ととちゃん

京都うまれ京都そだち、東京5年目。会社員。何の役にも立たないけれど、ちょっと脳みそが喜…

ととちゃん

京都うまれ京都そだち、東京5年目。会社員。何の役にも立たないけれど、ちょっと脳みそが喜ぶ文章を書いています。写真も撮ります。

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  • 好きな記事

    好きな記事個人的保存用

  • ココはとうきょう。

    ココはとうきょう。 ある人は憧れ、ココを目指し。 ある人は嫌いながらも、ココに集う。 大きな流れのなかでも、自分がココにあることだけは確かで、それだけを頼りに今日も生きてみた。 生きてみたら書きたくなったので、 書いた。 書いているうちに、とうきょうを好きになってきた。気もする。

  • さおりさんとの日々

    僕とさおりさんの、10歳の歳の差の、何でもない日常のお話。

  • なんでもないけど大事なあの日

    大切な記念日や、思い出の1日ではないけれど、なんだか大切でいとおしい、思い返せば素敵だった「あの日」を描きます。

最近の記事

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2022年の振り返り、あるいは「出会うこと」について。

もうすっかり地元と化した、西新井で迎える3度目の冬。行きつけのお店が増えて、土日の楽しみが増えた。「街が肌に馴染む」感覚。もう少しだけ暮らしたいと思う。 * 年明け早々館山に行った。冬になると海がみたくなる。たいてい旅が好きな人間は、毎回新しい土地を冒険したくなるものだ。館山はそんな人間が毎年来たくなる不思議な力を持っている。 22年2月22日。2年の記念のお祝いをダブルピースで。 何かを失う春。桜はいつも僕たちを救ってくれる。 メタバース?ブロックチェーン?web

    • 2021年の振り返り、あるいは自由と不自由の間のしなやかな浮遊について。

      「自由」ということをここまで意識したのは、あの2016年、半年間オーストラリアに留学にいったとき以来だった。僕たちは何からも自由でありたいと願うくせに、誰かに人生を預けたくて仕方がない。 異国の地、人間関係もreputationも完全にリセットされたあの世界で、僕は足がすくんで動き出せなかった。自分で決めるということはエネルギーが要ることだと知った。 * 2021年、これだけ自由が制限されていても、僕はのびのびと生活している。なんなら、決めてくれない国や会社に少し腹立っ

      • Notionで写真をならべてみた話

        前から写真をならべたWebページをつくりたかったんだけど、僕はもちろんコードがかけず。 インスタは一度投稿すると修正も並び替えもできないのがネックだった。 昨日の夜ひらめいて。あれこれ、Notionでできるんじゃね?と。作業自体は10分もかからず完成した。(写真をあつめてくるのに1時間ぐらい) たぶん普通にコード書いたら、写真と写真の間が何ピクセルで、とか設定する?と思うんですけど、挿入するだけで見事にきれいに並びました。 旅写真が多いのでエリアごとにくくって、並び替え

        • ココはとうきょう。vol.5

          僕は東京にいるけれど、銀座も新宿もほとんど行かないので、もはや東京に住んでいるのか少しあやしい。最近の東京っぽい体験のこと。 「あのこは貴族」 おそろしい映画だった。こういう世界を東京って言うんだと思った。ちなみに僕だってZ世代にギリギリ入れるぐらいの年なので、ダイバーシティ!インクルージョン!選択的夫婦別姓!と、割と本気で思っている。けれども、それに近しいぐらい血統とか家柄とかそういったものも好きだ。好きというのは変かもしれない。時代遅れかもしれない。でも少し興奮する。

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        記事

          この人生でたしかな、いくつかのことについて

          26歳になりました。 もうここまできてしまった、という感覚です。 そして、この人生でたしかな、いくつかのことについて記録しました。 * いつかはおわる。 いつおわるかは、わからない。 愛なるものは存在する。 ただし、信じることはできても、確かめることはできない。 * 構造というものがある。 そこから、こぼれおちることがある。 うれしいことがおこる。 おもしろいことに出会える。 たくさん。 * 上には上がいて、でも自分は最上である。 しかばねのうえに成り立ち、

          この人生でたしかな、いくつかのことについて

          大事にしたい考え方記録

          僕は自分のnoteを結構な頻度で読み返します。あの時何を考えて何を大事にしようとしていたか、ときどき立ち返ることは人生にとって必要な作業だと思います。だから、いつかの自分のためにいろんな記事や言葉をここに残しておくことにしました。 ついでに誰かの役にもたったら嬉しいな。 ▼人間関係 ▼はたらきかた・くらし ▼生き方

          大事にしたい考え方記録

          ココはとうきょう。vol.4

          また桜の季節になった。そして今年も東京にいた。人生は選択の連続だというからには、今日ここにいることも自分の選択の結果だということからは、目を背けられない。 去年と違うことと言えば、住む街が変わったことだ。同じ東京の中であっても、目黒区から足立区に引っ越すというのは、分かる人から見ればものすごく大きな変化だ。吸い寄せられるように選んだこの街が僕は好きだった。相変わらず丸の内サディスティックはBGMには似合わないのだけれど。 * 日本で、「春をむかえる」といえば、それは「桜

          ココはとうきょう。vol.4

          旅をすると

          旅をすると、身体がすごく敏感になる気がする。なんだかこう、何気ない駅前の景色とか、普通の植物の匂いとか、お店から流れてくるBGMとか、きっと家の近くにもほとんど同じものはあるだろうに、「はじめての場所」というだけで、身体が勝手に、もっと感じたい!と感度をあげてくれるのだ。 それはすごく心地いいもので、身体が満たされている感覚になる。僕はきっとそのために旅をしているようなもので、だから特別な観光地も言葉を失うような絶景も(もちろん見に行くけれど!)本質的には必要ないと思う。

          旅をすると

          人生の目的は、味わうことである。ということにしてみる

          僕はもともと、人生に目的なんてない派だ。生まれたのはたまたまだし、別に何も成し遂げなくていいし、逆に何をしたっていい。 でも「目的なんてないっすよ」と言い続けるのもなんだか素っ気ないので、強いて言うならといいフレーズを探していて、この「味わうこと」というのがかなりしっくりきた。 「ちゃんと味わって食べなさい!」はありがちなセリフだ。あまり噛まずに胃袋に流し込む、食欲を満たすだけの食事は「味わっていない」とされ、ゆっくり噛んで舌の感覚を研ぎ澄ますような、香りや喉ごしまでを堪

          人生の目的は、味わうことである。ということにしてみる

          いつか子育てをする自分への備忘録

          高校生ぐらいから、はやく子どもがほしいと思っていた。子どもという種族がかわいくてしかたなかったのだ。 25歳になった今、正直その気持ちはしぼんでしまっている。大人になってから知ったことなのだけど、子育てをするというのはとてつもなく大変そうだ。働きながら子育てしようものなら、自分の時間は限りなくゼロに近い。睡眠時間も必然的に減るし、お金の心配もしないといけない。自分ひとりなら仕事をクビになってもなんとかなりそうなものだけれど、それが家族の分もとなると話が変わってくる。 くわ

          いつか子育てをする自分への備忘録

          花束みたいな恋をした | ではどんな恋であれば続いたのか

          レビュー第2弾。もう見てから1週間以上たってるのに、まだ少し余韻の中にいるような、やっぱりすごい映画だった。少し時間を置いてこそでてくる言いたいことも溜まってきたので、続きを書きます。 第1弾はこちら↓ 麦にとって、恋とは「僕の人生の目標は、絹ちゃんとの現状維持です!」 これが彼にとっての、(少なくとも当初の)恋に対しての価値観だ。それなりに好きなもの(サブカル)と、それを好きな彼女に囲まれた、少し不自由だけど満たされた日々。それを維持したいと考えた。 そのためにとった

          花束みたいな恋をした | ではどんな恋であれば続いたのか

          2人のあいだに愛はなかった | 花束みたいな恋をした、を観て最高だった話。

          はじめて、映画レビューなるものを書く。書き方は良く分からないけど、せっかくのこの感情を保存しておきたいと思った。 あらすじ的なものはここで伝えるまでもなく、いろいろなところに転がっているので割愛。簡単にだけいうと麦くん(菅田将暉)と絹ちゃん(有村架純)が、2015年から2020年の5年間に渡り、恋をして終えるまでの物語。 花束みたいなこの恋は、いろんな偶然が重なってはじまった。絹のお母さんが絹にトイレットペーパーを買って帰るように頼み、麦のSuicaのチャージ残高が足りず

          2人のあいだに愛はなかった | 花束みたいな恋をした、を観て最高だった話。

          成人式

          2021年成人式前夜、25歳の僕はTwitterのタイムラインをみて、「今年は成人式ないのかぁ、、かわいそう、、」とか思いながら、Lovegraphの成人式キャンペーンをリツイートしていた。せっかく用意した晴れ着を着れず、久しぶりに会えたはずの仲間には会えずというこは、やっぱりかわいそうだ。 でもよくよく考えたら、僕には成人式のいい思い出がないんだった。というか行ってないんだ。嫌な思い出は記憶の奥底に沈めてチェーンでグルグルに固定する特殊技能を持っているので、あんまり気にし

          カウンセリングを受けて、何も解決しなかったけど、やっぱり受けて良かった話

          先月半ばに衝撃的な出来事がおきて、その3日後思わずcotreeの予約をした。心がざわざわして、どうしたらいいかわからなくて、きっとこういうときのためのcotreeなんだと思って。 ようやく落ち着いて振り返れる気がするのでしっかりnoteに残しておこう。 * * カウンセラーのわたなべさんと話すのは2回目。前回と同じ穏やかな表情で出迎えてくれた。「前回から1ヶ月ぐらい経ちましたね。今回はアンケートの回答がなかったですが、どのような内容をお話ししたいですか?」 もはやアン

          カウンセリングを受けて、何も解決しなかったけど、やっぱり受けて良かった話

          2021年 やりたいことリスト🙌

          あけましておめでとうございます🎍 あと3時間ほどでお正月休みが終わりを迎え、いつもの日々が帰ってこようとしています。 このタイミングでこそできる「やりたいことリスト」 以前から拝見していたホテルが大好きなさかかなさんの、このnoteがきっかけです。(というかほぼパクリ) 引用ツイートしたところこんな返信もいただけたので、ありがたーくやらせていただきます🙇‍♂️🙇‍♂️ ではさっそくスタート! 【おうち編】 カーテンを買う 洗面所をDIYする きりたんぽつくる 雑誌風ア

          2021年 やりたいことリスト🙌

          はたらくとは、仲間づくりだ

          2020年に起きた1番大きな出来事は、「はたらく」ということについて考えるようになったことだ。 「はたらく」ってなんだろう、というのは小学校の道徳の教科書でさえでてきそうだけれど、大人だって答えるのは難しい。教科書の説明は...「誰かの役に立つこと」「その対価としてお金を稼ぐこと」的なことだろうか。 自分なりの「はたらく」を考えに考えた2020年。今の時点で1つ言葉にするとすれば、僕にとってのはたらくとは、「仲間づくり」だ。 * * * 僕がはじめて「はたらく」に出会

          はたらくとは、仲間づくりだ