V2Gの本場でもっと活動したくてこちらに来ていて、それもあっていつかは転職するだろうなあと思っていたのですが、存外早くそのタイミングがあり、転職活動をしています。
ある動画でビザ >>>>>>>>> 技術 > 英語、というのを見ましたが、まさしくそれです。
自分の力量によらず、僕もビザの有無でそもそも話がなくなりました。
数年アメリカ現地法人に出向し、アメリカで転職活動をしていた友人はこの現状に打ち勝つにはリファラルが必要だといっていました。
幸いにもリファラルをもらえてなんとか今ビザの壁を超えられそうな未来が見えました。
ビザのこともあり、直接雇用なのか派遣になるのかはまだわかりませんが、とりあえず大きな一歩です。

ただ、実際にこの壁を超えられるかは運次第ですが。
そしてそもそもビザ申請書類って何が必要なんだっけ？ということを何もわかっていなかったため、備忘録的にここにまとめます。
政策に影響を受けるので、あくまでも個人備忘録として残します。平たく言うとここで書いていることを信じてなにか起きたことは責任を負いません。自分もですが。

ビザとは

アメリカに入国するときの国(アメリカ)からの許可証であり、移民(永住)のためのビザと非移民(結果的には労働だったり短期滞在だったり)のビザに分かれると考えています。
日本パスポートの場合は他国に入国するときにビザを求められるケースが少ないので結果的に日本人の僕からすると労働許可の意味合いが強いように感じます。

労働のためのビザはいくつかありますが、日本から米国子会社へ出向、というとEビザやLビザが代表的です。
Lビザは知りませんが、Eビザは会社にその権利があり会社経由でその人が国から労働許可を得ているため、出向中にアメリカ国内で転職はビザ的にできません。
従って今回の僕のようなケースは、新たなビザ取得が必要です。
こういうケースで代表的なのはH-1Bでしょう。

なお、H-1Bは僕自身が労働局みたいなところに行って申請するのではなく、スポンサーが必要です。後ほど詳述します。

H1-Bビザとは

H1-Bは特殊技能職と呼ばれ、

IT系に多いインド人や中国人含め、だいたいの非アメリカ人で出向者以外はH1-Bで本格就労します。(流れとしてはアメリカの大学卒業してFやJビザで働いてH-1Bに切り替え)
ただし基本的には最大6年までなので、途中でグリーンカードを入手したりする人もいるようです。

ビザ申請者からすれば、このビザの特徴は、発給数の制限があり、ここ数年その発給数の上限を大きく超えているがためにLottery(抽選)があるという点でしょう。
細かいことをすっぱ抜いて、昨年で言えば65,000件(+20,000件の博士前期課程以上の人たちの枠)の上限に対し応募が483,927件あったようです。倍率5倍…
また上記引用からわかるように、このビザを申請するときには次の会社が決まっています。にも関わらず、抽選により結果的に落ちてその人は働けない可能性があります。しかも弁護士費用とかあわせて50,000ドルぐらい次の会社が支払うので、まあなんというか、新規でビザをほしい！という人を採用したくない気持ちはわかります。

すでに何回か触れていますが、このビザは労働目的であり、会社が申請主体となります。

H-1Bのステップ

ざっくり言えば、

1. 3/1から2週間ぐらいの期間に次の会社が僕のH-1B Lotteryのための登録をする。※厳密にはLotteryのためではないのですが。

2. 前記期間が終了後、Lottery実施

3. 抽選の連絡があれば、次の会社は4/1から90日間にH-1Bの申請をする。

4. 書類選考

5. 無事発給されれば、10/1〜次の会社で働き始められる。

よく4/1〜申請開始という記述をみますが、あくまでも抽選に通った人たちの申請をするためのタイミングであり、Lotteryとは別だと僕は認識しています。

必要な書類

これを書き出したすべてのきっかけは、あるウェブサイトで「卒業証書のコピー」とか「成績表の英語版」といった文言を見かけたからでした。
こんなもの用意してほしいとまだ言われていない。。。と思い、焦って色々調べました。

まだ調査中でなのでなんとも言えませんが、ステップ1は次の会社が入力することなのでおそらく何も必要ありません。
そもそも何か入力したところで結局落ちる可能性があるので。
一方で、3.のタイミングで下記が必要だと書かれています。

H-1B Documents for Filing the Petition:

Required Supplementary Documentation for the H-1B Visa Process:

Evidence of certificationsとかAcademic degreesってどうやって英語にするんだろうか。。。
とりあえず直近では不要そうなので放置します。

そんなことより早く正式なOffer Letterがほしい。

個人的に参考になったURL