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悩んでいる美容師の共通性

美容師の皆さん、
あの人の方がかわいい、かっこいい、肌がきれい、
上達がすごい、お客さんに好かれている。

そんな比較の嵐に巻き込まれていませんか。
こんにちわ、精神保健福祉士でもある
美容室専門社労士の岡田です。

今日ふと自分と他人を比べてしまうことについて、
逆説的にそれって不可能じゃないかということを思いました。

でも人間ってありとあらゆる場面で、
人と自分を比べます。

生き物はそれぞれ個性があって、
色んな人がいます。
人それぞれ考えが違う。

それだけ頭でわかっていても比べてしまいます。

経済状態、健康状態、家族、友人、ありとあらゆるものが同一条件
の人などいません。事実上、どんな状況であれ、これだけ条件が
違う中で、比較すること自体が実は不公平だったりします。

事実上公正な比較はこの世に存在できないことの証明だと思います。

大切なのは、その比較で劣等感を持ってしまうか、
受け入れるかの違いです。

そんな自分も比較の嵐に巻き込まれていました。

アメリカの心理学者シ―ベリーの研究の一説です。
研究の一環でアメリカ中で悩んでいる人の話を聞いて回りました。

そこでシーベリーは悩んでいる人の共通性を見つけました。
どういう共通性か?

ある一言が言えない人が悩んでいると発見しました。
それは、「私はそんな人ではありません。」という一言でした。

客観的に見て、カメに対して木に上ることを強要している人を
見たら皆さんはどう思うでしょうか。

普通要求している人の方がおかしいと思いますよね。

ただ、たまにカメの側のほうが登れないことをダメだと
思い込んでいる人がいます。

それが、上でいう「私はそんな人ではありません。」と言えない人です。

悩みというのは巧妙に隠された敵意の表れだと
心理学者の加藤諦三の言うように、
悩んでいる人は大きな敵意を抱えていることがあります。

自分を受容するために必要なこととして、
一番大事なのは、本当に今自分が感じていることを認識すること。

私は楽しんでる、怒っている、様々なことに対して、
何を感じているかを意識化して、
その欲求に素直になりながら、
うまく社会に適応させていく必要があります。

でも最初の一歩としては、
自分はどんな人間かを知り、
どう感じているかを正直に表現することだと思っています。

または、あなたがまじめに誠実に生きていて、
つらいのであれば、周りにいる人たちの質がわるい可能性もあります。

しっかりと見極めて、距離の取り方について
検討してみてください。

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美容室経営者と一緒に悩み考えます。

実家は創業60年を超える法人老舗美容室
美容室の経営のサポートもしています。

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