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バヨリン日和

こんなタイトル付けておいて早速裏切りますが、今日はレッスン中しか楽器弾いてません。

そのレッスンの最中に調弦に手間取り楽器を見てもらったところ、なんと駒の位置が綺麗に左へずれていることが判明。すぐに近くの楽器工房に連絡を入れるよう言われ電話をかけ、夕方見てもらうことに。

レッスン後から指定の時間までは暇だったので、書店に寄っていくつか気になってた本を立ち読み。で、うっかりハマってしまい最近気になってた新作本7,000円超えを購入(笑)

工房では駒は少し位置をずらしてもらっただけで料金は一切取られませんでした。二代目の弓を購入した東京の楽器工房を付属品交換や毛替えなどのメンテ先として頼るつもりではいるけれど、緊急時はやっぱり近くのところが良いと思い、その工房の方も会員登録していきました。
ちなみになんでずれたかって言うと全弦アジャスター付きだったのを取っ払ったり、前に他の先生から貰った弦を自分で張り直したりしてたうちに張力のバランスがおかしくなってしまったからっぽいです。
…次からは慎重にやります。

ペグが黒ずんでいたりテールピースがやや傾いていたり顎当てが時々軋んだりしてるので、まんぼうが終わったらフィッティングパーツを交換しに東京の工房に出向こうかなと思っています。そうやって一新できたらまた良い音出るようになるかな。楽しみ。

さて、家に帰り早速読んだのは山本文緒著『ばにらさま』という短編集。あっという間にはまって全部読みきっちゃいました。
その中に『バヨリン心中』というお話がありました。浜松を舞台にした恋物語。家族旅行でよく行っていた場所なので浜名湖の光景や楽器博物館のこととか思い出してつい懐かしさで鼻の奥がツンとしてしまった…。
それにしても誰がバヨリンって言い出したんだろう?楽器関係を趣味にしてたり仕事にしてたりする人のSNSでよく見ますよね。
でも私はあんまりその言い方、好きじゃないのよね。

もしこの記事を読んでくださった方、『ばにらさま』ぜひ手に取って読んでみてください。他の話も面白くて一気に引き込まれますよ。本当に惜しい方を亡くされた。『自転しながら公転する』も読んでみたい。

それでは、おやすみなさい。

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