かなみ

自分のことをつらつらと書いていきます。

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最近の記事

ユーリ!!!on ICEへ愛を込めて

 その発表は突然だった。 ユーリ!!!on ICE劇場版製作中止のお知らせ  2016年に放送されたユーリ!!!on ICE(以下YOI)沼に落ちて、早いもので8年。確か2017年に劇場版制作発表があったと記憶している。途中、公開延期のお知らせもあったが、いつかはこの目で劇場版を見るんだと、ずっと待ち続けていた。  でも、あまりにも時間が経過していたこともあり、少しずつ諦めにも近い感情が湧き始めていた。YOIの製作に携わっていたMAPPAは今でも多くの素晴らしい作品を作

    • 言葉の力と創作者の尊重

        何から書いていこうと、書いては消し、書いては消しを繰り返している。 先日起こった悲しくて悔しい、そんなニュースを自分の中で噛み砕いて、自分の負の感情と向き合う、そんな数日間を過ごしている。  あんな悲しいことが起きる前、ネット上が騒がしくなっていたこともあり、どうなるのだろうと酷く心配していた。    また、言葉を生業としている人間が、他人に対して何とも不躾で、失礼な物言いをすることを躊躇いもなくやってしまう様子を見て、心底軽蔑していた。 なんて、意地の悪い言葉を書いて

      • 2023年の振り返り

         気がつけば、もう大晦日。 振り返ってみると、今年も心身の不調に翻弄された1年だった。  昨年から悩みの種であるヘルニアの調子は相変わらず辛い。3月からリハビリがスタートしたが、一進一退という感じ。 Xでも、痺れや痛みについての愚痴をたくさんポストしたと思う。 *簡単にこの1年をふりかえってみると・・・*  6月末、コロナに感染。 感染後、落ちた体力が戻らず、つらい夏を過ごすことになった。  そして、8月の最終日。 良性発作性頭位めまい症が再発した。  これまで経験

        • 教員の働き方①

          ※今回の記事は、私の経験を踏まえて、常日頃思っていた、個人的な考えを書いています。ご了承ください。  文科省が立ち上げた「教師のバトンプロジェクト」というものがある。旧Twitterで、このハッシュタグがついたポストを何度も目にした。文科省の狙いとしては、教員不足が深刻化している現状打破のために、将来教員を目指す若者が増えるようにという期待を込めて立ち上げたプロジェクトだったと思う。  しかし、実際には、現場で働いている教員の労働環境の実態に関する訴えが多かったと記憶してい

        ユーリ!!!on ICEへ愛を込めて

          疲れたなぁ

           先日、上の息子が全治2ヶ月の大怪我をした。救急車で搬送され、そのまま手術となり本人に会えたのは、連絡が来てから4時間後だった。  入院の話も出たが、卒論や就活が残っていたため、実家である我が家に連れて帰ってきた。  前にも書いたかもしれないが、彼は幼少の頃大怪我などがあり、片足の軽い麻痺と著しい筋力低下がある。 そのため日々の生活では、もう片方の足を頼りに生活していたのだが、今回手術したのはその頼りにしている足。  室内では松葉杖生活をしているが、やはり介助が必要な場面も出

          疲れたなぁ

          良性発作性頭位めまい症のつらさ

           久しぶりのnote更新。 8月最終日から1ヶ月、体調を崩して日常生活を送れない状態が続いて、なかなか大変な思いをした。そして現在もその症状が続いている。6月末にコロナに罹患して、ようやく体調が戻った矢先の出来事である。 今日はこの数ヶ月のことを綴っていこうと思う。 ●突然の目眩●  8月最終日の朝、それは突然やってきた。ベッドから起き上がった瞬間、激しい回転性の目眩。 「あ、良性発作性頭位めまい症復活か。」 と判断し、とにかく遠くの一点をじっと見続けること数分間。次第

          良性発作性頭位めまい症のつらさ

          友人からの暑中見舞い

           毎日暑いですね。 今朝、起床した時点で29度になっていて、ええっ!?と驚きました。今夏の暑さは尋常ではないですね。  さて、6月末のコロナ感染から1ヶ月が経過しました。コロナからの副鼻腔炎も随分よくなり、大好きなコーヒーを飲める幸せを噛み締めているところです。 (ただ体力はまだ戻らず、こちらは時間がかなりかかりそうです…。)  味覚がハッキリ戻ったのは10日ほど前。 その日、昼食を食べたときはまだボンヤリとした感じだったのですが、夕食を食べたときには味覚が戻っていました

          友人からの暑中見舞い

          副鼻腔炎や、その他雑記

           コロナ発症から14日経過したものの、なんとなくまだ喉の調子が悪い。病院に行くほどかな?様子見ようかなとグズグズしていたが、とりあえずかかりつけ医を受診した。(コロナの時と同じ病院)  診察の結果、副鼻腔炎になっていた。抗生剤とカルボシステインが処方され、鼻の吸入までして帰宅。  吸入中、看護師さんからコロナ時のことについて雑談という名の聞き取り。体調がなかなか辛かったという話をすると、もう少し早く受診してもよかったのにといった話をされた。おそらくコロナの後遺症のことなど、

          副鼻腔炎や、その他雑記

          コロナに感染した話 後編

           前回からの続きになります。 【11日目〜12日目】  全体的に症状は落ち着いてきたものの、夜中に37度台の発熱あり。ここ数日、36度後半から37度前半の熱が続いており、倦怠感も継続中。  ここで少しゴタゴタすることがあり、何もかもが面倒くさいなどと呟く。  食欲は旺盛。わんぱく少年かよ!というくらいの食欲が出てくる。漢方恐るべし。 【13日目】  喉の痛みと痰は、一段と落ち着いてきた。 倦怠感も前日よりは改善される。 ここでやっと平熱に戻る時間帯が出てくる。 本当に少し

          コロナに感染した話 後編

          コロナに感染した話 前編

           ついに、感染しちゃいましたよ、コロナ。 この記事を書いているのは、発症から11日目なのですが、なかなか体調戻りません。 ただの風邪とか言ってるやつ、出てこいや! って気分です、本当に。  せっかくなので、大体の経緯などを書き連ねていこうと思います。 感染者の基本データ 年齢 アラフィフ 基礎疾患 なし。一応。 ワクチン 接種済 感染回数 今回が初。 これまで濃厚接触者になり、自宅待機になったことは6回以上あるが、逃げ切ってきた。 発症までと発症後の経緯 【

          コロナに感染した話 前編

          会えなくなった人

           後輩が亡くなっていたことを知ったのは、今年に入ってからのことだった。亡くなったのはもう随分前で、私の友人たちも知らなかった。  まだ若く、これからという時に、思いもよらぬことで命を失った。 とてもショックだった。  後輩は、ツンデレというのか、ある人から見れば「可愛げがない」と評されるような人だったが、単に人見知りなだけで、慣れてくるとかわいい一面も多く見られる人だった。  恋人の話をする時には無邪気に幸せそうに笑う、かわいらしい人だった。  私が仕事を辞めるとき、

          会えなくなった人

          疎遠にしたら怖い思いをした話

           私は元来とても臆病な性質で、日常の様々な場面でしんどさを感じることがある。 特に、人との付き合い方で悩むことが多い。 例えば、自分の発言で、他人に嫌な思いをさせなかっただろうか、と酷く気にすることがある。 そうなると、しばらく落ち込み、家族に話を聞いてもらい、その発言が大丈夫だったかを確認するという、とても面倒くさい状況に陥る。家族にしてみれば、いい迷惑だろう。 年齢を重ねて、図太く、強かになるだろうと思っていたが、実際はそうでもない。  さらに、そういう性格なので、他

          疎遠にしたら怖い思いをした話

          私の母という人②

           もうすぐ誕生日なのですが、実は私と両親の誕生日がめちゃくちゃ近くて、嫌でも思い出す、そんな時期です。  私が40代に入る前は、両親に誕生日プレゼントを送ったりもしてました、一応。 だけど、ある日 「かなみちゃん。来年から誕生日プレゼントとか、記念日のプレゼントは遠慮したいの。引きこもりの弟ちゃんが、自分は働いてなくてプレゼント買えないよーって、コンプレックスに思うでしょう?」 と言われたので、それ以降贈り物はやめました。ちなみにお歳暮等を送っても 「あまり、美味しくな

          私の母という人②

          私の祖父

           母方の祖父は、15年前に亡くなった。私が幼い頃は厳しいイメージが強く、近寄り難いところがあった。 実際、私が初孫ということもあり、どう接していいのかわからなかったから厳しく接してしまったと、後に祖父は語っていた。  祖父母は農業をしながら、6人の子供を育て上げた。自給自足に近い生活で、自然と共に暮らすそんな生活を送っていた。 子や孫たちは、季節が巡るごとに祖父母宅へ集まり、茶摘みや、田植え、野菜の収穫、稲刈り、餅つきなどを皆で協力しながら行っていた。 冬になると祖父が作っ

          私の祖父

          ヤングケアラー

           最近、ヤングケアラーという言葉を目にする機会が増えた。大人が担うようなケア責任を引き受け、家族の世話をする子どもたちのことを言うらしい。  うちの母が毒親だということは以前書いたことがあるが、父も自分勝手な人間だった。 私には一回り以上年の離れた弟がいる。その子を産んだとき、母は高齢出産と言われる年齢だった。そして、私は中学生で多感な時期だった。  一人っ子だった私は弟ができて、嬉しかった。でも、里帰りできない母にとっては、いわば「お手伝いさん」状態だった。 炊事洗濯

          ヤングケアラー

          勝手に傷ついた出来事

           今回の記事には、障害のあるご家族がいる方にとって、不快になる言葉が出てくると思います。(少なくとも私とその他一人はグサッときました)  腰椎椎間板ヘルニアの定期受診に行ってきた。リハビリを受けたいが、現在プライベートがあまりにもゴタゴタしていて、それどころではないので、この話は次回受診まで持ち越すことになった。  精神的なストレス度合いが増えると、坐骨神経痛も比例してひどくなる。ヘルニアになった当初は腰痛、痺れに悩まされたが、今は痛みはもちろんあるが、痺れのほうが辛いか

          勝手に傷ついた出来事