見出し画像

留学日記#4 語学学校の授業について

次は実際に学校での様子をお伝えしていきます。
以下は前回記事。

【登校初日】

登校初日は、諸手続きとクラス分けテストだけで終わります。
日本で感じたテスト特有の緊張感とはまったく違うものに驚きました。
日本で受けるテストは、隣にいる人もライバルでとにかくいいスコアを取ってやろうとギラギラしていましたが、ここは語学学校。
全員が英語を話せるようになりたくて来ている場所です。なので、自分でも驚くほどリラックスして、背伸びをせずにありのままで受けることができました。同じ空間にいる人たちは皆んな同志だ。
 
午後からは、ブリストルの街を先生とめぐるツアーでした。
学校周辺の施設を色々教えてもらえてとても助かりました。

【通常】

語学学校はこんなスケジュールで進んでいきます。

9:15am~10:45am  1st class(Vocabrary,Gammer)
11:15am~0:45pm 2nd class(Reading,Writing)
0:45pm~1:30pm  Lunch time
1:30pm~3:00pm  3rd class(All things,except Friday)

金曜日だけは少し特殊で、
1st classは確認テスト、一週間やったことについてのテストです。
特に点数が悪くても問題ないですが、あまり悪いとフォローが入ります。
2nd classはみんなでボードゲームをやったり、外に出かけたりと、一週間の勉強から解放され、Happyに週末を迎えられるような娯楽要素の強い授業でした。

【印象に残った授業】

ある日の授業は、トルコのマーケットの値切り文化をトピックに、
比較表現がテーマでした。

Textbook

-先生からの課題-

STEP1「ペアの生徒と、お互いの国のマーケットについて語る」

私は隣のスイス人の男性とペアになり、私の地元にある魚市場について話し、彼はスイスのクリスマスマーケットについて私に語ってくれました。

STEP2「相手の国の文化の内容を書きとる」

次の課題は、
『今話した内容をお互いに比べ、それぞれの違いをメモしてください。』
市場の広さ、混み具合、客層、価格帯、値切りはできるか?等話すことはたくさんありました。

STEP3「書き取った内容をシェアし、お互いの文化を比較する」

相手から聞き取ったマーケット文化を一つづつ確認しながら、
お互いの自国の文化について比べ合います。
(※もちろん比較級を使用して)

STEP4[お互いの国のマーケット文化をクラスメートの前でプレゼン]

最後に、ペアで十分に理解を深めたところで3〜5分のプレゼンテーションの原稿を作ります。
そして、授業の最後に発表&質疑。


『今比較した内容を比較級を使って、他の人にプレゼンしてください』
約15分ほどの準備時間をもらい、ペアの方とクラスメートの前で発表しました。


 

授業のポイント

・自国の文化について説明する
・他国の文化について注意深くリスニングする
・学習した文法を使用して作文する
・プレゼンテーションによって、聞き手に伝える

語学学校という特性上、話すことを中心に授業が組み立てられ、そこに学習した文法や語彙が差し込まれている印象でした。

このほかにも、
・チームを組んで、学校の外へ出かけてクイズを解きながらミッションをこなす授業
・グループを作って、それぞれでオリジナルボードゲームを作る授業
・「Quizizz」に全員でスマホでアクセスしてクイズ競争
・TEDで好きなトピックをリスニング&サマライズ
まだまだ語り尽くせない程のユニークな授業が多くて、
毎日通うのが本当に楽しみでした。

そんな感じで、あっという間に過ぎてしまった1ヶ月間でした。
むかしむかし、学校って本当に死ぬほど嫌いな場所だったのに。
今は大好きで、また行ってみたい気持ちが強いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?