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もしこのまま僕の運営する飲食店が閉業したら、のこと

こんにちは。クッキングエンターテイナーの大西哲也です。
新型コロナウィルス拡大による東京都の外出自粛要請に伴い、私のお店COCOCOROも今土日は営業を中止いたしました。
楽しみにご予約いただいていた皆様には心よりお詫び申し上げます。

さて、私の身近な飲食店経営者の方々やSNS上でも

『このままでは飲食店がつぶれてしまう』

と皆さん嘆いております。私のお店も多分にもれず、このまま営業を中止し続けるとやがては閉業ということになってしまうでしょう。

そういった不可抗力による閉業は今回の件に限らず、自営業をやっている以上いつも隣り合わせにいると思っており常に

『潰れたら何しようかなー』

などとぼんやり考えながら働いております。

別にこれを読んでくれた方にどうしろこうしろと言うつもりはなく、あくまでも私がこう思っているということを気分転換に書いてみようというだけなのですが…

①お金はあんまり無くても割と普通に暮らせていました
大手旅行会社の添乗員を3年間やっていたのですが年収200万円に達しなかったです。それでも家賃28000円のアパートに住んで、割と楽しく暮らせていました。なぜなら、仕事が楽しかったから。
タイヤメーカーを退職し出張料理人として起業した時も月15万円くらいの稼ぎでしたが家賃光熱費込み18000円のシェアハウスに住んで楽しく暮らしていました。(車も持っていた)

もちろん、東京にそんな家賃のとこ無いよ!とか家族と従業員がいるからそう簡単にいかないよ!とかそもそもアルバイトする会社も無いよ!とかになるかもしれませんが…少なくとも僕は意外と大丈夫だと思っています。生活水準もそんなに低くなかった。自炊かスーパーの半額弁当食べて暮らせました。
国民健康保険も年金も免除申請ができるし、それまで雇用保険を払っていれば失業保険もあります。起業前にはお世話になりました。

②やってみたいアルバイトもたくさんある
アルバイトはサラッと別の業界のことを体感できるすごくいいチャンスだと思います。私は接客やトークスキルを今以上に身に着けたいので、
コールセンターで喋りと声の表情だけでお客様に喜んでもらえるようになりたいとか
ホストクラブで1流のエスコートを学びたいとか
パチンコ屋さんでどんなお客様をも満足させるホスピタリティを学びたい
とか、、もちろん他の飲食店で料理のことを学んでもいいのですが。
先日お邪魔した飲食店の方々は『週2日の休みのうち1日はスタッフ全員他の会社へ勉強のためにアルバイトへ行っています』と仰っていました。すごいなあ!

③とは言っても中々潰れないと思うので、復帰したときのために営業日にはできない仕事をする
営業日は仕入れに仕込みに営業に片付けに事務作業に追われて、営業以外の仕事をする暇はなかなかありません。
倉庫の整理やグランドメニューの見直し、仕込みするものと量の計算・仕入れ商品の再選定など効率化業務、普段読めていない自己啓発本や料理本を読んで見識を広げたり…しばらくしっかりと体制を立て直す期間も必要だと思います。飲食店経営者は普段忙しすぎると思います。

そんなところです。もちろん政府からの何らかの補償があったりすればそれはそれでラッキーだと思います。

読んでいただきありがとうございました。 今後も誠実に・真摯に取り組んでまいります。 いただいたサポートはよりよい情報を発信するための研究・活動資金にと大事に使わせていただきます。