基本動画編集みたいな作業をスマホでちまちまやるのは嫌なんですが、スマホでだらだら撮ったものを、ただ短くカットしたいようなときに、PCにファイル送ってとか面倒なので、OPPO Reno 5Aにバンドルされてた動画編集機能を使ってみた。

この端末標準のフォトアプリで動画を開くと「編集」という項目があり、これで簡単なカットやトリミング、エフェクト他けっこういろいろできそうだが、他の動画ファイルを繋ぐことができない。

「詳細編集」というところを開くと、バンドルされてる「soloop」という編集アプリが立ち上がるようだ。
「soloop」ではタイムライン右端にある「+」ボタンを押すと、他の動画を追加することができる。
その他にも、おもいのほか本格的な機能があるようだが、あまり使い込んでいないので（たぶん使いこまないと思う）詳述しない。

ただし、ここで編集したものをそのまま書き出すと、画面右上にsoloopのロゴがプリントされてしまう。
無料とはいえ、こんなものが入ってしまう以上、使う気はおこらないので、なんとか消す方法を模索してみた。

たとえば、インスタに投稿するのであれば、編集したロゴ入り動画を一旦保存し、改めてスマホ標準の編集機能を使って１：１比率にトリミングしてしまうなんていう手もあるが、１６：９を維持したい場合などは、ひじょうに不自然なトリミングをしないといけないことになるので、いちいち面倒だ。

これは使えんなー、と諦めかけた頃、なにげに（フォトブラウザからではなく）ホーム画面からsoloopを開いてみると、右下に「マイページ」というところから次の画面に行くと、右上にある設定ボタンを発見した。
あるいは課金することによって、ロゴを消せるような設定項目があるのではないかと思ったのだが（課金はしないけど）、意外にもここにロゴを消せる設定項目がふつうにあった。

「動画ウォーターマーク」というのをオフにすることで、画面上にロゴマークがプリントされなくなった。
ついでにその下の「通知ドット」というのもよくわからんけど、オフっておいた。

これで、右上に表示されるロゴは消すことができたが、さらに動画の最後に「エンディング」というかたちでロゴマークが出てくるので、これも消す。

こっちは、タイムライン上で「エンディング」の部分をセンターに持ってきて通常のやり方で削除すればいい。
このエンディングは毎回自動的に追加されるので、書き出し前に必ず削除しないといけないが、たいした手間ではない。

ロゴの問題がなければ、この高機能の編集ツールを無料で使えるのは、なかなか便利なのではないだろうか。
私はそもそもスマホの小さい文字を凝視しながらちまちました作業をするのがほんとうに疲れるので、極力こういうものは使いたくないのだが、それに抵抗がない人たちにとっては、撮影、編集、投稿というプロセスをすべてスマホで一元的に行えるメリットはそれなりにあるのだろう。

手の込んだ編集に使うことはないだろうが、ちょっとした投稿用の短い動画を見やすくカットしたり、簡単なテロップを入れる程度のことなら、PCに送って編集ソフトを立ち上げるまでもなく、こういうのを使ってもいいのかなと思いました。