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【教員】「良いクラス」とは何か?

 学校の教員をやっていると、担任をやっていれば、誰でも「良いクラス」にしたいって思います。私も担任として、自分のクラスを良いクラスにしたいと思っています。では、良いクラスって、何でしょうか?

 あなたにとって、良いクラスって、何でしょうか?

 クラスも一つのチームと考えれば、「良いチーム」とも言えるかもしれません。まあでも教員であれば、誰もが「良いクラス」のイメージや目指すところを説明することができると思います。

 例えば、規律、協働、助け合う、行動力、主体性、自主性、温かさ、寛容があるなど、さまざまな要素が考えられます。

 もっと具体的な行動として言うと、素早く行動ができるクラス、時間を守るなどメリハリをつけられるクラス、生徒がみな仲よく話ができるクラス、授業中に積極的に発言できるクラス、相手を助ける行動や思いやりのある行動ができるクラス、何事にも真剣に一生懸命に取り組むことができるクラス、自分たちで考えてそして行動ができるクラスなど、いろいろあると思います。

 では、私が考える「良いクラス」とは、

 「信頼関係があるクラス」です。


なぜなら、信頼関係があれば、みな同じ方向を向いて取り組むことが可能であるし、常に問題や対立があっても、解決をすることができます。信頼があれば、規律を作ることも、温かさを作ることも、一体となって頑張って取り組むことも、できていくと思います。

したがって、「良いクラス」を作るためには、生徒の間の信頼、そして担任と生徒の間の信頼関係を作ることが大切なんだと思います。

そんなの当たり前じゃねーか、と思われますよね。笑

そう当たり前のことなんです。でもそのシンプルな当たり前のことができるために、我々教員は日々研鑽し、努力しているのです。

生徒はいつも異なり、メンバーも異なります。今は支援が必要な生徒も多く存在します。クラスの中で多様な生徒がいる中で、それぞれの人と時と場合に合わせて、信頼関係を構築することはとても難しいことです。

そんな中、信頼を得るためには、教員としてのテクニックだけでもダメです。魅力ある人間力だけでもダメです。人間理解のための学習を重ね、経験から学び、特に生徒間の信頼関係を、意図的に構築する必要があります。

次回私が教員として「信頼関係を作る」ために心がけている細かいことを書きたいと思います。





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