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芸術の力を信じているか

こんにちは!カンバメイ(緒方美月)です。SNSで出す名前、どうしようか迷ってるんだけど、カンバメイで統一した方がよいのかな?短歌はカンバメイ名義で出してるけど演劇は緒方美月名義でやってるのでぐちゃぐちゃなんだよね…短歌全然書いてないし。という愚痴を自己紹介がてら最初に挟んでおく。

最近、squ@reという演劇ユニットに参加して色々演劇の企画に携わっています。1月には公演もやったよ!久しぶりの演劇でどきどきしたけどやり切ったなという感じ。そんな中でいちばん思ったのは、役者たちがみんな演劇の力を信じていて尊かったなということ。主宰が役者たちにインタビューをする機会があったんだけど、演劇でしか起こせない力があるとか、演劇にしかない魅力があるってみんなが言っていてわたしはただただ感心してしまった。なんか最近演劇信じられてなかったな……という反省もしたのでした。

そんなわたしが「芸術の力を信じているか」という問いを与えられた時に真っ先に思い浮かべる映画があるんだけど、結構王道で申し訳ないんだけど、それは『ショーシャンクの空に』だ。

『ショーシャンクの空に』は刑務所が舞台の映画で、主人公は囚人のアンディ。アンディは教養ある元銀行員で、看守の部屋に立てこもって刑務所じゅうに聴こえるようにオペラ『フィガロの結婚』のレコードをかける。囚人たちは歌に聴き惚れ、空を見上げて立ち止まる。そんなシーンがある。わたしはこのシーンを見て「この映画の作り手たちは芸術を信じているんだ」と思って胸がギュッとなった。実際のところ、とし刑務所でオペラが流れても囚人たちは訝しむだけで感動などしないかもしれない。でも、この映画の作り手たちは少なくとも音楽の、そして芸術の力を信じてこの映画を作っている。だからこのシーンには説得力があった。わたしも、そんなふうに演劇や芸術のことを信じてみたい。そう思った。

わたしだって演劇が好きだけれど、そんなにまっすぐ信じていられない感じがする。演劇でしか与えられない価値ってあるのかな?今この時代で演劇をすることを選ぶのは正解なのかな?問いの答えはまだまだわからないままだ。

とりあえず今はインプットをたくさんしていかないといけないね〜がんばりたい!がんばりましょう私!
3月は演劇も観に行きたいなと思うので何か良さそうな公演があればぜひ宣伝をください…!


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