時は10月下旬、紅葉が始まりつつある北海道・旭川。歓楽街「さんろく」付近にある小さな居酒屋街「5・7小路ふらりーと」の焼き鳥屋「やき鳥よしや」へ。
　店内はカウンターと小上がり席がいくつか。筆者は1人で訪問したため、カウンターに座った。
　早速瓶ビールを注文。サッポロ黒ラベルとお通しのお新香が出てきた。まずはゴクリ。ああ、最高だ。幸せだ。幸福感が自らを支配する。
　メニューはシンプル。鳥もつやかしわ（精肉）、砂肝などがあり、ご飯も注文できた。飲み物もキリンのジョッキとサッポロ黒ラベル・キリン一番搾りの大瓶、日本酒、ハイボールなどがあった。
　一杯飲んで気持ちよくなったところで、かしわを注文した。「何かな」と思っていたが、出てきたものを見て納得。ささみではないが、それに似た鳥精肉（たれ）が出てきた。「これでいいんだよ」。あっという間に平らげ、次の店に向かうことにした。