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最近の記事

「毛のない彼」について

このノートを始めたきっかけがこのスキニーラットの死でした。 毛のない彼、と形容して文章のみ投稿しましたが、本当に色んな表情を持つ、可愛い、そしてやっぱりブサカワでおもしろい生き物だったので、画像も残しておきたいなと。 もう何も生き物を飼っていないけど、ファンシーラットが今でも本当に大好きで、SNSで人のねずみばかり観ている。 でもやっぱりスキニーラットが1番好きかな。 いつも、誰かのねずみに癒されてばかりなので、うちのでも誰か癒されてくれたら嬉しいなと思います。 飼育環

    • メタリックピンクと雪

      今のネイル。 手が美しくないので、指先を美しく、好きなようにしています。 ネイルはもっぱらセルフ。 爪が伸びるのが苦手で、2週間も経つと爪を切りたくなるから高いお金を出して人にアートを施してもらうのは気が引ける。 さてこんなにもピンクを堪能すると、次はブルーにしたくなる。 もけもけが映っていますが2年ほど前友人にもらったジェラピケ。 ジェラピケなんて可愛過ぎてむず痒くて、、それに結局すぐ汚れそう、なんて思っていました。 でも、手持ちのパジャマで1番温かいのはジェラピケ

      • 小さなトラウマ

        前職(正社員)で接客、レジ業務をしていた頃、毎日サビ残があり、よく終電で帰った。 その職場の業務の仕方が私には苦手で、上司のやりやすい方法で、上司の指示の通り行うような感じだった。人間関係においてもストレスの日々だった。 ある日、とあるお客さん(複数購入)の購入品1点入れ忘れ、さらに防犯タグ取り忘れというWのミスをした。 当時のレジ体制が ・先に購入を決めたものをレジ後ろに置く ・レジが混んでいると2人体制で詰める人、金銭授受の人と手分け して行っていた。 私は商品を

        • ゆとり世代へ、我々の、その先

          私は平成初期生まれである。 自意識も芽生えたかどうか怪しい小学生の頃、校庭で全校生徒が集められ、 「もう土曜日の授業はありません。」 と告げられたような、違ったような。 私は、私の世代は、あまり明るい未来を描けていないように思う。 あくまで恵まれた時代に生まれたと自覚しておきながら、 景気の良かった記憶がない。 不幸だとは思っていないので不幸自慢の羅列はしないが、我々が節目節目で何をするにも日本は冷えていたように思う。 我々が思春期の頃には、昔懐かし前略プロフを始め、m

        「毛のない彼」について

          ダイヤモンドを信じている

          インターステラーという有名な映画が大変好きです。 次元をも超える壮大かつ複雑な映画ですが、本当は至ってシンプル、愛の物語。 作中に出てくる優秀な女性研究者が最後に信じたものは、愛でした。 私もその映画に大きく共感できる程には、愛こそこの世の原理の中心だと信じています。 ですが、常に愛ばかりを信じて生きていられるほど我々は穏やかな日常に身を任せていない。 いつもささやかな愛をくれる人も、余裕のない時だってある。 どんな人々にも逃れようのない悲劇も起こる。 よく世間が

          ダイヤモンドを信じている

          祖父の死

          今年の春の土曜日、わたしを無償で愛してくれる人を失った。 自分に近しい人の死は初めての経験だった。 どんなに浮腫んだ顔で会ってもかわいいかわいいと言ってくれ 誕生日も忘れることなく、幼い頃は入手困難なゲームやたまごっちを、発売前から商店街のおもちゃ屋さんで予約して取り寄せてくれた。 まだ元気な時、会いに行く日は駅の改札で待っていてくれた。 手を後ろに組んで、帽子をかぶって。 わたしに気づくと、片手をひょいとあげて「よう来たなあ!」と大きな声で言ってくれた。 なんに

          祖父の死

          飼っていたネズミが死んだ

          掲題のとおり、事実としてはそれ以上でもそれ以下でもなく、ペットとして飼っていたネズミが死んだ。 「何飼ってるの?」 と聞かれたら、 「ファンシーラットって言うんですけど…ネズミです。」と答える。 「小さいやつ?」 「いや、結構大きい。尻尾入れないで15cmはある…」 「えっめちゃくちゃ大きい」 「アメリカとかではメジャーなペットで、ネズミってほら実験でも使われる位で、犬みたいに頭いいんですよ」 と、フォローを入れど、この時点でネズミが嫌いな人には引かれる。

          飼っていたネズミが死んだ