェンスポイントは1.5となります。
ほんとはアシストも0.5とかしたいのですがいかんせんアシストの公式記録は出ていないもので。

以上の内容で算出したオフェンスポイントがこちら。

1番右のAVG/90は90分あたりのオフェンスポイントになります。
この算出方法だと攻撃にほぼ絡まないGKにもポイントが入る仕組みになってしまうのは今後の改良点ではありますが。。。
チームの得点王は郷家選手の10ゴール、その次は中島、氣田選手の6ゴール。
ですがこの計算だと90分当たりのオフェンスポイントは中島選手が郷家選手より高い結果となってます。
特に攻撃陣は少ない時間で結果を出した選手ほどポイントが高くなります。
もちろん短時間しか出てない選手を年間MVPの候補とはしませんが。

2)ディフェンスポイント

次に守備面です。
ディフェンスポイントもオフェンスポイント同様に基礎点は【チーム失点✖️出場時間率】としました。
※つまりディフェンスポイントは少ない方ほど良い数字ということです。
⚫︎警告は0.5点、退場は1点として計算(警告2枚は0.5✖️2で計算)。
そして出場停止試合はその選手が停止にならず出場したと仮定して計算するため90分出場扱いにして基礎点のみカウントしました。
⚫︎GKだけは失点に関与する割合が極端に多いことからチーム失点を✖️1.5としました。その代わりに無失点試合の場合はチーム失点をGKのみマイナス1点として計算してます。

以上の内容で算出したディフェンスポイントがこちら

⚫︎劣勢の時間帯に多くピッチに立っている選手
⚫︎カードの多い選手
はディフェンスポイントが大きくなりやすいという傾向になります。
梁選手や加藤選手はビハインドの展開で投入されやすい傾向だったってことですね。
また出場時間数が近い選手は基本的にディフェンスポイントも似たり寄ったりになっているので、誰とは言いませんがカードコレクターのAVG/90が極端に高いのがよくわかりますね笑

3)ウィンポイント

要は勝ち点です。
【勝ち点✖出場時間率】純粋にこれだけです。
負けたらみんな0ポイント。

これはまた面白い結果です。
誰が出てる時に勝点を取れてるか、
裏を返せば、あいつを使わないから負けた「あの選手が試合に出てない時に勝点取れてない」という事がよーくわかりますね。

ということで
オフェンスポイントディフェンスポイントウィンポイント
の計算でプレイヤーポイントを算出、そのポイントが最も高かった選手を数字で決めるMVPとします。
一応1試合平均のポイントもAVG/90として出してますが、今回は合計ポイントで1年を通して最も貢献した選手を選出していきます。
尚、出場時間に関しては90分✖️42試合🟰3780分、の50%にあたる1890分以上という足切りを設けます。

ではランキングを発表しましょう。

ランキング

10位〜6位

まずは10位から6位。
ちなみに1890分の足切りをクリアした選手は10人しかいませんでしたので沢山試合に出た選手はもれなく数字でランクインしてます。

同点の場合は合計時間多い方を上位とします。

ランクインした選手、おめでとうございます。
鎌田選手は6位でしたが成長度合いという意味では1番だったのではないでしょうか。
来年はぜひ1位目指して欲しいとこです。
1試合当たりでの貢献度を示すAVG/90でその鎌田選手を上回ったのがエヴェルトン選手。
対人の強さはピカイチだった反面足元の脆さもありましたが、今年のチームを支えた一人では間違いなくありました。
(かけたお金もお金、ではありますが。)
菅田選手はDF勢最多の4ゴール上げましたが出場時間が多い➕カードの加点も響いてこの結果でした。それでも小出選手と共に最終ラインの中心として頑張ってくれました。
内田選手は他のランクイン選手と比べて出場した試合であまり勝点に絡めなかったという意外な結果でした。

5位

さあトップ5
第5位は!
ドロロロロロロ…

氣田選手でした!
監督が入れ替わってもコンスタントに活躍、チーム2位の6ゴール。
オフェンスポイントのAVG/90もチーム2位と攻撃を支えたことは間違いありません。
改めて3年間ありがとうございました。
新天地(チーム名は伏せます)でも攻撃陣の軸となる活躍は見せてくれるでしょうか。知らんけど。

4位

続いてけさい、こと4位の発表です!

パタパタパタパタ...

林選手でした!
2年間実践から離れていた中での加入。
ぶっちゃけ発表時に小畑のバックアッパーで獲ったと思ってた人は正直に手をあげなさい。
キャッチングの不安定さは否めず相手がそこを狙ってきた事を試合後のインタビューで暴露される、なんて屈辱的なこともありましたが最後尾から常に選手、サポーターを鼓舞するその姿は頼もしかったです。
来年も引き続き若手が越えないといけない高い壁でありつつけて欲しいですね。

3位🥉

さあトップ3。
銅メダルです。自動昇格圏内です(ああなんて素敵な響き)。

3位は!
チャッチャラ〜

山田選手でした!
これはちょっとしたサプライズ!
ってか自動昇格圏内って言うてたら個人昇格(というか復帰)してしまったやないかーい!
プレイではあと足りないのはゴールだけ、と言われるくらい献身的に活躍してくれてましたが、それが数字に表れたということでしょうか。


2位🥈

いよいよ2位です。
2位じゃダメですか?そんなことはないです。
あなたの推しは出ましたか?

2位は!
チャラララチャーラッチャー

中島「ほぼ完全移籍」元彦選手です!
出場時間があまり多くなかったのは監督が変わったあと試合に出れてない時期があったからですが、少ないチャンスで結果を出してレギュラーの座を取り返す所はさすがの一言。
そしてAVG/90はトップ10の中で1位。つまり1試合あたりの貢献度合いが最も良かった選手ということになります。
来年は一応レンタル選手、という立ち位置は一切考える事なくチームを引っ張ってMVPになって欲しいですね。

1位🥇

さあ、栄光の第1位!
映えある「数字で選ぶベガルタ仙台年間MVP2023」になったのは、、、

オーーーーーーーーオイ!!

多賀城が産んだスーパーエース、郷家友太選手!!
初のJ2でしたが格の違いを見せつけるチームトップの10ゴール!そしてカードもわずか3枚。
怪我らしい怪我もなくほぼシーズンフル稼働してくれたことも大きいです。
来年もJ2の水に馴染むことなく違いをどんどん見せつけて欲しいですね(特にユアスタで)。

影のMVP

最後に1890分の規定に達してない選手の中で貢献度の高かった選手をピックアップました。

二人ともチームが勝てない時期にあまり試合に出られてなかった選手。
特に真瀬選手は「戦術真瀬」「替えの効かない選手」「穴埋め不可」とも言われ、彼の離脱が急降下の一因になったことは否めません。
秋田で1年目から右SBの主力だった高田選手を獲得したのもそのあたりの反省を活かした補強と言えるでしょう。
相良選手も氣田選手が抜けた来シーズンは左SHのレギュラーを奪える絶好のチャンス。
スピードとシュート力は十分なだけにチャンスメイク能力の向上に期待しましょう。

ということで如何でしたでしょうか。
何分少ない項目で作った指標なので色々無理があるのは承知です。
何か面白い計算方法など思いついた方は是非お教え頂ければ幸いです。

2024年がベガルタ仙台にとって、ベガルタ仙台を支える皆さんにとって素晴らしい1年になりますように。
それでは。

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