見出し画像

ヒメと明彦8、後藤恵子編、ヒメと明彦 XXXIX、1977年7月18日(月)、後藤恵子 Ⅰ

ヒメと明彦8 後藤恵子編
ヒメと明彦 XXXIX
 1977年7月18日(月)
 後藤恵子 Ⅰ

 あれから、林田のおばあちゃんが個室に来て、フカヒレを食え、酒をもっと飲めと、料理の山が築かれ酒瓶が山ほど積み上がった。良子のやつは言われるままにクイクイ飲んだ。化け物か?こいつは!

 台湾の連中の話になった。彼女は話を遮らずに黙って聞いていた。良子が話終わると「まずは、後藤恵子の動きを封じることだ。良子の考えでいいだろう。王、後藤恵子の隠し事、弱みを徐に探らせろ。話はそれからだ。後藤恵子にどう接触するか、こちらの言うことをどうきかせるか、台湾野郎どもを間違った方向に向かわせるか、これはもうちょっと考えてみよう。張のお嬢ちゃん、あんたのパパには言ってないのかい?」

「いいえ、まだですが、もう相談したほうがいいでしょうか?」
「まだ、ちょっと待とう。明後日、結論を出そう。ジミー、お前、客家のコネで、いろいろ聞き出せるよね?どの閥にも客家はいるんだから」
「ハイ、林田の奥様、できることはいたします」
「ジミーができることか・・・まず、台湾のヤツラ二人をつけていった手下の報告を待つとしよう」
「情報が入り次第、ご報告いたします」
「良子ちゃん、あなたがみんなを指揮しな。ウチの者は使っていい。王、わかったね」
「了解いたしました」

 ジミーに電話がかかっていた。喫茶店の伝言で、ジミーの手下はここに連絡することになっていたのだ。ジミーがメモを取りながら、報告を聞いていた。「彼らの名前と住所がわかりました」と林田のおばあちゃんに説明した。
「王、台湾の連中、この二人と跡継ぎだけがしょっぴかれなかったんだろ?だが、大阪とか、連中の仲間を呼ぶかもしれないね?跡継ぎの居場所、大阪などの連中の仲間をお調べ」
「ハイ」
「ファンファン、良子ちゃん、大学があるだろうが、しばらくお休み。明日、また、ここで話をしようじゃないか?夕方でいいね?都合のいい時間を電話して頂戴。何かわかったら、みんないつでもいいから、私か王に連絡して。今日はできることはそれくらいだよ」

 良子とジミーとH飯店を出た時、もう陽はくれていた。

「良子、どうする?そう言えば、明彦、雅子、美姫には教えなくていいか?教えないほうがいいね?」
「美姫は回復するのに時間をあげないと。先週の金曜日に連れ去られて、怖い目にあって、まだ今日は月曜よ。美姫は雅子と明彦に面倒をみてもらって、この話はしない。彼らに教えても、彼らができることはないわ。それより、あなた、まだ、刑事に連絡していないじゃない?」
「私が加賀町署に電話するのは、後藤恵子が出るからマズイなあ」
「ジミーに電話してもらえばいいじゃない。それで、電話をあなたに代わってもらって、どこか外で落ち合えば。ねえ、ジミー?刑事に電話してくれるわよね?」
「もちろんです、良子さん」

「どこで落ち合う?」
「この近くじゃない方がいいわね。ファン、最後に刑事と会った場所は?」
「あ~、え~っと、伊勢佐木町のラブホだ・・・」
「あら、私、ラブホテルって行ったことがなかったんだ。面白そう。ねえ、ラブホテルで待ち合わせ!先にラブホテルで二人で待ってましょう!」
「なんか、嫌な予感がするけど・・・」
「うるさいわね!今回の指揮は私に任せるってあなた言ったじゃない!」

 ジミーに電話させた。私も受話器に耳をつけた。電話交換の女性が出た。「周栄方(こいつ、栄方というのか!)と申しますが、刑事課の吉村警部補はおられますか?内密にご相談したいことがありまして」と説明した。ジミー、うまいよ。女性が「吉村ですか?え~、少々お待ち下さい」と言って、内線電話をつなごうとしている。ジミーが、ファンファン、顔が近い!恥ずかしいじゃないか!と言うので、お前でも照れることはあるのか?チュウしてやろうか?と言うと、口を尖らしたので、ホッペタを引っ叩いた。ジミーが受話器を渡した。浩司が電話に出た。

「周栄方さん?存じ上げませんが?」と言う。
「浩司、ファンファン」
「お!ファンファン、連絡しようと思っていたんだ」
「浩司、大変なことになってるのよ。電話じゃ言えない。何が何でも外で会おう」
「そうか。深刻な話だな?」
「ええ、あのね、この前のラブホ覚えている?」
「ラブホ・・・」
「あそこに来て。チェックインしておく。受付で、ファンファンがいるはずだ、と言えば、売春婦を買う客と間違えて部屋を教えてくれるよ」
「何もラブホじゃなくても・・・」
「それだけバレるとやばい話ってこと!」
「わかった、わかった。お前はどこにいる?」
「今、H飯店の近くの公衆電話。ここからタクシーで直接伊勢佐木町に行くわ」
「わかった。少し、遅れていくが待っていてくれ」

 さてと。

「ジミーはどうする?」
「俺は台湾の連中のことをもっと探っておく。後藤恵子も調べておく」
「ジミー、助かるわあ。どうお礼をしていいやら」と良子が水玉ワンピの胸の下を両手で押し上げた。「私の体でよければ、ジミーの好きなように私の体をもてあそんでもかまわないのよ?」と言う。こら!可哀想なジミーをからかうんじゃない!
「良子さん、もったいない。お礼は、ファンファンが女の子を紹介してくれるんでそれでいいです。良子さんをどうにかするなんて、恐れ多いです、ハイ」
「あら、ファン!また、私、フラれたの?」

 伊勢佐木町に行くタクシーの中で「ファン、ジミー、ちょっと股間がもっこりしてたわね?私の裸、想像したのかしら?想像だけなんて、もったいない。私がいいよ、って言うんだから、抱いてくれたっていいのにね?ケチね?」と言う。口ほどにもない。去年の夏から、明彦以外とやってないくせに。

 伊勢佐木町のラブホにチェックインした。女二人?と聞かれて、後から男が一人来る、ファンファンの部屋と聞くと思うので部屋番号を教えてやってほしいとお願いした。お盛んだね、一人分、追加料金だよ、ご休憩2時間ね?と言われた。ラブホ料金って、二人基準だったの?ただし、1.2倍だったけど。なぜ?と思ったら、後でタオルをもう一枚、持っていくわ、と言う。なるほど。タオル代なんだ。

 良子はラブホの部屋にケチを付けた。ファン!掲示板の部屋の説明書きで、三角木馬とか鞭とかローソクとか、四方が鏡で回るベッドがあるお部屋があるのに、なんでこんな普通の部屋をとるのよ!つまんない!と言う。バカ野郎。こっちは、これから彼氏が来るのに、おまえなんかと一緒の部屋で、SM部屋とか鏡部屋なんて場所で、台湾マフィアの問題を打合せできっかよ!

 良子は、つまんない、と言いながら、ベッドにうつ伏せになって、脚をブラブラさせる。おい!スカートがめくれて、パンツが見えてるぞ!いや、私のはパンツだが、こいつのは、パンティーだ。物が違う。良子みたいなパンツは買う時にビビるのだ。透けて見えたり、私のパンツの数分の1の布地面積だったり、お尻の穴がむず痒くなりそうな紐状だったり。私なんかは、カルバンクラインで十分だ。十分だと思う・・・浩司に聞いてみるか?良子のみたいなのを一緒に買いに行って・・・くれそうもないな?刑事だから。

「ねえ、ファン?吉村さんは遅れてくるんでしょ?」
「1時間と言っていた」
「ラブホで、女の子が二人、1時間も手持ち無沙汰よね?こんな色とりどりのお部屋で」
「だから、何だ?台湾マフィアの問題で、いいアイデアでもあるの?」
「まあ、ファン、無粋だわ。ファンみたいな可愛い子と良子ちゃんがこういう場所で二人っきりなら、二人はもっと親密になってもいいと思う」上目遣いでそういうことを言うな!
「あのな、私は、あんたや美姫、明彦みたいな趣味はないんだ」
「新しい世界を広げましょうよ」

 良子がベッドの上をにじり寄ってくる。私はベッドの角に腰掛けていた。

 やめてくれ!これから、私の刑事の彼氏が来るんだよ?あ!ますます、マズイじゃないか?こういう発情した超絶美少女と同じ部屋だと。良子の言うことを聞くんじゃなかった。何が、ラブホで待ち合わせで、打ち合わせだ!

「ねえ、ファン」と甘ったるい声で後ろから抱きつかれた。脇の下に手を差し入れられた。「雅子が本命になったでしょう?美姫も戦線離脱してたのが、雅子の仲介で戻ってきちゃったじゃない?何も悪いことをしていない良子ちゃんははじかれちゃったのよ。可哀想でしょ?寂しいのよ」

 首筋を舐められた。鼻息が耳にかかる。オッパイを揉まれた。こら~!「良子、止めて!これから真面目な話をするんだから!」「これから、でしょう?今、じゃないでしょう?ねえ、ファン~・・・」いかん!こいつは言い出したら聞かない。これで拒否しようものなら、あとで、どんな仕返しをされるか、わからない。

 スカートをめくられた。「ファン、だめじゃない?女子大生が白のカルバンクラインのパンツをはくなんて!」ブラウスのボタンを外される。「ほらぁ、ブラもカルバンのスポーツブラ。オッパイの生育に悪いわ。こんど、一緒に下着を買いに行きましょうね」「あんたと下着なんか買いにいったら、薄い透けてる下着を買わされるよ!」「何言ってるの。男は、その薄い透けてる下着を見たいのよ。カルバンなんて中学生のはく下着なんか男は見たくないわ。いくらボーイッシュスタイルだからって、カルバンはダメよ」もう諦めた。しょうがない。良子に抱かれるならいいわよ。気持ちいいわけだし。

 パンツを脱がされて、ものすごい恥ずかしいことをされた。私も良子に言われてものすごい恥ずかしいことをした。こいつはこんなことを美姫としていたのか?みんな、陰では何をやっているか、わからないんだね。あ~、私なんて中学生レベルじゃないか!

 ボォ~っとして、アンアンしていると、急に良子が真顔になって「あら、時間じゃない?もう吉村さんが来る頃よ。ほら、ファン、ボォ~っとしてないで、服を直しなさい」とれーせーに言いやがる。床に落ちたカルバンを私に放り投げた。「ちゃんとパンツはいて!ノーパンで打合せしたいの?」と言う。こいつはロボットか?一瞬前まで、私と同様、アンアンしていたのに。

 パンツを履いていると、良子が言うようにドアがノックされた。透視能力でもあるのか?ドアを開けた。浩司が部屋の中を見て「良子さんもいるのか?ラブホに?」と言う。良子がラブホにいたらおかしいのか?良子はラブホなんかにいる人間じゃないとでも思っているのか?私はどうせラブホがお似合いですよ。フン!

「ファンファン、受付でタオル渡されたぞ?何なんだ?」
「・・・ああ、三人で使うって言ったら、追加料金を取られて、それがタオル代だった。基準は二人利用で、タオルも二人分しかないんだろ」と答えた。
「ファンファン、頬が紅潮しているけど、シャワーでも浴びたのか?」と聞かれた。腕立て伏せをしてました、って答えりゃいいのか?良子がベッドにうつ伏せになって、
「吉村さん、ファンが待ちの時間つぶしにって言うので、女の子二人でちょっとイタズラしてたんですよぉ~」と言う。このアホが!浩司が私を睨む。

 良子がスルッとベッドを降りて、二人がけのソファーに座った。長い脚を組んで腕組みした。「ハイ、打ち合わせのお時間よ」と言う。どこまでマイペースなんだろう?浩司が良子の正面に座ろうとしたので、「浩司は良子の横!」と彼女の横に座らせた。変な顔をするので、「ダメよ、浩司!正面なんかに座ったら、脚を組み替えるフリをしてパンツを見せるよ、こいつは」「清楚な良子が?こんな美少女が?」「あんたは彼女を知らない!」

「まあまあ、痴話喧嘩してないで。まず、ジミー・周というファンの同級生の客家が台湾の人たちから盗み聞きした話の前に、県警内部の台湾スパイの話を。スパイは、後藤恵子。加賀町警察署の電話交換/受付/交通係だそうよ。だから、ファンは吉村さんの呼び出しをジミーにお願いした。電話交換係が後藤恵子の可能性があるから。後藤は、ファンと同じ三代前に帰化した台湾系日本人。中国名、レイニー・ヤン(楊丞琳)。吉村さん、彼女のことをご存知?」
「後藤恵子か・・・」
「彼女は、土曜、日曜日の事件の経緯を探っていて、台湾の人たちに報告するつもり。吉村刑事の名前が知られるのも時間の問題。それから、芋づる式に私たちのことも判明するでしょうね」
「後藤恵子はマズイな。彼女は、加賀町署の副署長や刑事課の警部と寝てるって噂がある」
「ハニトラね?副署長や刑事課の警部と寝ているとすると、次に寝る時、寝物語で探り出されるかもしれないわね?・・・ファン、王さんに電話して。まず、この話を王さんの耳に入れておきましょう」
「良子さん、もう一点。後藤恵子は、署の柔道でかなりの腕前だ。俺と互角、いや、わざと負けているような気がする。有段者並なのに、黒帯はとらない。技量を隠蔽しているんだと思う。ファンや良子さんともいい勝負になるかもしれない」
「メギツネね。ファン、そのことも説明して」
「了解」

 私が部屋の電話で王さんに連絡を取った。加賀町署の副署長や刑事課の警部と寝てるって噂の話、柔道のかなりの腕、ということを説明した。王さんが唸っている。王さんもわかったことがあると言う。徐さんが、これは関係する話かどうか、と言って、レイニー・ヤンは徐さんの高校時代の彼女だったそうだ。え~、さっきなんで言わないの?大学に入って、同級生数人にレイプされたそうで、それが動機で警察に就職することを選んだ、男性を憎んでいるということだ。う~ん。王さん、何かあったらまた連絡します、と電話を切った。

 良子と浩司の王さん、徐さんの話をした。二人とも唸っている。それから、浩司に、ジミー・周の盗み聞きした話、良子の作戦、林田のおばあちゃんとの会話を説明した。今、徐さんやジミー・周のグループがレイニー・ヤンの隠し事、弱みを探っているが、副署長や刑事課の警部と寝てるなら、その証拠の写真も撮れるはずと言った。

「まいったな。どうやって、後藤恵子を操って、台湾の連中にガサネたを掴ませて、連中を逮捕するかだな」
「明日、夕方、H飯店でおばあちゃんと打合せすることになっているのよ。吉村さんも参加して。6~7時頃にしましょう。署に電話するのはマズイでしょうから、吉村さんの部屋にファンか私が電話します」
「話は以上だな?俺はまた署に戻る」

「あら?ご休憩時間が1時間、余っちゃったわ。私は帰るから、二人で1時間、使ったら?それとも、私を混ぜてくれる?」
「良子、バカなことを言ってないで、帰るぞ」と浩司の顔を見た。変な顔をしている。あ!「浩司!今想像したろ?良子の『私を混ぜてくれる?』で変なことを考えたろ?」
「・・・いや、その・・・」
「バカ!浩司!良子に冗談は通用しないよ。普通の常識はないんだよ。頷いたら、ほんとにやるからね」
「ほんとに・・・やる・・・」

「帰るぞ!」私は、浩司と良子を急き立てて、部屋を出た。いつか、良子が混ざって、三人でやるかもしれない。恐ろしい女だ。

ヒメと明彦 XXXIX に続く。


登場人物

宮部明彦    :理系大学物理学科の1年生、横浜出身
仲里美姫    :明彦の高校同期の妹、横浜の女子校の3年生
高橋良子    :美姫の高校の同級生
生田さん    :明彦のアパートの大家、布団屋さん
坂下優子    :美姫と良子の同級生
張本芳子    :良子の小学校の同級生、大陸系中国人の娘、芳(ファン)
林田達夫    :中華街の大手中華料理屋の社長の長男
吉村刑事    :神奈川県警加賀町警察署所轄刑事
王さん     :H飯店のマネージャー/用心棒
徐永福     :王さんの部下
ジミー・周   :ファンの知り合いの客家のプータロー
後藤恵子    :神奈川県警加賀町警察署交通係

小森雅子    :理系大学化学科の学生、美術部。京都出身、
         実家は和紙問屋、明彦の別れた恋人
吉田万里子   :理系大学化学科の1年生、雅子の後輩、美術部
内藤くん    :雅子の同期、美術部、万里子のBF
田中美佐子   :外資系サラリーマンの妻。哲学科出身
加藤恵美    :明彦の大学の近くの文系学生、心理学科専攻
杉田真理子   :明彦の大学の近くの文系学生、哲学専攻
森絵美     :文系大学心理学科の学生
島津洋子    :新潟出身の弁護士
清美      :明彦と同じ理系大学化学科の学生、美術部


よこはま物語、ヒメと明彦1~4+5

★ヒメと明彦1、明彦+美姫編

ヒメと明彦 Ⅰ
 1975年8月4日(月)
 ●初体験
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19357082
ヒメと明彦 Ⅱ(Masako Komori、ラブホ)
 1976年2月14日(土)
 ●合格発表
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19357082#2
ヒメと明彦 Ⅲ
 1976年2月14日(土)
 ●ラブホテル
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19357082#3
ヒメと明彦 Ⅳ
 1976年3月19日(金)
 ●部屋探し
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19357082#4
ヒメと明彦 Ⅴ
 1976年3月19日(金)
 ●押しかけ同棲
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19357082#5
ヒメと明彦 Ⅵ
 1976年3月19日(金)
 ●千駄ヶ谷の底なし沼
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19357082#6

★ヒメと明彦4、雅子+明彦編

ヒメと明彦 Ⅶ
 1976年4月26日(月)
 ●Masako Komori Ⅰ
 1976年9月17日(金)
 ●Masako Komori Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359556
ヒメと明彦 Ⅷ
 1977年4月22日(金)
 ●Masako Komori Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359556#2
ヒメと明彦 Ⅸ
 1977年7月15日(金)
 ●Masako Komori Ⅴ
 神楽坂、居酒屋
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359556#3
ヒメと明彦 Ⅹ
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の部屋 Ⅰ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359556#4
ヒメと明彦 XI
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の部屋 Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359556#5
ヒメと明彦 XII
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の部屋 Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359556#6
ヒメと明彦 XIII
 1977年7月16日(土)
 ●雅子の推測
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359556#7

★ヒメと明彦2、美姫編

ヒメと明彦 XIV(良子の初アパート訪問)
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅰ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359760
ヒメと明彦 XV
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359760#2
ヒメと明彦 XVI
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359760#3
ヒメと明彦 XVII
 1976年4月10日(土)
 ●Miki Nakazato Ⅳ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359760#4
ヒメと明彦 XVIII
 1976年4月10日(土)(初3P)
 ●Miki Nakazato Ⅴ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359760#5
ヒメと明彦 XIX
 1976年4月30日(金)(予備校、3P)
 ●Miki Nakazato Ⅵ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359760#6

★ヒメと明彦3、良子編

ヒメと明彦 XX
 1976年5月1日(土)
 ●Ryoko Takahashi Ⅰ(ヒメと明彦2、美姫編、ヒメと明彦 XIXの続き)
 1976年5月3日(月)
 ●Ryoko Takahashi Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359846
ヒメと明彦 XXVII 👈 NEW
 1976年5月7日(金)
 ●Ryoko Takahashi Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359846#2
ヒメと明彦 番外編1
 1976年8月28日(土)
 ●酒と目薬
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19359846#3

★ヒメと明彦5、芳芳編

ヒメと明彦 XXI
 1970年2月4日(水)
 ●良子、小学6年生
 1977年7月13日(水)
 ●良子の懸念
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19381747
ヒメと明彦 XXII
 1977年7月14日(木)
 ●芳子の捜索 Ⅰ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19381747#2
ヒメと明彦 XXIII
 1977年7月14日(木)
 ●芳子の捜索 Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19381747#3
ヒメと明彦 XXIV
 1977年7月16日(土)
 ●芳子の捜索 Ⅲ
 1977年7月16日(土)
 ●雅子 Ⅰ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19381747#4
ヒメと明彦 XXV
 1977年7月16日(土)
 ●良子の家
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19381747#5
ヒメと明彦 XXVI
 1977年7月16日(土)
 ●天ぷら蕎麦
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19381747#6

★ヒメと明彦6、明彦編

ヒメと明彦 XXVIII
 1977年7月16日(土)
 ●林田
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19423317
ヒメと明彦 XXIX
 1977年7月16日(土)
 ●作戦会議
 ●車内
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19423317#2
ヒメと明彦 XXX
 1977年7月14日(木)
 ●拉致
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19423317#3
ヒメと明彦 XXXI
 1977年7月17日(日)
 ●侵入
 ●救出
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19423317#4
ヒメと明彦 XXXII
 1977年7月17日(日)
 ●口裏合わせ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19423317#5

★ヒメと明彦7、雅子と美姫編

ヒメと明彦 XXXIII
 1977年7月17日(日)
 ●雅子の提案
1977年7月18日(月)
 ●美姫の引っ越し Ⅰ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19447365
ヒメと明彦 XXXIV
 1977年7月18日(月)
 ●盗み聞き
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19447365#2
ヒメと明彦 XXXV
 1977年7月18日(月)
 ●美姫の引っ越し Ⅱ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19447365#3
ヒメと明彦 XXXVI
 1977年7月18日(月)
 ●美姫の引っ越し Ⅲ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19447365#4

★ヒメと明彦8、後藤恵子編

ヒメと明彦 XXXVII
 1977年7月18日(月)
 ●ジミー・周
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19464538
ヒメと明彦 XXXVIII
 1977年7月19日(火)
 ●美姫の引っ越し Ⅳ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19464538#2
ヒメと明彦 XXXIX
 1977年7月19日(火)
 ●後藤恵子 Ⅰ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19464538#3


ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子 総集編1

ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子 総集編2

ヰタ・セクスアリス(Ⅰ)雅子 総集編3

挿入話第7話 絵美と洋子、1983年1月15日/1983年2月12日

ヰタ・セクスアリス - 雅子 16(エピローグ)


登場人物

宮部明彦 :理系大学物理学科の2年生、美術部
小森雅子 :理系大学化学科の3年生、美術部。京都出身、実家は和紙問屋
田中美佐子:外資系サラリーマンの妻。哲学科出身

加藤恵美 :明彦の大学の近くの文系学生、大学2年生、心理学科専攻
杉田真理子:明彦の大学の近くの文系学生、大学2年生、哲学専攻

森絵美  :文系大学心理学科の2年生
島津洋子 :新潟出身の弁護士

A piece of rum raisin - 単品集

奴隷商人とその時代 (続き)
奴隷商人とその時代 Ⅳ
 ●紀元前46、47年前後の出来事
 ●古代ローマの浴場

奴隷商人とその時代

奴隷商人とその時代 Ⅰ

奴隷商人とその時代 Ⅱ
 ●古代の鏡

奴隷商人とその時代 Ⅲ
 ●イスラムの一夫多妻制度
 ●奴隷制度
 ●奴隷制度・ハレムと一夫多妻制
 ●奴隷商人ムラーの商売

奴隷商人 Ⅰ

奴隷商人 Ⅱ

奴隷商人 Ⅲ

奴隷商人 Ⅳ

奴隷商人 Ⅴ

奴隷商人 Ⅵ

奴隷商人 Ⅶ

奴隷商人 Ⅷ

奴隷商人 Ⅸ

シリーズ「A piece of rum raisin - 第1ユニバース」

第1話 メグミの覚醒1、1978年5月4日(火)、飯田橋
第2話 メグミの覚醒2、1978年5月5日(水)
第3話 メグミの覚醒3、1978年5月7日~1978年12月23日
第4話 洋子の不覚醒1、1978年12月24日、25日
第5話 絵美の覚醒1、1979年2月17日(土)
第6話 洋子の覚醒2、1979年6月13日(水)
第7話 スーパー・スターフィッシュ・プライム計画
第8話 第二ユニバース
第9話 絵美の殺害1、第2ユニバース
第10話 絵美の殺害2、第2ユニバース
第11話 絵美の殺害3、第2ユニバース

シリーズ「フランク・ロイドのヰタ・セクスアリス(Ⅱ)-第4ユニバース

第一話 清美 Ⅰ、1978年2月24日(金)
第一話 清美 Ⅱ、"1978年2月24日(金)1978年2月27日(月)
第二話 メグミ Ⅰ、1978年5月4日(火)
第三話 メグミ Ⅱ、1978年10月25日(水)
第四話 メグミ Ⅲ、1978年10月27日(金)
第五話 真理子、1978年12月5日(火)
第六話 洋子 Ⅰ、1978年12月24日(土)

 ●クリスマスイブのホテル・バー
 ●女性弁護士
第七話 絵美 Ⅰ、1979年2月17日(土)
 ●森絵美の家
 ●御茶ノ水、明治大学
 ●明大の講堂
 ●山の上ホテル
第八話 絵美 Ⅱ、1979年2月21日(水)
第九話 絵美 Ⅲ、1979年2月22日(木)
第十話 絵美 Ⅳ、1979年3月19日(月)1979年3月25日(日)
第十一話 洋子 Ⅱ、1979年6月13日(水)

メグミちゃんの「ガンマ線バースト」の解説

マルチバース、記憶転移、陽電子、ガンマ線バースト


シリーズ「雨の日の美術館」


フランク・ロイドのブログ


フランク・ロイド、pixivホーム

シリーズ「アニータ少尉のオキナワ作戦」

シリーズ「エレーナ少佐のサドガシマ作戦」

A piece of rum raisin - 第3ユニバース

シリーズ「フランク・ロイドのヰタ・セクスアリス-雅子編」

フランク・ロイドの随筆 Essay、バックデータ

弥呼と邪馬臺國、前史(BC19,000~BC.4C)


#小説 #マンガ #ファッション #恋愛小説 #SF小説 #台湾侵攻 #マンガ原作 #近未来小説 #先島諸島侵攻 #ファッション #先島諸島侵攻

サポートしていただき、感謝、感激!