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「ゴーストワールド」の事ばかり考えてしまう。

題名の通り、映画「ゴーストワールド」の事ばかり考えてしまう。

最近、「ゴーストワールド」という映画を見に行った。


「ゴーストワールド」とは、2001年に公開された映画で、高校を卒業したイーニド、レベッカの二人の女子が進学も就職もせずにただ暇を弄ぶ映画である。

去年から20数年ぶりにリバイバル上映されているらしく、恥ずかしくも「ゴーストワールド」なる映画は最近知った。


イーニド、レベッカの二人は、近いうちに一緒に暮らすことだけを決め、ちょっと過激な悪戯などをしながら淡々と時間だけが過ぎていく。

レベッカは生活のために地元のカフェで働き始め社会に順応していくのだが、もう一方のイーニドは何をやっても上手くいかず、そして自分を曲げない。

また、悪戯の一環で知り合うこととなった(冷やかすために出会い系で呼び出した)中年男性のシーモアは社会には順応することを諦め、趣味であるレコードのコレクションをしている。

イーニドは、社会に順応することを諦め、自分の趣味に没頭するシーモアに妙にシンパシーを感じ始め、友達以上の関係になっていくが、同時に社会に順応できているレベッカとは段々と距離が生まれてしまう。


正直、非常に面白い作品とは言えないが、なんか頭の片隅から離れない。

イーニドとレベッカの関係、シーモアの存在、最後のくだりなど、同じようなことを考えたり経験したことがあるからかもしれない。

もしかしたら、いわゆる「カルト的映画」をまた1つ発見したのかもしれない。

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