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ARMY暦1年の雑記〜2022FESTAを終えて〜

今回は長文です。でも自分のために推敲せずにダラダラと書きたくなりました。
読んでくださっている方、乱文ですがお許し願います。

さて。
2022年のBTSは、カムバックとFESTAが同時に到来し、エモい家族写真や花様年華全部乗せのMVしかり、新曲3曲を含めたアンソロジーアルバム「Proof」はいかにも総決算。
ナムジュンがこの活動を「原点回帰」と言っていたことに頷くばかりの供給に、「あぁ、ここで一旦総仕上げしてきてるな」という感覚は確かにあった。

とはいえ、私はこれからARMY生活2年目に突入し、さらに気が済むまでバンタンを堪能するぞ!と息巻いていたのも束の間。

(例の)防弾会食 2022

タイトルにも書いたように、私は暦浅のARMYである。この動画を観て、9年間という歴史を踏まえての振り返りや考察は私にはできないが、自分の観点でこの動画を観ての感想や気持ちを残しておきたくなった。

内容は私が語るまでもなく、すでにご周知の事実。

詳しくは(日本語字幕はサポートされていないが)YouTubeで配信されているこの動画を視聴するしかないし、私自身も、自力でリスニングしながら翻訳に助けてもらい、彼らの言葉をそのままストレートに受け取る努力をした。あんまりボヤきたくはないが、この動画に日本語字幕がサポートされていないことだけは、少し残念だった。

そんなことを愚痴っても仕方ないので…。
韓国語をほぼ聞き取れない私は、この動画を5回見た。(5回聞いても聞き取れはしないが)

▶︎1回目・・・楽しいどんちゃん騒ぎを期待して見始めるも、中盤以降メンバーの様子からただならぬ雰囲気を感じ始める。ただし詳細はほぼ理解できないまま終了。

▶︎2回目・・・事態が飲み込めず、すぐさま翻訳アカウントの日本語訳を参照しながら必死に内容を追いかける。だいぶ内容がわかってきた、メンバーの言いたいことはよくわかった。でも正直な気持ちはショックだということだけ。ほとんど眠れなかった。

▶︎3回目・・・グクのVLIVEの後、再視聴。自動翻訳機能などを駆使して、本題以外の細かいトークも拾い集めようとする。

▶︎4回目・・・ナムジュンのWeverseコメントを踏まえて、またも再視聴。

▶︎5回目・・・細かいメンバーの表情や仕草を観察するために、さらに再視聴。

なぜ私はショックを受けたのか

1年間で私は、他の趣味をすべて放置して全身全霊で情熱的に応援してきた。
もちろん、それだけ彼らが魅力的で惹かれる存在だったということもあるけど、私は過去の経験から、K-POPアイドルがいかに儚く流動的であるかをよく理解していたから。
特にバンタンはメンバーの誰もまだ兵役に行っておらず、BTS法なるものが発令され、これからどうなるとも分からない状態だったこと、バンタンの大きな魅力の一つでもある圧巻のダンスパフォーマンスも年齢的に厳しくなってくるだろうと思ったこと、もうメンバーが実年齢でグクを除きアラサーになってきていること…少しでも20代のバンタンを思う存分この目に焼き付けておきたいという焦りのような気持ちがあった。
何よりも、短期間で9年分のコンテンツを追いかけることの楽しさと贅沢さ(←「供給待ち」がない状態)、その上さらに発信される新しい情報、活動、コンテンツ…毎日が楽しくて楽しくて仕方がなかった。

そんな楽しい日々で冷静さを若干失っていたのか、バンタンと自分の思い出は1年という月日しかないのに、私は今回の動画を観て一丁前に大きなショックを受けていた。シンプルに「これからどうなるの???」なんて思ったりして。なぜなのか。

① メンバーが泣いていた
正直な気持ちを勇気を出して発信しながら、ナムジュンやジミンは泣いていた。それを受けて他のメンバーも涙を流していた。
涙の本当の理由はわかりっこないけど、あの涙は嬉し涙ではないことはわかる。これまで悩み苦しんできた彼らの本気の涙でもあり、互いにメンバーを、そしてグループを大切に思うが故の涙だったと思う。(動画を観た直後、その涙に「寂しさ」を重ねてしまったのはARMY…というより私のエゴだった。寂しかったのはメンバーではなく私だった)

② ナムジュンの話
Butterから好きになった私は、ナムジュンの話を聞いて、自分がものすごく楽しく見ていた輝かしい彼らの日々が実は苦しいものだったと言われた気がして、非常に傷ついた。制約のある中での話ではあるが、彼の言葉は嘘のない正直な気持ちだった。
だから傷ついた。
私は、Butterの曲もダンスも何もかもが好きだった。今でもすごく好きな曲だ、ものすごくかっこいいと思っている。
だから悲しかった。
わかっている、そう言う意味ではないことは。でも、涙しながら話す彼の姿を見て、言語の壁も相まって、最初は私も少しネガティブに受け取ってしまったのだ。

③ 兵役に行くのが確定したような気がした(※気がしただけです)
これは何一つ言及されていないので、この動画で確定事項はまったくない
先の予定が立たないから、あるいは具体的に予定が立ったから、の今回の方針なのかもしれない。これは少なからず影響しているのは間違いないと思うけど、兵役がなかったとしても、今回の方針は必然だったのかもしれない。これは語られていない。兵役システムに日本人の私がとやかく言うつもりもない。

④ 具体的なスケジュールがよくわからない
あくまでも前向きに、長くバンタンを続けるために、次のチャプターに向けて、と言われれば言われる程、チャプター1のバンタン万歳!で応援してきた私は不安になった。総じてこれは結局、事実上の活動休止ではないのか?と非常にショックを受けた。ソロ活動そのものは魅力的だし、個々の活躍も見たいから私は団体活動だけに執着しているわけではないけど、グループの活動量が減ることを聞いた時点で、がっかりしたのが正直な感想だった。
ジンくんはある意味すっきりした顔をしているようにも見え、マンネはこれも必要なプロセスだと非常に落ち着いているようにも見え、ナムジュンとジミンは葛藤も相まって感傷的になっている印象だった。ホビやテヒョンくんはチャレンジしてみたいことがたくさんある印象が強かった。(ユンギは習い事で忙しそうだった笑)

心の整理①(冷静な自分との対話・・・)

グループ活動が減ることが、「これからメンバーが兵役を迎えるので」というだけの理由ならば、こんなに心がざわつくことはなかっただろう。そうではない背景が、今回は生々しく心に突き刺さった。

グループ活動は、順風満帆でお気楽で楽しいだけで行われているわけはない。
「BTS」はデビュー当時には本人たちが予想もしていなかった程のビッグビジネスとなり、HYBEの6割とか7割とかがBTSの売上だという。7人のやりがいや気持ちだけで活動できるはずがない。
でも、彼らはロボットではない、いつまでも若い男の子でもない。年齢を重ねながら生身の人間が(まさに)血・汗・涙を流して活動してきたのだ。
考えれば考えるほど、これからの方針は必然であり、ベストタイミングだったと思えるようになってきた。7人が望むことを尊重する組織であってほしい。

心の整理②(6/15 ジョングクVLIVE)

先行きが見えない中、モヤモヤが払拭しない夜を過ごしていたら、これ以上ないというぐらい絶妙なタイミングでいきなりグクがVLIVEを配信し始めた。

ウリマンネが「黄金マンネ」と言われて久しいが、本当に黄金マンネだと改めて思い知った。
グクは、わかりやすい言葉で各種マスコミの報道やARMYの不安や懸念を否定し、バンタンは活動休止も解散もしないこと、タルバンなどのグループの仕事も少しはあること、グループを続けるために充電期間が必要であることを簡潔に述べた。
扇情的な報道を否定する前に、ヒョンたちにいじられた自宅のインテリアの弁解もした。
なぜか野球のアンダーウェアのような服を着て、なぜかキッチンの前で、あのかわいい顔で、爽やかに明るく笑顔で。

このVLIVEにどれだけ多くのARMYが救われただろうか。
FESTAの終わりにすっかり悲しくなってしまった気持ちが、どんどん浄化されていく感覚があった。

その後、マンネはいつもの歌披露だけにとどまらず、数々のチャーミングな姿を長時間に渡り披露し、爽快に去っていった。

グクのことを口下手な子だと思っていたけど、ここ半年ぐらい一人でVLIVEをしている時のグクは非常にクレバーな話し方をする。決して饒舌ではないが、頭の回転が速く、シンプルな言葉で発言していて、しかも正直さや誠実さが伝わってくる。これはグクペン故の欲目や思い込みではない自負がある。

こんなに愛おしくて優しい人はいるだろうか、いやいない。少なくとも私が応援してきたアーティスト、ミュージシャン、アイドル、芸能人、タレント史上、一番ファンに対して誠実だ、彼よりも優しい子はいない。

このVLIVEは彼ら的には必須ではなかった、でもグクはやってきた。
気負わず、(おそらく)グクの意思で。
会社ぐるみの演出ではないだろう、仮に演出だとしたらそれはそれで引き受けたマンネはある意味すごいと思うがさすがに考えづらい。

とにかく、この夜のマンネはかっこよかった。
今までもグクのことが大好きだったが、今回のことでもっともっと好きになった。このVLIVEで生き返った。ありがたくて幸せなVLIVEだった。数々のVLIVEを見たが、このVLIVEを忘れることはないだろう。
(このVLIVEの感想は別の記事で書いています)

これからの私

残念ながら、Twitterで繋がっていた人で今回のことをきっかけにペン卒した人がいた。人にはそれぞれ思いやタイミングがある、それもまた一つの道だと思う。

でも、私は決意を新たにした。
これからもARMYでいたいし、バンタンの7人がどんなオジサンになるのかを見届けたい気持ちが強まった。現にメンバーのソロ活動も心待ちにしている。

特にジョングクがどんな風に成長していくのかは非常に興味深い。
アイドルになるために生まれてきたような子が、十分な学生時代も送らずに青春をBTSに捧げてきて、年齢と経験を重ねながら目まぐるしい成長を遂げている(ただしかわいい要素はしっかり担保されている)。
チャーリー・プースとコラボすることが決まっているけど、メンバーと一緒にいる時とは違う表情をしているのが非常に印象的だった。
今話題のカムバステージでメンバーと一緒にYet To Comeを歌っているグクは、どう見てもかわいいウリマンネ、弟の顔をしているのに、一人の時は表情が違う。
意識的は無識的かはわからないけど、まだまだもっと見届けたい。

マンネだけじゃない、メンバー全員の活躍と発展を本当に心から願っていて、幸せに過ごしてほしい。いつか直接メンバーを…7人揃ったメンバーに会える日を目標に、私もこれから楽しく幸せに生きたいと思う。

BTS Forever ARMY Forever

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