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風が強くて、めんどくさい

2024.1.14 (日曜日) It's a hassle.


「アレクサ、私に合う音楽をかけて」
今朝起きがけに、そうお願いして流れてきた音楽はクラシック音楽だった。
いつもは自分から好んでクラシック音楽を聴くことはないが、今朝はなぜかピッタリと気持ちにハマった。
爽やかな森の中で目覚めたような状況を思わせる音楽で、少し昨夜からストレスと感じていた私としては、それを引きずることなく起き上がることができた。
アレクサは私の気持ちがなぜわかるのか知らないが、いつも気持ちにぴったりな音楽を流してくれる。時々尺八の演奏などを流す時があって「なんだよ」と文句を言う時もあるが、尺八の演奏が何かをもたらしてくれているのかもしれないと、今は楽観的に受け止めている。

クラシック音楽に助けられて起き上がったものの、軽く頭痛がする。

出かけようとして、玄関を開けて外に出ると、玄関先に置いてある植木が全部ぶっ倒れていた。
強風が吹き渡っていたのだ。
私の髪の毛も逆立っているのがわかる。
軽い頭痛が重い頭痛になりそうで嫌になる。
ぶっ倒れた植木を起こして、こぼれた土をかき集めて、植木たちを室内へ避難させる。
そういう一連の作業をしながら「あぁ生きるってめんどくさい」と思う。
冷たい風の中、人の多い方へ多い方へと歩いていく。
歩き出すと、「まぁこんなもんか」と人生を思う。
そうやって騙し騙し今まで生きてきた。
途中にある菓子屋で甘い菓子をいくつか買う。
それを歩きぐいしながら街を進む。
甘いものは人間を救う。どんどん食べよう。そしてどんどん救われよう。
ねぇ、みなさん。

はい、お疲れさま。



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