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今年もやっぱり箱根駅伝 ~各校にドラマあり!

2024年はおめでとうございます、ということが憚られるスタートとなりましたね。

1月1日に発生した能登半島地震により被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
また、1月2日に羽田空港で起きた事故で亡くなられた方へのお悔みを申し上げます。そして、大勢の乗客の命を救ったJAL職員の皆様に敬意を表します。

災害も事故も、日時を選ばず発生します。それを「2024年はよくない年になるのではないか」と憂うのではなく「どんな最悪な状況でも人はその被害を最小限にとどめる努力ができる」と考え、前を向くことを忘れずに過ごしていきたいと思います。

本年も、スタッフ一同、リズムと音楽の力を信じ、職場に地域に学校に笑顔と一体感を届けるべく邁進してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

ビートオブサクセスnote主担当のバービィです。
今年も箱根駅伝に元気をもらったひとりです。
実は去年も箱根駅伝について書いてます(笑)


ご覧になった方々は当然ご存知の通り、この100回大会では原監督率いる青山学院大学が10時間41分25秒の大会新記録で2年ぶり7回目の総合優勝となりました。

昨年の2023年1月の箱根駅伝では駒澤大学が優勝。(青学は3位)
10月の出雲全日本大学駅伝でも駒澤大学が優勝。
そして、11月の全日本大学駅伝対校選手権でも駒澤大学が優勝。
それをうけて、この2024年箱根駅伝も駒澤大学の優勝が濃厚か?と思われていました。
ところが、蓋をあけたら青山学院大学が大会新記録を出すぶっちぎりの優勝っぷり。復路にいたっては、安定の独走態勢だったので正直優勝争いの楽しみはなく、代わりにシード権争いに注目が集まりました。

原監督就任20年目(もうそんなに?!)「負けてたまるか大作戦」が大当たりということでしょうか。
そんな原監督ですが、当初は就任から3年の契約。しかもその3年間で箱根駅伝の本選に出場することはできませんでした。
契約期間最後の3年目には、かなり焦りもあったのでしょう。
人間性より記録を優先して選手をスカウトしたところ・・・

寮の規則は守らない、部をひっかきまわして辞めていく、それにつられて他の部員も辞めていく・・・というようなごたごたが発生したのだそうです。
本当なら、結果が出せないという理由で契約は終了となるところを「あと1年」と監督そして奥様も、あと1年の延長を懇願したのだということです。
それは、原監督が1年目に人間性を重視してスカウトした選手たちが4年生になる、だから今年こそ本選に出られる(ここまで頑張ってきた学生たちを箱根駅伝の本選に出してあげたい)という思いがあったからだと。
そして2009年からは青学は箱根駅伝の「常連校」となっています。

原監督は「チーム力を押し上げるのは心根のよい人間」と言っています。詳しくはこちらの記事にて。

心根のよい人間。きわめて抽象的な表現ですが・・・結局はそこに行きつくのでしょうか?何事も(笑)

心根がよいか悪いかはさておき・・・
風紀の乱れというか、そんな人物に引っ掻き回されたチームが今年は・・・ありました。

2023年の箱根駅伝を見て、個人的に100回大会でどうなるか楽しみにしていたチームがありました。
それは、立教大学です。
立教大学は1968年の出場を最後に、箱根駅伝からは遠ざかっていました。
立教大学は2024年の創立150周年、箱根駅伝100回記念大会に照準をあわせ、箱根駅伝出場を目指す「立教箱根駅伝2024」事業をスタート。2018年12月に上野監督が就任しました。
(上野監督にはかなりの準備期間が与えられたのですね!当初3年契約の青学 原監督とは違うことにびっくり)
つまり大学側は、2024年に箱根駅伝に出て欲しい!と思っていたのですが、それより1年早く2023年に本選に出場したのです。
2023年立教大学は、往路は20位でしたが復路は16位。そして総合では18位という成績を残しました。

1年早く目標を達成したチーム。
1年後の2024年大会では果たしてどこまで伸びるだろうか?そんな風に思った人は少なくなかったはずです。
私も、100回大会での立教大学の力走に期待をしたひとりでした。

ところが・・・

立教大学は、総合18位で2023年の大会を終えたのでシード権がありません。そのため、予選会に出て出場権を勝ち取らなくてはなりません。
2023年10月14日、予選会は東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地をスタートし、立川市街地をめぐり、国営昭和記念公園でゴールするコースで行われました。当然、立教大学も出場したのですが・・・その前の週に上野裕一郎前監督の謹慎、電撃解任という前代未聞の大騒動が起こっていたのです。

解任の理由。
それは・・・上野前監督と女子陸上部員との「不倫」が原因でした。
週刊誌に掲載されることとなり、大学側もスピード対応したのでしょう。

理由が理由だけに、予選会の立教大学には「別の意味での注目」が集まりました。それでも、予選会を突破し出場権を勝ち取った選手たちは素晴らしいと思います。
しかし、この時期の監督不在はチームにとっては大打撃です。
本選の「走順」を決めるのは通常は監督。
立教大学はそれすら「自分たち」で決めなければなりませんでした。

ただ、上野前監督の素行については、選手たちも「なんとなく知ってた」らしいのです。まぁ、そういうのって・・・一緒にいれば隠そうとしても、なんとなくわかってしまうものですよね。
それでも、選手たちはここまで部を強くしてくれたのは、監督のおかげ、とどこか割り切って対応していたのでしょう。それを、週刊誌にすっぱ抜かれて・・・気の毒です。

立教大学は、シード権を取るには至りませんでしたが、2023年の総合18位から4つ順位を上げて14位となりました。監督不在の中でこの成績を収めたのですから、順当に進んでいたらと思わずにいられません。

ただ、週刊誌の報道がなければ「部員たち、選手たちもなんとなく監督の不倫を知っている」状況のなかで練習が継続され、大会に出場して・・・という日々が続いていたのでしょう。もしかしたらシード権が取れたかもしれません。でも内部でのもやもや感は続いたまま・・・。
清廉潔白でいろとはいいませんが、それこそ「心根」の問題にも思えます。

約束より1年早く箱根駅伝に出場するチームを育てあげた上野前監督は名将と言えるのでしょうが、少しお若すぎたのかもしれませんね・・・

心根がよくなるか・・・は、わかりませんが(笑)
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