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恒例の役名の由来大会📖´-

由良は海の神様の名前で、そこにあやかって海軍の艦艇の名前にもなったほど。
水属性の人って大体わりと繊細で。
幸福の星と言われた木星と海の女神に微笑まれる愛しさと揺らぎを抱えた女の子としてこの名前をつけました。
あとシンプルにヒロインにはわりと自分の痕跡を残すことが多いので数ある海の神様の中でも以前私が名前にしたことのある由良にしました。
なお名字の松尾は、由良役のかえでちゃんに芸名付けるなら何が似合うかなという傲慢な思考を経てつきました。

波揺は由良と対役としてふさわしい名前にしたいなと思っていて、その上で由良より強さを感じる名前がいいなと思っていました。
波揺を演じる役者さんを見つけた時、「波」という文字がくっきりと私の中で見えて。
波のつく名前で強さがあって女性らしくて、かつ由緒ある家庭で育った女の子特有のキラキラネームではないけど変わった名前をめちゃくちゃ悩み抜いて。
最初みなもちゃんとかも案にあったのですが、突然思い立った波揺という響きに一目惚れして波揺になりました笑
なお名字の市瀬はイメージモデルとなった2人の女性の名字を1文字ずつ取っています。

優希は女優さんになるか男優さんになるかわからなかったのでどちらでも行ける名前でと考えていました。
この名前は完全にあの人からとった名前。
物語の運命を決める役の名前を私の運命を決めた人から取りました。
この残酷な運命を抱えた男にこんな優しく暖かい名前を付けることさえ、なんとなく残酷な芸術性を感じたりして。
だから漢字も実際の優希という人物とは少しかけ離れたものを選んでいます。
なお名字の川隅は当初私が優希役の川島くんを川隅くんと勘違いしていたところからとっています。

悠里も女優になるか男優になるかわからなかったので中性的な名前という縛りは初めからありました。
ただこの子の名前に「悠」という文字を使うことはずっときめていて、「はるか」とするか「ゆう(り)」にするか悩んでいました。
私の中で、蒼衣から見て南雲がどうしても幻というか刹那的存在になってしまうので、彼女には永遠を安定を願う気持ちがあったからです。
悠の意味は遠く長くつきないさま。
彼女にはそんな人でいて欲しい。
そして悠里を演じた方、もとになった方にはそんな果てしない人生を「生きられる」人として大人になって歳を重ねて行って欲しいという強い願いがあったのです。
なお名字の伊藤はビジュアルモデルとした伊藤万理華様から取っています。

そんなこんなしてたらイニシャルY、しかも「ゆ」が7人中3人になってしまったことについては役者さんからお叱りをうけました笑
至極ごもっともなご指摘です。
はるかにしておくべきだっただろうか?…でも悠里なんだよなぁ。悠里は。笑

そして虹七。
虹七と南雲を最後に…という構図はあったので雲の後に導き出される名前にする、ということと、名前が難読で読み間違いがそのままニックネームになってしまうという設定は最初から決まっていて。
その上でこの役を演じる女優さんがこの作品を鮮やかにしてくれるという確信があったので、私の知る中で最大の元気っ子虹七(にいな)ちゃんから名前を取ってにじななにしました。
虹七がいなくてもこの世界は成立するけど、それはなんと色味や救いのない世界なのだろう?
虹七のような存在があるからなんとか回っていく世界があって。
それが使命として回ってきてしまう。そんな名が体を表す存在。
なお、名字の三枝は虹七って名前なのもあって数字系、かつ3か5がいいなあと思ってつけました笑

蒼衣はね…これすごい申し訳ないんだけど宮崎あおいから取ってますww
いやさ。南雲にセカオワの世界観を投影してるんですけど、めちゃくちゃ南雲が役者も役もセカオワなんですけど。
眠り姫って曲があるんですよ。
この作品って「逆」眠り姫なんですけど。
(男性からみて女性が永眠してしまうのが眠り姫、この作品は女性からみて男性が永眠してしまうの)
そのPVで深瀬さんがまじでド緊張しながら宮崎あおいと眠り姫してましてね。
完全そのイメージから取ってますw
私の趣味嗜好すぎてごめんなさい。
ちなみに早川という名字は清廉で品のある女性をイメージさせる名字だみたいなことを言ってる人がいたのでつけてみました。

みんな名字雑だなw

南雲瑞紀
最後まで役者さんに正式名称を覚えていただけず悲しいかぎりです。
南雲はねぇ…なんだろう、初めて中の人(丹羽駿介)に会った時に、あ。南雲だな。って名前までセットでインスピレーションで決めたかもしれない。あの人はね、南雲って名字似合う。
フィクション要素強めの役だっただけに役者さん先行で付けたかも。
瑞紀っていう下の名前の方は
瑞…天が善政に感じてくだす、めでたいしるし。めでたい。
紀…すじみち。みちのり。きまりをつける。
という完全に漢字の意味から付けています。
彼にはこれまで生きてきた計り知れないほどの道のりと運命があるから。
と、同時に初めて会った時にセカオワの「幻の命」の話をした印象が強くて、これと言って鮮明な要素として入れてないけどニュアンスとか空気感に「幻の命」を感じさせる名前として「みずき」という響きにしました。

まあ「幻の命」のイメージのせいで瑞紀なのに瑞稀と書かれ続けたのでしょう。w
多分ね。

とまぁ、役名に関してはこんな感じの由来があるんだよ。というお話。
研究には多分使うことの無いただのこぼれ話です。

まあどの作品もそうだけど私は結構役名にこだわって付ける方なんじゃないかなぁ( ˙꒳​˙  ).。oO

次の記事は真面目です。
多分。

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