Believe Technology株式会社

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記事一覧

IFRSの定める「S1とS2」何が違うのか?サステナビリティと気候関連を分かりやすく解説

2023年6月26日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は国際会計基準(IFRS)による「IFRS S1」と「IFRS S2」を公表しました。 これらはサステナビリティ関連の情報開…

スコープ3排出量の開示義務と企業のとるべき行動について解説

2023年6月26日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は国際会計基準(IFRS)によるS1とS2基準を公表しました。これにより企業のサステナビリティや気候変動リスクや機…

スコープ1、スコープ2の削減策~エネルギーフローの見直し~

前回の記事で、温室効果ガス(GHG)排出量算定におけるスコープ1 ・2の具体的な削減策として、「マテリアルフロー」の見直しポイントについて解説しました。 【過去の記事…

スコープ1、スコープ2の削減策~マテリアルフローの見直し

前回の記事で、温室効果ガス(GHG)排出量算定の優先順位や範囲について、説明しました。 【過去の記事】全スコープ・全カテゴリーを算定しないといけないの? 初年度の目…

全スコープ・全カテゴリーを算定しないといけないの?

温室効果ガス(GHG)排出量算定をしていくなかで「全スコープ・全カテゴリーを算定しないといけないのか…」という疑問が出てくるケースは多いでしょう。 どのような基準…

第三者検証って必要?

実際に温室効果ガス(GHG)排出量算定を行っている担当者からの声の一つとして「自社で行った算定方法が正しいか不安、、」という声を良く聞きます。 最近ではCO2排出量計…

何のために算定するの?温室効果ガス(GHG)排出量

「なぜ、温室効果ガス(GHG)排出量を算定するのか?」 そんな疑問を抱いたことはありませんか? 温室効果ガス(GHG)算定業務を担当する中で「スコープ1、2、3」につ…

【後編】スコープ3とは?5つの削減方法を解説

前編では、スコープ3の概要と15のカテゴリについてお伝えしました。後編となる今回は、スコープ3の具体的な削減方法を解説します。 スコープ3の削減には、自社だけではな…

【前編】スコープ3とは?15のカテゴリを解説

「スコープ3とはどういうもの?」 「スコープ3の15のカテゴリって?」 とお悩みではありませんか。 スコープ3とは、企業の事業活動において関わる一連の流れのうち、自社…

スコープ1、2とは?具体例と計算方法を解説

「スコープ1、2とはどういうもの?」 「自社のスコープ1、2を算出する計算方法は?」 とお悩みではありませんか。 スコープ1、2とは、企業の事業活動において関わる一連の…

【代表インタビュー】渡邊信太郎が考える「脱炭素時代に企業が取り組むべき第一歩」

世界的に地球温暖化対策の取り組みとして脱炭素へと動き出している現代において、企業は何から始めればいいのか。多くの経営者や社内担当者がそのような疑問を抱えています…

この度Believe Technology株式会社はnoteをはじめました。

第一回目として『ロゴに込めた想い』をご紹介いたします。 そもそも社名の「Believe Technology」の由来は? 会社名を決めるにあたってアルファベットのBから始まる名前…

IFRSの定める「S1とS2」何が違うのか?サステナビリティと気候関連を分かりやすく解説

IFRSの定める「S1とS2」何が違うのか?サステナビリティと気候関連を分かりやすく解説

2023年6月26日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は国際会計基準(IFRS)による「IFRS S1」と「IFRS S2」を公表しました。

これらはサステナビリティ関連の情報開示基準であり、今後世界基準として適用されていくものです。

企業が気候変動リスクなどのサステナビリティ課題に対して、どのような対策を講じているのか。そのことについての情報開示を投資家が求めていることが背景にあり

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スコープ3排出量の開示義務と企業のとるべき行動について解説

スコープ3排出量の開示義務と企業のとるべき行動について解説

2023年6月26日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は国際会計基準(IFRS)によるS1とS2基準を公表しました。これにより企業のサステナビリティや気候変動リスクや機会についての開示を明確に行う必要性が生じます。予定では2026年3月期から義務化がされる見通しです。しかし

「開示義務というものはどういったものなのか?」
「それに応じて企業はどのような対応を取るべきなのか?」

このよ

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スコープ1、スコープ2の削減策~エネルギーフローの見直し~

スコープ1、スコープ2の削減策~エネルギーフローの見直し~

前回の記事で、温室効果ガス(GHG)排出量算定におけるスコープ1 ・2の具体的な削減策として、「マテリアルフロー」の見直しポイントについて解説しました。
【過去の記事】スコープ1・2の削減策を検討する~マテリアルフローの見直し~

「マテリアルフロー」が見直された結果、「エネルギーフロー」も変わるといったように、両者は相互に関連しています。したがって、マテリアルフローの見直しを進めることにより、エ

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スコープ1、スコープ2の削減策~マテリアルフローの見直し

スコープ1、スコープ2の削減策~マテリアルフローの見直し

前回の記事で、温室効果ガス(GHG)排出量算定の優先順位や範囲について、説明しました。
【過去の記事】全スコープ・全カテゴリーを算定しないといけないの?

初年度の目標をある程度設定した上で、担当者の方が次に着手することは、スコープ1 ・2の具体的な削減策を検討する事です。そこで欠かせない業務といえば、現在の「マテリアルフロー」・「エネルギーフロー」の分析です。
企業として、現在から大きく異なる「

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全スコープ・全カテゴリーを算定しないといけないの?

全スコープ・全カテゴリーを算定しないといけないの?

温室効果ガス(GHG)排出量算定をしていくなかで「全スコープ・全カテゴリーを算定しないといけないのか…」という疑問が出てくるケースは多いでしょう。

どのような基準に沿って、どこまでの範囲を算定する必要があるのでしょうか。

結論からお伝えすると、GHGプロトコルの基準をもとにスコープ1、スコープ2だけでなくスコープ3まで算定することの重要性が高まっています。しかし、いきなり自社ですべて算定するの

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第三者検証って必要?

第三者検証って必要?

実際に温室効果ガス(GHG)排出量算定を行っている担当者からの声の一つとして「自社で行った算定方法が正しいか不安、、」という声を良く聞きます。

最近ではCO2排出量計算の自動化システムなどがありますが、実際にやってみると

「算定したスコープ1、2、3算定方法が、合っているか分からない」

「抜け漏れがないか心配」

「活動量が取れない場合はどうやって算定すれば良いか分からない」

などの課題が

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何のために算定するの?温室効果ガス(GHG)排出量

何のために算定するの?温室効果ガス(GHG)排出量

「なぜ、温室効果ガス(GHG)排出量を算定するのか?」
そんな疑問を抱いたことはありませんか?

温室効果ガス(GHG)算定業務を担当する中で「スコープ1、2、3」について、ある程度の知識は得たものの、何のためにこの作業をするのか…

会社のため?社会のため?地球のため?

そんな愕然とした疑問について、理由を分かりやすく解説していきます。

なぜ算定するのか?

算定目的は、大きく下記の2つの理

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【後編】スコープ3とは?5つの削減方法を解説

【後編】スコープ3とは?5つの削減方法を解説

前編では、スコープ3の概要と15のカテゴリについてお伝えしました。後編となる今回は、スコープ3の具体的な削減方法を解説します。

スコープ3の削減には、自社だけではなく社外への働きかけが重要になります。本記事を参考に、スコープ3の削減方法を知りましょう。

スコープ3の削減方法

スコープ3の削減方法は主に5つあります。

サプライヤーへの働きかけ

調達や物流の見直し

労働環境や業務効率の改善

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【前編】スコープ3とは?15のカテゴリを解説

【前編】スコープ3とは?15のカテゴリを解説

「スコープ3とはどういうもの?」
「スコープ3の15のカテゴリって?」
とお悩みではありませんか。

スコープ3とは、企業の事業活動において関わる一連の流れのうち、自社以外における温室効果ガス(GHG)排出量のことです。

今回はスコープ3について前編・後編に分けて解説します。前編ではスコープ3の概要とおすすめの算定方法、後編ではスコープ3の削減方法をまとめました。

スコープ3の理解を深める参考

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スコープ1、2とは?具体例と計算方法を解説

スコープ1、2とは?具体例と計算方法を解説

「スコープ1、2とはどういうもの?」
「自社のスコープ1、2を算出する計算方法は?」
とお悩みではありませんか。

スコープ1、2とは、企業の事業活動において関わる一連の流れのうち、自社における温室効果ガス(GHG)排出量のことです。企業が脱炭素に取り組む上でまず把握すべき指標といえます。

本記事ではスコープ1、2の概要や具体例、計算方法を解説します。最後まで読むことで自社のスコープ1、2を算出

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【代表インタビュー】渡邊信太郎が考える「脱炭素時代に企業が取り組むべき第一歩」

【代表インタビュー】渡邊信太郎が考える「脱炭素時代に企業が取り組むべき第一歩」

世界的に地球温暖化対策の取り組みとして脱炭素へと動き出している現代において、企業は何から始めればいいのか。多くの経営者や社内担当者がそのような疑問を抱えています。

今回は弊社代表の渡邊信太郎が考える「脱炭素時代に企業が取り組むべき第一歩」についてお伝えします。

ー Believe Technologyはどのような会社でしょうか

『脱炭素のハードルを下げて民主化する』というビジョンを掲げている

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この度Believe Technology株式会社はnoteをはじめました。

この度Believe Technology株式会社はnoteをはじめました。

第一回目として『ロゴに込めた想い』をご紹介いたします。

そもそも社名の「Believe Technology」の由来は?

会社名を決めるにあたってアルファベットのBから始まる名前にしたいという思いがありました。現在世界を代表する会社は"Apple”、”Amazon”、“Alphabet(Google)“、“Alibaba”などアルファベット”A”で始まる会社が世の中に多くあります。我々は「次の

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