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絵を描くことを純度120%で楽しめる場所がひとつ、消える

 悲しいお知らせがはいってきたので、ひさしぶりに note を書くことにしました。
 悲しいお知らせ、それは……

 〈ネコの絵描きさん〉
 3月でサービス終了。゚(゚´Д`゚)゚。

 去年、3ヶ月ほど夢中になってあそんでたお絵描きゲームアプリ(そう、いつものパターンで、連続80日を超えたあたりでぱたりとマイブームが終わった……けどまたいつ炎がもえあがっても大丈夫なように、ずっとアプリはのこしてある)が、諸般の事情でサービス終了とのこと。
 自分であそんでみて、老若男女区別なく楽しめるいいゲームであることに驚くとともに、大人のひとにこそ楽しんでほしい、いつか紹介したい、と考えてただけに、残念でなりません。

 サービス終了まで、あと1ヶ月とちょっと。
 〈ネコの絵描きさん〉の楽しさ、奥深さ、細部へのこころづかいをひとりでも多くのひとに体験してほしいので、いまここで、できるかぎり紹介したいとおもいます。


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〈ネコの絵描きさん〉とは?

 〈ネコの絵描きさん〉は、【当てる】【描く】、この2つを楽しむゲームです。

 【当てる】
 ① 絵の先生である《ネコの絵描きさん》(プレーヤー自身)のところに、お弟子さんが絵を持ってきます……この絵は、他プレーヤーの描いた絵です。
 ② お弟子さん絵を見て、絵のお題を当てます(ヒントあり)。
 ③ 解答したら、こんどは出来栄えを評価します。
 ④ もし、めちゃくちゃ気に入った場合、《すごくいいね 👍👍👍》を付けて、10コイン(デイリーボーナスで無償でゲットできます)を消費してお買い上げ……ギャラリーに保存します(最大100枚まで)。

 【描く】
 ① お題について絵を描く。
 ② 完成させて、コンテストに出品する。
 ③ すると、他プレーヤーに自分の絵が「お弟子さんの絵」として表示され、評価されます。
 ④ 10時間後、コンテスト結果(正解率と《いいね 👍》の数)を受け取ることができます。
 ⑤ 《いいね 👍》が10個集まった絵は殿堂入り、集めれなかったら倉庫に保管されます。

 ……というふうな、簡単なゲームです。ちょっとした落書きを描いて出品してもOKだし、絵を描かかずにだれかの絵を見て、当ててあそぶだけでもOK。絵の上手下手に関わらず、気楽に参加することがでるのが特徴です
 もちろん、ガチンコで楽しみたいひとが凝った絵を描いて出品することも可能です。凝った絵を描いて楽しんでいるプレーヤーは、実際に何名かいます。私も、「本気でイラストをやりたいひとにはいい練習になる」というようなコメントが気になったのがきっかけでインストールしました。そのうえ、運営さんが気に入ってくれた絵は、セバスニャンコレクションとしてツイッター(現X)に掲載してもらえます……コレ、ありがたいことに数回ピックアップしてもらえました。いうまでもなく、めっちゃはげみになりました!(๑•̀ㅂ•́)و✧


・◇・◇・◇・


 とまあ、以上がゲームの概要。
 ここから先は、このゲームのステキなところについて書いていきます。読んでいただけたら、サービス終了が悲しい所以もおのずとわかってもらえるものと思います。


 このゲームの最高にステキなところは、

 絵を描く楽しさを損なわないように配慮されまくっている

 ことです。


 ① ストレスフリーな評価の方式

 まずは、お弟子さんの絵への評価の仕方
 数値による5段階評価や「良い・悪い・普通」といった、通知表でおなじみの方式ではなく……

 ・わるくないね
 ・いいね! 👍
 ・すごくいいね! 👍👍👍
 ・いまいち

 この文言がなかなか絶妙なんです。

 実際にあそんでみると、お弟子さんのもってくるほとんどの絵が《わるくないね》に当てはまるのですが、これらを完全な真ん中ではなく微妙にポジティブな色合いを持つ《わるくないね》で評価していくのは、精神的にもラクだし、むしろノリノリで評価していくことができます。また、ネガティブな評価をすることを避けたいばかりに《いいね! 👍》を乱発してしまう……という事態におちいらずにすみます。
 と同時に、《いまいち》という言葉もめっちゃナイスなのです。たま〜にではありますが、これはアカンやろ(-_-;)という絵が出てくるのですが、「悪い!」とはっきり言うのは、匿名の赤の他人とはいえ気がひけます。だけど、「なんかちょっとフィーリングが合わんかって残念やなぁ!」みたいなニュアンスのある《いまいち》なら、心理的な負担が軽くてすみます。
 また、アカン絵にはちゃんと「アカン!」という評価を返さないと、全体的に絵のレベルが低下したり、治安が悪くなったりするのは予想にかたくありません。《いいね! 👍》の乱発を回避できる《わるくないね》とともに、絵への評価やプレーヤーのレベルを担保するシステムとして上手く機能している、と私は考えています。
 それにくわえて、《すごくいいね! 👍👍👍》を付けるにはコストがかかること……消費するコインは無償でゲットできるとはいえ、1日に入手できるのはわずかなので、自然と真剣な評価にならざるを得ません。また、《いまいち》についても、付けられた絵にすでに付いている《いいね! 👍》がひとつ減ってしまうので、慎重にならざるを得ません。このへんの匙加減も実に上手くできてます。

 ところで、これらの評価の文言は他プレーヤーから自分の絵に対して跳ね返ってくる言葉でもありますよね。自分の絵が《いいね! 👍》が足りなくて殿堂入りが果たせなかったとしても、そうはいっても《わるくないね》を付けてもらえたんだ、と考えると必要以上に落ち込まずにすみますε-(´∀`*)。下手であっても必要以上に落ち込まずにすむ、やさしい言葉のチョイスになっているのです。


 ② 画力の優劣競争から「描く楽しさ」を守る

 さて。
 このゲームは要するに、「見たひとが正解できる絵が描けたらOK」なゲームです。例えば「りんご」というお題が出たとします。これに対して、超絶リアルに描こうが、ざっくり描こうが、アダムとイブやニュートンも一緒に描き込んで趣向を凝らそうが、正解にたどりつけるラインをクリア出来ていたらOK。つまるところ、極論しちゃえば、雑な絵も凝った絵もすべて価値は同じ、ということになります。

 これは、自分のような下手の横好き画家にとってはとても有り難い仕様であります。上手なひとの絵はアイデアもひねりが効いていて、自分のと見比べて落ち込むことは一再ではありません。だけど、「とにかく正解率は100%!(๑•̀ㅂ•́)و✧」を目指すことで、下手でもみんなと同じ土俵に上がる勇気をもつことができます
 とはいえ、これを逆から見ると、いくら上手に描いても報われない……という空気を生じさせかねません。その問題を上手くクリアしているのが、〈すごくいいね! 👍👍👍〉の存在です。実際に〈いいね! 👍〉3つ分として集計されるだけでなく、気に入った誰かがコレクションしてくれるかもしれない、そこからさらにセバスニャンコレクション入りもできるかもしれない……と想像すると、俄然やる気がわいてきませんか? 
 下手なひとが必要以上に引け目を感じずにすむようにフォローしつつ、かつ、上手ければ上手いほど上を目指すことができる設計になっているのは、まったくもって秀逸だと舌を巻かざるをえません。

 さらにいうと、正解率や〈いいね! 👍〉の数は、コンテストの結果として表示はされますが、記録としては残りません。よい結果が消えてしまうことに最初は物足りなくも感じたのですが、同時に悪い結果もさらっと消えるので、見返すたびに感情が刺激されてメンタルが浮き沈みする、ということから無縁でいられます。おかげで、「描きたいから描く」「楽しいから描く」という純粋な気持ちをいつも保つことができたように思います。
 ついでながら、ゲーム内でニックネームを名乗ったりせず、全員匿名で参加するようになっていたり、誰が《いいね! 👍》を付けたか通知しないようになっていたおかげで、妙な遠慮や忖度をしたり、他者の絵の出来栄えと比較したりすることから無縁でいられました(とはいえ、上手いひとほど絵に個性があるのでわかるのですが……)。これもまた、《ネコの絵描きさん》が画力にかかわらず無心に楽しむ場であるための大事な要素だったとおもいます。


 ③ 上手も下手も誰もが名画家

 ふぅ……
 やっと肝心の「描くこと」に話題がたどりつきました。
 ここにもまた、オツなはからいがされています。

 絵筆は、太いのと細いのと、2種類。
 それと、その中間の太さの消しゴム。
 色は黒のみ。

 とてもシンプルな道具立てです。
 そして、これらをつかって描かれる絵は、ドット絵になります。

 そう、ドット絵……どんなに優雅に指先で画面をなぞっても、浮かび上がるのは衝撃的にガタガタの線。最初は己が信じられんくらい下手クソ画家になります。でもだからこそ、「ここでは誰が描いても下手クソだから〜!\(^o^)/」という謎の開き直りが生まれます。
 3ドット分の太筆と1ドット分の細筆に2ドット分の太さの消しゴム、もうすこし便利な機能をつけてくれればいいのに……と感じつつ必死で背景を黒くベタ塗り、なんてこともありますが、描けば描くほど、この3つのアイテムが最低限必要不可欠、絶妙な配置であることがわかってきます。ときには不便とたたかうのに燃えて、たのしくすらなってきます。
 ちなみに、太筆で輪郭を描き、消しゴムでいい感じに削り、細筆で線を足したり点描で影をつけたりしたら、たいていの絵が傑作っぽく見えるようになります。これマジで、ドット絵マジックとしかいいようがありません。
 ときには何度やっても線が決まらなくてくじけますが、「上手なひとも、絵筆の細部のコントロールには苦労してるんだろうな……」ということが実感としてわかるので、なにクソ!(๑•̀ㅂ•́)و✧、とガッツが湧きます。

 わかっていただけるでしょうか……ドット絵という誰にとっても不慣れな土俵に最小限の機能で挑むがゆえに、自然とハンデがつき、上手と下手の差が縮まるんです。そして、慣れてきたころには、このガタガタこそが誰の絵にも自動で味わいを付加してくれてるのだ、ということが納得されてきます。


 ④ 断然頭を使う

 色が黒しかない、というのも意外と手を縛ってきます。
 たとえば、リンゴとナシをどう描き分けるか。着色できたら簡単な課題も、白黒画であるがゆえに難題になってきます。しかも、細部ほどガタガタで不鮮明になるドット絵……想像しただけでオーマイガー!です。ほかにも、真っ白な搗きたてのあんころ餅のつもりで楕円を描いて陰影をつけてるうちに、灰色の薄汚れた石ころにしか見えなくなってたとか。ワナは思わぬところにひそんでいます。私が盛大につまづいたのは、バームクーヘンをワンホールで描いたはずなのに、そこにあったのはどう見てもガムテープがひと巻き、ですかね……着色したら誤魔化せるくらいには形は描けてたんですけど、白黒ドットだけではふわっとした質感がどうしても上手く出せなくて(-_-;)。逆に、普段描いてた絵はいかに着色で誤魔化してたことか、と思い知りました。

 色に制限があるゆえに、伝わるようにちゃんと描く、というのが急にできなくなる。当然ですが、文字の書き込みはNGなので、ナシはナシ、餅は餅、バームクーヘンはバームクーヘンであることを伝えるためのアイデアが勝負になってきます。先ほどの「ガムテープ」の場合だと、ガムテープだとあり得ないけどバームクーヘンならあり得るシチュエーション……たとえば、お皿、フォーク、ナイフと切れ込み、オシャレ感を醸すキラキラや小花を配置すること、が考えつきます。
 そのようにして、なんとか殿堂入りは果たすことができました。が、実際のところ、思いついたあれこれを描き込もうとしても、細部がドットで容赦なく潰れるので、どれもこれも空を漂う謎の黒いシミになってしまい……結局、描き込めたのは切れ込みだけでした。
 だけどココだけの話、描いてあるのが棒人間でも、アイデアが光るものを丁寧に描けば《いいね! 👍》を20個以上集められるし、セバスニャンにもコレクションしてもらえます(その一方で、倉庫入りになりがちなのも棒人間画の宿命です)……お題を的確に伝えるためにアイデアを尽くしているか否かも評価のキモになってくるのです。

 そしてさらに。
 〈ネコの絵描きさん〉、あらかじめ用意されているお題もスゴいんです。

 なんせ、
 3000以上\(◎o◎)/!

 お題のリストが100ページ以上……って、もはや遊びを超えています。
 このお題、3つずつ提示されるのですが、モノそのもの(リンゴ、ケーキ……のようなもの)を描けばいい簡単なものから、絵に描きようのない抽象的なもの(アドベンチャー、儀式、方向オンチ……等々)まで提示されるので、実力に応じて無理なく選べるようになっています。なかには、なかなか上手いところをついてきたな、というお題もあります。たとえば、畳……背景で描くことはあっても、そのものズバリをわざわざ描くってまずないですよね。それから、キリギリス……バッタでもカマキリでもコオロギでもスズムシでもなくキリギリス。これもまた盲点ですよね。画像はもとより、生態からバッタとの違いまで、かなりいろいろ検索して調べました。こんなふうに、意表をつくお題について描くために調べまくる、そしてなぜだかちょっぴり詳しくなる、というのも〈ネコの絵描きさん〉のよき副作用なのです。
 入り口は低くフレンドリーに、だけど、入り込むとどんどん難易度の高い、頭を使うテーマを選び、学ぶことができる。このゲームでお題をこなせばこなすほど描くのが上達するはずだと、つくづく感じ入りました。

 ちなみに、お題のリストは最初は《????》と伏せ字になっていますが、自分が描いたものや、お弟子さんの絵で出たものから順にオープンになっていきます。私は現段階でオープン率59%ほどです。運よくかちあうかどうか、ということと同時に、《????》のまま残るお題はプレーヤーみんなが回避する難しいお題である可能性が高く……長く続けたらいずれは自動で100%オープンになる、というわけではないんです。
 そして、この最後まで残るお題こそが難易度最高の、頭を使って使って使いまくらねば描けないお題になるのでしょうね……遠い目。


 ⑤ コンテストは金力で突破

 落書きていどでも十分楽しいというひとから、画力向上の教材としてガッツリ取り組みたいひとまで、誰がプレイしても絵を描く楽しさを120%味わえるゲーム、それが〈ネコの絵描きさん〉です。いかに丁寧に、良心的に作り込まれているか、つたない説明ではありますが、みなさんに伝わりましたでしょうか。

 で、この良ゲー、さらにアメイジングなポイントがありまして。それが、見出しにかかげた「金力」の問題。

 コンテストに出す → 《金賞》をとる → さらに上位のコンテストに挑戦する

 というのがこのゲームのおもな流れなのですが、実はこの《金賞》、正解率が低くても、《いいね! 👍》が少なくても、確実に獲得できるのです……金の力で。
 コンテストでの入賞は、ほぼほぼ《画力》で決まります。《画力》は絵筆やベレー帽といったアイテムのランクを上げるとアップします。で、アイテムのランク上げは……なんと、コインを必要枚数消費すればできるのです(๑•̀ㅂ•́)و✧
 もちろん、デイリーボーナスで入手できるコインでは足りないので、コツコツといい絵を描いて、コンテストに出して、地道に稼がないといけません。多作なひとほど早く稼げる、というのはありますが、根気さえあれば、いつかは誰でも必要量をかせげるものでもあります。

 最初は「金の力で勝つ……って、どういうこと(^_^;)」と半笑いでうけとめていました。だけど、描き続けていると、思うように殿堂入りできなかったり、《いいね! 👍》の数が低迷したり、やる気が落ち込む時期がでてきます。そんなときに、コツコツためたコインでアイテムをランクアップして、結果、金賞に……金力の賜物、とわかっていても、頑張りのご褒美をもらえたようで、ほっこりするし、なえそうな気持ちにも張りがでるし、頑張ってよかったな、と素直に感じられるんです。
 ゲームって得てして、上手い下手、速い遅い、多い少ない……で評価される世界です。で、これって、運動会で適用される評価軸と同じなんですよ。だけど〈ネコの絵描きさん〉はそれだけではなく、「コツコツ続ける」という評価軸に対してもご褒美を出してくれる。運動会では報われることのあまりないような、鈍臭くても頑張るひとを応援するこの金力システム、なんともこころにくいです。


・◇・◇・◇・


 というふうに、縷々述べてきましたが。

 まるでボードゲームにコツコツ取り組むかのように夢中になれるゲームって、なかなか出会えません。
 そんな貴重なゲームのひとつが、いましもサービス終了をむかえようとしています。ボードゲームなら生産が終了しても中古で出回る可能性がありますが、〈ネコの絵描きさん〉はオンラインです。手に取れる実物は存在しません。配信が終われば最初から無かったかのようにインターネットの世界から消えてしまいます。それが残念でなりません。

 最近の無料ゲームは、「いかにプレーヤーに広告を見てもらうか」に特化していて、楽しかったり、面白かったりする一方で、フォアグラにされるガチョウの強制給餌のように、無理やり広告を飲み込まさせられているような気がしてくるのです。「広告を見せるためにゲームを作っている」というように感じられて、もはや本末転倒なのではないか、とすら感じます。
 だけど、〈ネコの絵描きさん〉は違います。ここまで述べてきたように、プレーヤーの主体性や創造性、向上したいという意欲を引き出し、支援してくれます。上手な画家も下手な画家も同じ土俵にくるみ込んでしまえるやさしさは、多様性の実践です。ゲームでありながら、これはもはや、優れた教育システムです。
 それから、そこはかとなく他者の存在を感じられるところも……どこかの誰かと絵を見せ合い当て合う、という仕組みはもとより、BGM がこれまたいいんです。自分が描いているときは一生懸命さを応援してもらっているような気持ちがしてくるし、お弟子さんの絵を見ているときは、「この絵のプレーヤーさんも、自分みたいに一生懸命描いたんだろうなぁ(*´ω`*)」と、画面の向こうの誰かのひたむきな姿が自然と思いに浮かんでくる。私は〈ネコの絵描きさん〉は、ひたむきさを共通項として誰かとそこはかとなく繋がれる、時代の空気にマッチした、ゆる〜い、ゆる〜い癒やしのSNS だと思ってます。

 ついでながら、〈ネコの絵描きさん〉を提供している NUKENINさん、他のゲームについてもボードゲームの楽しさを再現したような、大人が全力で夢中になれるゲームを提供してくれています。
 私の推しは〈エコノミシティ〉〈DIVIDE〉。どちらもぱっと見はありふれた3マージや2048的なゲームに感じられるのですが、実際にやってみたら運要素よりも戦略が勝利に寄与する、知恵と工夫と努力が報われるゲームになっています。そうでありながら仕組みも操作もシンプルで、ビジュアルも親しみやすいだなんて、まさにオンライン上のボードゲーム!(≧∀≦)b~☆

 ゲームそのものを残すことは無理でも、なんとかそのスピリットだけでも残せないものか……と地団駄を踏むおもいです。せめて、こんな素晴らしいゲームがあったのだ、ということを記録として残しておきたいという気持ちでこの記事を書きました。
 だけどとにかく、よかったらみなさん、いちどでいいから、〈ネコの絵描きさん〉の世界に遊びに来てみませんか? できることならひとりでも多くの記憶に、この世界にはこんな素晴らしいゲームが存在するのだ、ということが残っていてほしい……と願います。


 ということで。
 「ステキなゲームをありがとう」とは、あえて、いまここではいいません。
 最終日まで〈ネコの絵描きさん〉を楽しんで、楽しんで、楽しみきって、最後にそっとこころのなかでつぶやくことにします。

 では、残りすくない日々、絵を描きにちょこちょこと出没することにしまーす(//∇//)





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いま、病気で家にいるので、長い記事がかけてます。 だけど、収入がありません。お金をもらえると、すこし元気になります。 健康になって仕事を始めたら、収入には困りませんが、ものを書く余裕がなくなるかと思うと、ふくざつな心境です。