【感想ではなく記録のための雑文】七月に観た映画7作品(2023/7/1~2023/7/31)
今年からはじめた映画の記録。
本を読むのは実はあまり得意ではないので、映画を観ようという流れです。
アマゾンプライムは月500円だから、5本くらいは観たいなと思っています。
例によってアウトプットする準備は一切なく書いています。観てない人から見れば(観た人もかも)意味不明かもしれません。
どうぞすっ飛ばしてください。
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
2008年のアメリカ映画。主演がハリソン・フォード。ジョージ・ルーカス&スティーブン・スピルバーグのコンビです。金曜ロードショーで視聴。
インディ特集4つ目。例によって見たことは何度もある。今回まとめて見たことで分かったけど、前の作品からの踏襲やその内容を踏まえたジョークとかがあり、そういうのは初めて気づいたので、なるほどと面白く見ました。一気にインディが歳をとり、イケオジなものの体力の低下を感じさせる演技。もちろん演技演出ですが、やっぱ若い方が良いなぁと思ってしまう。でも今度の映画はもっと年齢が上がってるんだよね。一作目で出会う女性と最後には結婚して、シリーズとしてキリがよいですが、最新作はどうなるのでしょう。
この作品の最初に、爆弾の実験をするシーンがあるのですが、岡田斗司夫の解説で初めて原爆だと知りました。それは……無いな。あのシーン、正直要らないと思うのでカットして良い気がする。
犬王
南北朝~室町時代に実在した能楽師・犬王を題材にした古川日出夫『平家物語 犬王の巻』を原作としたミュージカルアニメだそうです。2022年公開。アマゾンプライムで視聴。
日本画みたいな絵に、ロックでバレエな猿楽。クイーンみたいな音楽と雅楽器テイストが物珍しく面白い。音楽にのせた語りですからまさにミュージカル。ああいう演出がこの時代にできたのか、なんか鍵盤楽器みたいな音がする等細かいところが気になるたちなので引っかかるところはあるっちゃある。設定は面白いけどラストのあたりがイマイチよくわからなかったかな。
インディ・ジョーンズと運命のダイヤル
2023年公開作品。主演がハリソン・フォード。ジョージ・ルーカス&スティーブン・スピルバーグのコンビは制作総指揮となり、監督はジェームズ・マンゴールドへ渡されたみたいですね。映画館へ観に行きました。
最初の20分くらいは約20~30年前の回想シーンですが、79歳のハリソン・フォードを一コマ一コマ37歳へ直していったそうです。クリスタルスカルのときのインディと同じ顔です。技術って凄い。で、現在の79歳のハリソン演じるインディが今回の主役ですが、いやあ、歳取ったなぁと感慨深い。その歳でよくアクションものをされますね。
ストーリー構成や見せ方は今までのシリーズと同じ形式でファンにとっては嬉しい限り。今のご時世ですから今までのモラル的なツッコミを受けそうな部分は極力排除したうえで、元ナチスという敏感な人には反応されそうなところを入れてくるあたりはインディシリーズらしい。
聖杯のときにキリスト教とユダヤ教の話がありましたが、今回は最初にロンギヌスの槍が出て来て、あれまたキリスト教?と思いましたが、タイトルになっている本筋の方はアルキメデス絡みでした。古代ギリシアならみんな楽しめますね。トンデモな展開は実にインディらしい。
だましえの牙
2017年の映画らしいです。出版業界ミステリー小説。作家塩田武士による大泉洋のあてがき。アマゾンプライムで視聴。
大泉洋が出るからみる、という程度の気持ちでしたが面白いかった。普段小説を書く側なので、書かせる側、出版社側はこんなものの見方になるんだなぁと興味深く見ました。マネジメントでありプロデューサーなんですね。ゴリゴリしてて大変そうだ。
水曜日が消えた
2020年公開の日本映画。アマゾンプライムで視聴。
あり得ない話だと思うけど設定は面白い。細かな辻褄とかはおいといて、ストーリーラインは良くて、ラストもハッピーな感じで良かった。主役の中村倫也さんの演技力がものを言う映画ですね。数年前に比べて演技力が上がったなぁと最近思ってます。
あとエンドロールがオシャレでついつい最後まで見てしまった。この作品の最大の評価ポイントです。
パスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版
2022年公開の日本映画。2019年のドラマ「シャーロック」の劇場版です。アマゾンプライムで視聴。
ドラマを観ていたので観てみました。ストーリーラインの作り方がさすがだなぁと思う。ミステリーを書きたいと常々思っているけど、こういう構成の作り方がまだできないので羨ましい。話の構成と人物像(感情面)がうまくマッチしたラストも、ああ良いなと思う。よくみたら監督は「容疑者Xの献身」の方だとか。いやあ納得。うまいね。
そういやドラマであったおディーン様のヴァイオリンシーンがなかったですね。不要は不要ですが、無ければ無いでちょっと寂しい。
悪夢探偵
2007年公開の日本映画。アマゾンプライムで視聴。
ホラー&スプラッタなB級映画だと思う。松田龍平筆頭に俳優陣はちょいちょい良いですが。
夢と現実の間を行き来するという設定は好きですが、描かれ方が曖昧すぎてどっちがどっちかわからない。それが狙いですと言われればそれまでですが、わからなすぎて感情移入しにくい。そのため合間に入る回想シーンにもビビッと来ない。
もともと小説でその作者が監督を務めた映画みたいですが、案外小説で読んだ方が面白いかもしれません。
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