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ハローBTS!

2021年6月13日(←偶然にも)、私は突然BTSにハマった。
段階的ではあるけど、沼落ちの瞬間はあまりにも急速だった。
だけど自分の中でこの段階には根拠があるし、貴重な経験となったので記録しておきたい。ということで1回目の投稿テーマは「私とバンタンとの出会い」。

防弾少年団に見向きもしなかった期

実は、BTSを全く知らないわけではなかった。元をたどると、存在自体は「防弾少年団」として2013年デビュー時から一応認識はしていた。

正直、変な名前のグループだとしか思わなかった(ごめんね)。完全にノーマークだった(当時の私は、BIGBANG信者だった)。音楽番組で姿を見ても「へー」ぐらいにしか思わなかった。ちゃんと見なかった。見る目がなかった。目が節穴だった。バカで間抜けだった。

DynamiteでBTS=防弾少年団を思い出す期

そこから時が流れ(←だいぶ流れた笑)、2020年の大流行ソング「Dynamite」でBTS=防弾少年団の存在を思い出す。へぇ〜、「BTS」っていう呼び方なんだー(防弾なんちゃら〜って言わないんだ)と思った。なんとなく曲を聴いたら、めちゃくちゃ聴きやすくて頭に残った。

でもそれだけだった。未だメンバーの見分けすらついていない状態。もちろん、流行ソングとしてDynamiteを聴いていたに過ぎないだけで、そこにBTSへの愛はかけらもなかった。

周囲に勧められる期&聞きかじってみる期

2020年秋、暇つぶしに梨泰院クラスを見たことにより自分の中の韓流ブームが10年ぶりぐらいに再燃していた(私の中の韓流ブームは2009年頃の少女時代とBEASTから始まっている。年がバレそうだ。。)。
周囲にBTS好きな人が明らかに増えていた。猫も杓子も「BTSが〜」「テテが〜」などと言っている。ハマったら沼が深そうなことだけは直感的にわかった。

でも。(まだしばらく沼地周辺でウロウロ粘ります)
確かにDynamiteもいい曲だしな〜、試しに他の曲も聴いてみようかな。Apple Musicで単純にイントロが好きな曲だけ数曲ダウンロードした。

→Dynamiteに次ぎ、よく知らないままダウンロードしたイントロが何となく好みだった曲(なぜか)
・N.O
・Danger
・I NEED U
・RUN
・Ma City
・Silver Spoon  と、Dynamiteのみ笑

今思えば、メンバーの顔も認識していない人間が選んだとは思えないほど、我ながら素晴らしい選曲。
N.OやDangerは、私が好きないわゆるザ・K-POP感もあって、素直に「あぁ、BTSってちゃんと聴いたらもっといい曲あるんだ」って思ったのが正直な感想。Ma Cityは特に歌詞の意味もよくわからず、単純に曲として相当カッコイイと思ったことをよく覚えている。(とりあえず釜山の海だけは聞き取れた笑)

しかし、この時点でもまだメンバーの見分けはついていない。かろうじて7人(そのうちの1人がテテらしい)ということしか理解していなかった。
そして、Yahoo!ニュースでたまたま「タトゥーが増えていく末っ子ジョングク」的な記事を読み、ジョングクのことを「タトゥーのマンネ」として認識したものの、7人のうち誰が「ジョングク」なのかはまだ分かっていない。
とりあえず沼落ちする前に、グクのタトゥーを巡るあれやこれや(割愛)は持ち前の検索能力を発動してしっかりリサーチしているので、私はもう少々のことでは動じない。まさかこんなにグクにハマるとは思ってなかったなぁ…(しみじみ)

沼落ち寸前期 〜とうとうButterを聴いた!〜

Butterがリリースされた2021年5月。周囲に勧められたけど、まぁ別にファンでもないし、気に入った曲いくつか聴いてるけどほとんどの曲知らないし、メンバーの顔もよくわからないし、、、とリリース日がきてもButterを放置していた。(なので私は1時間のメルティーバターは見ていない)

いまいちハマりきらない私を見かねたのか、あえて友人からIDOLのMVを勧められた。
少しずつメンバーの顔と名前がわかってきた。ジミンとナムジュンは覚えやすかった、次にジンとユンギも覚えた。しかしテヒョンとジョングクの顔の見分けがつかなかった。さらにいつまでもホソクが認識できなかった。今思えば、7人とも相当個性強いのに。。。

そんな状態でButterを聴く。曲もダンスもかっこよくて一気に惹かれた。サビのステップは、キレがあるのに柔らかさがあって見入ってしまった。はっきり言ってめちゃくちゃかっこよかった。
でもまだ、ラストでバターを食べている彼が誰なのかは理解できていない。

2021年6月13日沼落ち 〜その日がデビュー8周年とも知らずに〜

たまたまCSで放送していたBTSのMV特集(2時間)を1曲目からしっかり聴いた。そう、No More DreamからButterまで主な楽曲すべてのMV特集。
時系列で彼らを見るうちに、確実に顔と名前が一致するようになった。ジミンはダンスがしなやかでかっこいいけど、ホソクのキレキレなダンスもめちゃくちゃかっこいいな〜、ユンギもクールでかっこいいな〜などなど。
DNAが流れたとき、爆イケな男がやたら目立って目に飛び込んできた。

ジョングクだった(やっと出会えたね…)。
それ以降、ジョングクの姿しか目に入らなくなった。

そこからは沼に足を取られ、改めてMV特集の最後の曲のButterが流れる頃には、手の甲にキスをするジョングクのシーンを死ぬほど見返した。YouTubeであらゆる動画を見て、Practice動画も数え切れないぐらい見て、曲とダンスとビジュアルの3要素ですでに満腹状態だった。とてつもなくかっこよくて、ライブ映像も録画して見るようになった。ただただ夢中になった。

今思えば、2時間のMV特集はデビュー8周年を祝っての特番だった。その日は、ソウジュコンも行われていたということも知らずに、私はMV特集だけで満たされていたのだ…!

振り返ると7人の見分けがついてから沼までが早かった。あと、ジョングクが少年から大人になったタイミングが私の琴線に触れたポイントだったんだと思う。

7人とも本当に大好きだけど、中でもジョングクはわたしにとって初めての「IDOL」という存在になった(グクについては別途記事作ります)。

バンタンに出会えてよかった!

「私とバンタンの出会いは運命だ!」…と言うにはあまりにも時間がかかりすぎた。「なんでもっと早くに・・・!」「過去のコンサートやイベントに行きたかった!」と後悔の波は常に押し寄せてくる。
いやいや、過ぎたことを言っても仕方ない、私の人生にBTSが必要になったのは2021年の6月だったというだけだ。
今の自分の感性で、立派になった今の彼らの姿を見守りながら、2013年からの軌跡を辿れることも、またARMYとしての一つの幸せの形かな、と思う。

少なくとも、私は2013年〜2020年までの活動を俯瞰で見ることができるから。どんなできごとも「理由」があるから、受け入れることができる。(まぁ、これは自分の年齢や経験も関係していると思うけど)

久しぶりに一から好きになれるこの感覚、「新規」ってハマりたてのその瞬間しかないから、今のこのワクワクした時期を精一杯楽しみたい。

この記事の写真は、私がバンタンに落ちた記念すべき日の公式ツイの7人集合写真。改めて見てみても自然体でいい写真だなと思う。

ちなみに。

そして、彼らに芸人ばりの面白さがあることや、人としての親しみやすさも含めた根本的な人間力の強さや魅力を見出すのは、もう少しあとのお話。。。

もうあとは、いかに「濃くなっていくか」、ただそれだけです。

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