今回は「フィルターバブル」について見て行きましょう。

これってIT用語でした～

「フィルターバブル（filter bubble）」インターネットの検索やSNSなどのサービスが、ユーザーの閲覧履歴や検索履歴を基に、そのユーザーが興味のある情報のみを表示する現象です。そのため、ユーザーは、自分が興味のない情報に触れる機会が減り、自分の考えや意見が偏ってしまう可能性があります。

ま、バイアスがかかるのももっとも．．．

フィルターバブルは、2011年に、アメリカのジャーナリストであるイーライ・パリサーによって提唱されました。パリサーは、著書『フィルターバブル』の中で、フィルターバブルが、民主主義や社会の分断につながる危険性を指摘しています。

フィルターバブルを防ぐためには、さまざまな情報に触れ、自分の考えを広く持つことが大切です。また、フィルターバブルに陥っている可能性を意識し、自分の情報の受容の仕方を見直すことも重要です。