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車社会 ではなく クルマ優先社会

沖縄は車社会だと言われている。

車で移動することは当たり前であり、ナンギーということで近場でも車を出す話しをよく聞きます。


実際に沖縄で生活をすると、歩行者に優しくない社会であると感じることが多いです。


以下に、いくつか例を掲げます。


横断歩道が消えかかっているところが多い

あれでは車の運転者も横断歩道があることに気がつかないでしょうレベル。
運転者の立場で考えると、横断歩道があるとは思わなかった、なんてかなり怖いと思う。
信号のある交差点でも例外ではないから、歩行者として横断する時に、ヒヤッとすることがあります。
これは、道路の整備が十分に行われていないことが原因と考えられます。


歩行者として青信号で横断歩道を渡っている時に左折車や右折車が一時停止することなく突っ込んでくることが多い

しかもかなりのスピードで。
これホント怖い。
今はこれが当たり前なんだと思うようになりましたが、馴れない頃はホント怖かった。
歩いている歩行者が立ち止まるのが当たり前になっている感じ。
内地では道路交通法第38条でよく捕まるようになったと話題になっていましたが、沖縄では別世界です。
そんな感じは微塵もないです。
これは、歩行者が優先権を持つことを認識していない運転者が多いためと考えられます。


青信号から赤信号になる瞬間でもガンガン車が突っ込んでいる

そのため、横断歩道の真ん中に車が止まったまま、歩行者を遮ることもある。
あちらこちらで渋滞がとても多いので気持ちもわからんでもないですが、これも多く見る光景です。
危ないなあと感じています 


歩道に車が駐車してある

これもやたらと多い。
しかもドアミラーが畳んでいない。
歩道を駐車場のように使っている。
同じ場所に同じ車がいつも停めてあったりします。トラックが堂々と停めていることもままあります。一箇所だけでなく、あちこちで見かけます。
歩道が狭い上に車が堂々と駐車してあるので、邪魔だしぶつからないように歩くのも、なんだかなあと思います。
これは、駐車スペースが不足していることや、駐車違反に対する取り締まりが十分に行われていないことが原因と考えられます。


駐車場が狭い

駐車場が狭いせいで車が歩道にはみ出していることが多いため、歩行者は車道に出ざるを得ず、危険な状況に陥ることもあります。
お店が並んでいると何軒分にも渡って車道を歩くこともあります。


歩道の真ん中に何故か電柱

これもよく見る光景。
もしかしたら歩道は広くしたけれど、電柱の場所はそのままになっているとも考えられますが、謎です。


押しボタン信号がなかなか変わらない

内地では押しボタン信号でボタンを押したらそんなに待たなくても信号が変わりますが、沖縄ではかなり待たされる印象。
最初の頃は何度も押していましたが、今ではこれが当たり前なんだと思うようになりました。


街を歩くだけで、こんなにも多くの違いを感じると思いもしませんでした。
あえて苦言を呈すると

沖縄は 車社会 ではなく クルマ優先社会 

クルマを優先するあまりに、歩行者に負担を強いている気がしています。
もっときつい言い方をすると、クルマ以外はどうでもいいような印象をも受けます。

街を歩くことに、もっとヒヤッとすることのない社会であって欲しいものです。

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