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人体解剖実習🫀に行ってきた。

こんばんは。
なかなかnoteの更新ができずで、またまた久しぶりになります。
Instagramでも投稿しましたが、タイ🇹🇭のチェンマイで行われる人体解剖実習🫀に参加してきました。
一言でいうと本当に最高だった。

大人になってこんな経験ができるのって素晴らしいなって。
全国各地からトップトレーナー達が集まって個々に持ってきた研究テーマを明確にし、現場での生かし方まで繋げている。
こんなコミュニティがあるってことが本当に素晴らしいなと。
20代最後に何かしたいなってずっと思ってて、でもその何かが見つからなくて、、、。
解剖実習もいつか行きたいなってずっと思ってたけど、なかなか長期の休みを取るのに抵抗があったり、もちろん安くはない参加費なので金銭的なことも色々考えてから自分のタイミングで行こうって思った。
でも、そんな時に同じ高知県の大豊町という場所でトレーナーをしている、林りゅうたが誘ってくれた。
もちろん、オーナーの堀川とも行きたいって話してたけどなかなか一歩が出ず。
自分だけじゃなくて周りに、同じような思いを持ってる人がいるんだって思うと熱くなってきて勢いで解剖実習の参加を決めた。
結果的にやっぱり行ってよかった。
ぶっちゃけ、研究したいテーマとかなくてとにかくリアルを見たい、それだけだった。
でもそれではやはり勿体なくて、見て現場でどう生かすかっていう運用方法が大切。
チームは頭頚部になり、テーマ決めが始まり意外とすんなり決まった。

それは【顎関節症に対する見解とアプローチ】

他にも胸鎖乳突筋と片頭痛の関連性など含めて候補はあったんだけど、直近で顎関節を不調を訴える方がいてそれが決め手になった。
ここまで詳しく勉強したことなかったし、顎関節症って面白いなってなりましたね。
ちなみに顎関節っていうのは日本だけで、正式には側頭下顎関節っていう。
側頭骨と下顎骨の間にあるから別に聞いて驚きもせず当然と言えば当然か、、、笑
主に顎関節のトラブルは関節円板というところで起きるのですが、閉口筋の咬筋、側頭筋、内側翼突筋、外側翼突筋の4つの筋肉のバランス改善が大切とされている。
内側翼突筋は体表から触れることができないとされる。
実際にどうだったかというと、ご献体でしっかり確認することができなかった。
筋肉自体を見ることはできたけど、より詳しくというとこまではご献体の構造上など含めて難しかった。
だからまたリベンジはしたいなって思う。
自分の中で色々と見解はできたので、顎関節のトラブルがあるって方は一度相談してほしい。
少しでも力になれたらなと。
治療や診断はできないけど、筋に対するアプローチはできると思う。

そんなとこで、顎関節の話はまたゆっくりするとして解剖実習の感想。
なんか、うまく言えないけど感動した。
ラボ(研究室)は思ったよりもホルマリンの匂いもキツかったけどすぐ慣れた。
入室すると何十体ものご献体がいらっしゃった。
自分たちだけではないけど、学びの為にこんなに沢山のご献体が協力してくださってるので、絶対いろんなことを学ぼうって思った瞬間。
実際に自分達が勉強させていただいたご献体は3体だったかな。
あとは各臓器、部位など。
教授の説明も聞きながら実習がスタートするわけですが想像通り、実際のご献体と教科書は違った。
今まで聞いた話、勉強したことがひっくり返ったくらい違うこともあった。
ご献体の個人情報にもなると思うので、ここでそんなに詳しくは書かない方がいいかな。
色々聞きたいって方はまた連絡くださればシェアします。
実際に見たからこそできるアプローチも増えたと思うし、自信を持ってお客様に関わっていくことができるなと思う。
帰国後というもののお客様の身体が透けて見える感覚がある。
どこにどの筋肉があるかや、中でどう動いてるかなど。
神経や動脈も存在感がすごかったし思ったよりもしっかりしていた。
神経もしっかり、各筋肉に付着していた。
有名どころで言うと坐骨神経。
やっぱりめちゃくちゃ太くてしっかりしてたし
それはトラブルが多いよなって思ったし、明確にどこにあるかも分かったから坐骨神経に対するアプローチもできそう。

2日間ラボに入ってこんなにも得られることがあって本当に良かった。

続く、、、、

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