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CoCリプレイ『鋼鉄の魔城』Aチーム

探索者紹介

※ 本セッションは2016年秋に『クトゥルフ神話TRPG 第6版』ルールで行われています。
※ ハウスルールとして、96~100をFumbleとしています。
※ 本シナリオのオリジナル技能<制作:SASUKEセット>を推奨技能としています。

KP:早速ですが作ってきた探索者……否、挑戦者を紹介してください。

PC1:櫻井 翔  男性 24歳 職業:SASUKE (狂信者)
≪ステータス≫
≪STR≫18 ≪DEX≫14 ≪INT≫14  <アイデア>70
≪CON≫9 ≪APP≫18  ≪POW≫6  <幸運>30
≪SIZ≫10  <SAN>30 ≪EDU≫12  <知識>60  <DB>+1D4
HP:10  MP:6

<技能>
<回避>50 <オカルト>53 <隠す>80 <隠れる>80 <こぶし>85 <水泳>60 <跳躍>85 <登攀>85 <歴史>24 <英語>24 <日本語>60 <クトゥルフ神話>0

──持ち物──
・スマートフォン ・財布 ・スタンガン ・競技後の着替え

──備考──
 本セッションのPLの中では最もセッション経験が多い。KPを務めることが多いらしい。リアル<クトゥルフ神話>30くらい。リアル<SASUKE知識>15くらい。
 筋トレが趣味のひとつであり、SASUKEも視聴することが多いらしい。
 男気溢れる内面が、普段の言動やRPにも出るタイプ。チームで行動する際は潤滑剤的にはたらくが、個人ないし少人数だと遊び出す。頼れる兄貴として活躍するのか?

PC2:赤木 夏雄  男性 35歳 職業:SASUKE (料理人)
≪ステータス≫
≪STR≫16 ≪DEX≫18 ≪INT≫16  <アイデア>80
≪CON≫11 ≪APP≫13  ≪POW≫15  <幸運>75
≪SIZ≫13  <SAN>75 ≪EDU≫12  <知識>60  <DB>+1D4
HP:12  MP:15

<技能>
<回避>60 <芸術:料理>85 <芸術:釣り>71 <水泳>50 <制作:SASUKEセット>70 <跳躍>70 <登攀>80 <包丁>75 <歴史>24 <英語>24 <日本語>60 <クトゥルフ神話>0 

──持ち物──
・携帯電話 ・財布 ・愛用の包丁と包丁ケース ・消毒用アルコール

──備考──
 本セッションが初TRPGらしい。いいのか?こんなクソシナリオで……?セッション初参加につき緊張気味だから、むしろこのはっちゃけシナリオで良かったのかも知れない。
 CoCは動画勢でリアル<クトゥルフ神話>は10くらい。リアル<SASUKE知識>は10くらい。
 日夜、フラグの高速建築と高速回収に定評がある。本セッションでもそれが見られるのか……?

PC3:斉木 礼佳  女性 22歳 職業:SASUKE (アイドル)
≪ステータス≫
≪STR≫17 ≪DEX≫15 ≪INT≫13  <アイデア>65
≪CON≫4 ≪APP≫13  ≪POW≫12  <幸運>60
≪SIZ≫11  <SAN>60 ≪EDU≫12  <知識>60  <DB>+1D4
HP:8   MP:12

<技能>
<回避>60 <言いくるめ>80 <忍び歩き>70 <水泳>95 <制作:SASUKEセット>15 <跳躍>90 <登攀>85 <歴史>24 <英語>24 <日本語>60 <クトゥルフ神話>0 

──持ち物──
・スマートフォン ・財布 ・舞台衣装(西遊記) ・着替え ・如意棒

──備考──
 セッション経験は数えるほどらしい。本KPと卓を囲うのは初。リアル<クトゥルフ神話>は18くらい。リアル<SASUKE知識>は6くらい。
 頭はキレるがルーニーの気配をもりもり纏っていると感じるのは私だけか?少人数での探索シナリオなどで輝きそう。
 <技能>の極振りが潔い。

リプレイ

プロローグ

KP:さて。会場(職場の一室)のセッティング(占領)も完了したので、セッション『鋼鉄の魔城』を開始します!
一同:イエェエエエエエエエエエエイ!!!
KP:では各探索者の持ち物を申請してください。
赤木:包丁と消毒用アルコールを、包丁ケースに入れて、肩掛けの状態にして持って行きたいです。
KP:風呂敷か何かに包んで袈裟懸けにする感じな?
赤木:そうそう!
斉木:ちょっと待って。今大至急キャラシ作ってるから!
KP:言うてリアルタイムリミットが迫ってるから……じゃあ後の2人は導入後に申請して下さい。導入行くぞ!
櫻井:114514!!
KP:導入は皆共通です。日々、SASUKEプレイヤーとして過ごしているあなた達に──
赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:気持ちは分かるwwwww
斉木:何だよSASUKEプレイヤーとして過ごすって!!
KP:第32回大会見れば分かるよ。YouTubeに動画上がってるから。──そんなあなた達に、SASUKE製作委員会からダイレクトメールが届きます。

『新しい収録を行います。○月×日に、△△へと御出で下さい。
 いつも通りの準備をお願いいたします。
SASUKE製作委員会』

KP:さて、ここでですね。
櫻井:ちょっと待って!俺の持ち物のスタンガンさ。ズボンの下に……
KP:はいはい。ホルスター的なヤツね。
赤木:ああ。咲夜さん(東方Project)のアレね?
KP:アールビット式かな?
斉木:フリル付いてそう。
櫻井:フリフリのアールビット式櫻井翔……?
KP:やめて!あらゆる方向にケンカ売るのやめて!!
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:じゃあ、財布、ケータイ、着替えやらタオル以外に持ち込みたい物の申請や、気になる点があったらドウゾ。
赤木:集合場所は?
斉木:え。そこに辿り着くところから始まるの?ハンター試験並じゃん。
KP:あながち間違いではないかも知れない。
櫻井:ハwwンwwタwwーww試ww験wwwww
KP:ちなみに場所は、神奈川県の山の方です。追加情報の取得に、職業がSASUKEの人……今回は全員ですね。<アイデア>を振って下さい。
赤木:俺80あるわ。これは大丈夫でしょうwwwww
赤木<アイデア(80)> 96→Fumble
櫻井:フラグ立ててから回収まで早過ぎない!!?
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:では赤木さんは、知らせが来てからウキウキで、もう何にも気付きませんね。
櫻井<アイデア(70)> 50→○
斉木<アイデア(65)> 21→○
赤木:なんで俺失敗してんの?
KP:追加情報の前に、Fumbleした赤木はウキウキし過ぎて着替えを忘れます。
斉木:可哀想!!
赤木:か、完全制覇するし……!!(震え声)
KP:成功した2人は、集合場所が普段の収録場所の緑山と異なることに気付きます。もしかしたら警戒するかも知れませんね。
赤木:警戒する前からスタンガン持ち込んでる人もいるけど……
櫻井:紳士の嗜み。
斉木:それより赤木の服装どうするの?
赤木:自分の職業をアピールしつつ、汚れてもいい格好……割烹着かな?
櫻井:着替え無いってコトは移動からずっと割烹着?
赤木:そうだね。割烹着一丁だね。
KP:『割烹着一丁』って裸エプロン的な空気出てるよね。
赤木:いやぁ!男気でしょう!!
斉木:は?(真顔)
櫻井:ただの変態なんだよなぁ(呆れ)
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:キャストオフしないことを祈りますね。
櫻井:たぶん変態だと思うんですけど……
KP:名推理wwwww
櫻井:結局変態じゃないかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:えーと。(斉木のキャラクターシートの進捗を確認)もう少し進めますね。探索者の皆さんは集合場所へと到着します。普段は、屋外に設置されているセットの前に集合して撮影が始まるのですが、今回は古びた病院のような廃墟の地下へと誘導されます。
斉木:金が無くなったのか?
KP:むしろ新しい場所を買ってるから金はあるんだよなぁ。
斉木:wwwwwwwwww
KP:誘導に従い進んでいくと、地下に掘られたアリーナのような場所へと、他の参加者共々集められることとなります。ドーム状にくり抜かれた空間の中央、円卓状の──見ようによっては格闘技のリングのような──台の上で、挑戦者たちは競技開始までの時間を過ごしている。
斉木:キャラシできた!一応<技能>の被りとか見たいから見してー
KP:じゃあその間にステージの図を描くわ。

KP:今、探索者がいる場所の描写をするぜ。直径30mほどの大きさをした、石材でできた円卓状のステージの上に、探索者を含めた挑戦者たちは居る。ステージ上には均等に光が届くよう、篝火を模したライトが点けられている。淵に立って周囲を眺めると、下方は3~4mほど掘り下げられており、闇がその底を覆っている。周囲にはその闇から無数の石柱が突き出していた。特に目を引くものを探すならば、暗闇の中、宙に浮かぶように見えるバルコニーと言うか、ゴンドラがあるかな。
櫻井:ゴンドラ?
斉木:アレじゃね?SASUKEファンなら分かるヤツ(KPの顔色を見て)。
赤木:残念ながらリアル知識は少ないんだなぁ……
KP:まあ実況者がそこからプレイを見つつ実況するための席やね。さて。ここで<アイデア>の逆転ロールを行います。
櫻井:逆転ってことは成功と失敗の値の範囲が入れ替わるってこと?
KP:そうだね。
赤木:まあさっき96引いてるし。今回もそんな感じでしょ。
赤木<アイデア“逆転”(80)> 5→Fumble
櫻井<アイデア“逆転”(70)> 97→Critical
斉木<アイデア“逆転”(65)> 63→×
櫻井:だからフラグ回収早過ぎだろ!!?!?
KP:ああ!もうメチャクチャだよ!!
斉木:もうDR前にしゃべんない方が良いよ!!
赤木:前途多難過ぎでしょマジでwwwwwwwwww
櫻井:お前まだCriticalとFumbleしか出してないぜ?
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:では情報を開示していくよ。実況席のゴンドラは、普段はクレーンなどで吊られており、3rdステージに挑戦する頃、つまり日が沈んでからはあたかも宙に浮いているように見えるんだね。大半の参加者はその演出を思い出し、いつものことと流してしまうのだが、<アイデア>に致命的に成功してしまった櫻井は、その違和感に気付いてしまう。
赤木:SANチェックかー?
KP:実況席に座る男は、姿形こそいつもの馴染みのそれなのですが――
斉木:あっ……(察し)
櫻井:あっ……(察し)ふーん……
KP:彼が乗るゴンドラを支える重機などが、見当たらないことに気付いてしまいます。
赤木:浮いてる!!?
櫻井:wwwwwwwwww
KP:と、言うことで、1/1D3のSANチェックでございます。
櫻井「浮いてね!!?」
櫻井<SAN(30)> 21→○ 減少値:1 → 現在<SAN>29
赤木:成功した!!?
櫻井:やったぜ。
斉木:キミがフラグ立て過ぎなだけだからね!?
櫻井:何かCriticalな効果はありますか?
KP:実況者“古館イチロー”が、参加者を眺めながらニヤニヤしていることが分かるよ。
櫻井(アレ?いつもこんな感じだっけ?)
赤木:ヤバそう(小並感)。
斉木:黒幕感ある。
KP:さて。ここまでで何か気になる点があれば。
赤木:参加者って何人くらいですか?
KP:参加者は100人です。
赤木:いつも通りか。
KP:ただ観客はいないね。
櫻井:いつもいるギャラリーが居ないのか。スタッフはいるの?
KP:いるね。ここまで案内してくれたね。他に気になる点が無ければ、持ち物を確定して進めるよ。
櫻井:俺はさっきの宣言通り。
赤木:俺はFumble効果で割烹着一丁に包丁ケース。
斉木:じゃあ……登場アピール時に、演劇か何かで孫悟空の役をやったってコトで、筋斗雲か如意棒を持って行きたいんだけど……如意棒でいいや。
KP:……伸びないからね?
斉木:そりゃあそうでしょwww
櫻井:伸びたらSANチェックwwwww
赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:大きい棍棒として扱うよ。持ち物としてメモしておいてね。
斉木:はーい。
KP:ではシーンを進めるよ。参加者が100人揃うと、皆さんが入ってきた入口が音を立てて閉まっていきます。
櫻井:ほう。
KP:参加者を誘導したスタッフの内2名が、その入り口付近に立っているのですが、入口が閉まった途端、ゴンドラ席のアナウンサー古館が、朗々とした声を会場に響かせます。
古館「今宵、この鋼鉄の魔城に挑む100人の戦士たち!その全員がこの場に揃いました!」
櫻井:タイトル回収したな。
赤木:早いwwwww
KP:さて、探索者の皆さんは、この円形ステージのどの辺りにいますか?
赤木:僕は……
櫻井:ど真ん中でしょ。
赤木:ど真ん中は恐過ぎでしょ!!
斉木:私ここ!(入口から離れた篝火の近く)
櫻井:俺こ↑こ↓(入口付近の篝火の近く)
赤木:俺はここかな。(入口から離れた篝火の近く、斉木のそば)
斉木:仲良し!
赤木:ユウジョウ!
KP:じゃあ描写を続けるぜ。
櫻井(何が“じゃあ”なんだ……?)
赤木:開幕で死ぬとか無いよね……?
KP(ニッコリ)
斉木:これ死ぬ可能性あるヤツだwwwww
KP:皆さんのいる地下空間に、古館の声が響きます。
古館「この鋼鉄の魔城、いつもとは様相を違えております。ここを生きて出られる挑戦者は、いったい何人出るのでしょうか……!!」
赤木:もうオカシイでしょうwwwww
櫻井:まあ普通に考えたら、これはちょっとオーバーな表現だろうなって。それだけだろうなって。
斉木:アイドルも能天気だから。
KP:これ以上SAN値を減らさない構えね?
一同:wwwwwwwwww
KP:ではここで<目星>をお願いします。
斉木:全員初期値じゃね?
赤木:マジかよ。成功するかなぁ?
櫻井:成功しない方が良いと思うんですけど……(名推理)
赤木<目星(25)> 44→×
斉木<目星(25)> 56→×
櫻井<目星(25)> 28→×
KP:では、探索者の皆さんの周囲にいる他の挑戦者の何人かが、早くも何かに気付いたようで、ざわざわと騒ぎ始めます。
赤木:ざわ……ざわ……
斉木:それアカギじゃなくてカイジじゃね?
KP:人垣が割れ、あなた達はそれを目にするでしょう。ステージの中央に、空間が裂けたような穴が開き──
斉木:ヤバいじゃん!(赤木)夏雄くんそのそばでしょ?
赤木:いや!篝火のそばだから!!
櫻井:帰りたくなりますよぉ!!
KP:──そこからのそりのそりと、ヒキガエルのような体躯をした、悪臭を放つ怪物が──
櫻井:これは死ねる。
赤木:ムーンなんちゃらさんがwww
斉木:いや、SASUKE選手100人ならなんとか……
KP:──群れを成して──
PL一同:群れ!!?!?
櫻井:ちょっと待って!?コレどうすんの?
KP:──このステージ上へと、出て、参ります。それを目撃した皆さんは、0/1D8の正気度ロールを行います。
櫻井:デケェェェエエエエ!!!
赤木:成功すりゃいいんだ!成功すりゃあ!!
KP:またそうやってフラグを……
赤木:だって75ですよ!成功しますよコレは!!
櫻井:もうやめろwwwww
斉木:はよ振ってwwwww
赤木<SAN(75)> 82→×
一同:やっぱりな!!!
赤木 減少値(1D8):6 → 現在<SAN>69
  <アイデア(80)> 19→○ 発狂!
櫻井:素晴らしい!
斉木<SAN(60)> 38→○ 減少値:0 → 現在<SAN>60
櫻井<SAN(29)> 41→× 減少値(1D8):5 → 現在<SAN>24
  <アイデア(70)> 39→○ 発狂!
斉木:もはや予定調和wwwww
KP:発狂した2人には<クトゥルフ神話>を5ポイントあげるよ。(あまりにも発狂が早くて櫻井の不定の狂気の処理を忘却している)
赤木:よっしゃぁあああああああああ!!!!!(ヤケクソ)
櫻井:これ一時的狂気の決定はどうするの?
KP:希望があればそれでもイイけど、ダイスの方が面白いかな。
櫻井:ダイス振ろう!
赤木 狂気の決定(1D10):1 → 気絶あるいは金切り声の発作
KP:好きな方でイイよ。
赤木:じゃあ金切り声で。
赤木「フォォォオオオオオオオァァアアアアアアァアァアァアアァアアア!!!」
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井 狂気の決定(1D10):3 → ヒステリーまたは感情の噴出
櫻井:大笑いしとくわwwwww
櫻井「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
赤木「イ゛ェ゛エ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!」
斉木:嫌だよ!!この空間にいたくないよ!!!
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:さて。これでイニシアチブを取れるのは正気の斉木さんだけですね。
赤木:頑張ってー!
斉木:お、おうwwwww
KP:あなたのそばでは割烹着姿の男が金切り声を上げていますが……
赤木「ホァアアアアアアアアアアア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!」
櫻井:地獄絵図かな?
KP:なにしたい?
斉木:何もしたくねーよwww逃げてーよwwwww
櫻井:ちなみにムンビは何体くらい?
KP:ええっとね……
赤木:えっ?ちょっ……どのダイスを……?
KP 化け物の数(1D100):38
KP:ん。(ダイスロール結果の38を見せる)
櫻井:さすがに倒せねぇな……
斉木:どうすんの!?
赤木:逃げるしかねぇ!!
櫻井:5体くらいならどうにかなったかも知れないけどなwwwww
KP:では、そんなこんなでいるとですね。ある男性がステージ上で声を上げます。
??「お前ら!逃げるぞ!」
KP:彼はそう言うと、参加者を先導して動き出します。

1st ステージ

KP:日に焼けた肌に黒いタンクトップ姿をした角刈りの男性が、集まった参加者たちに逃げるよう焚きつけて1stステージが開始されます。
赤木:扉は?
KP:閉まっているね。
赤木:扉の所に2人いなかったっけ?
KP:お。気付いた?その2人はいつの間にか消えています。
櫻井:クソッ!
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:キッツ!そういう感じかぁ……!!
櫻井:まあ(ゴンドラを指して)安置みたいな場所もあるし……
KP:残念だが高い所にあるから……
赤木:どれくらい?
KP:ステージから8mとか。
斉木:登れないな。
赤木:メッチャ高ぇ……
櫻井:ロープとか投げて引っ掛けてさ……
斉木:でも如意棒しか持ってないよ?
櫻井:そうじゃん。ふざけるなァ!!
KP:そうすると、先ほど『逃げるぞ!』と声をかけた男性──ガチムチで浅黒い肌をした男性がですね。
櫻井:死んだな。
赤木:良くない良くない!その男性の≪APP≫は?
KP:……13かな。
斉木:ニャルではなさそう?でも黒いからなぁ……
KP:彼は軽やかな身のこなしで、ステージの外側に立つ石柱の上を跳び、渡っていきます。その動きは芸術的とも言えるでしょう。
櫻井:おおおおおおおお!!
斉木:行けんの?
KP:石柱の上端がステージ上面とほぼ同じだからね。
赤木:石柱同士の距離は?
KP:場所によってまちまちだけど、1~1.5mくらいかな。
赤木:けっこう広いな!
斉木:でも行けるっちゃ行ける?
櫻井:ああ!1stステージの最初か!渡った先は?
KP:向こう岸が狭いながらあって、暗くて見えづらいけど道が続いているようだね。
斉木:もう行こう!
KP:石柱の上を跳んで渡るには≪DEX≫×6に成功する必要があります。
赤木:あれ?俺100超えてね?
KP:発狂してる探索者はどうしようかなぁ……
赤木:叫んでるだけなら大丈夫でしょ!!世の中叫びながら走る人だっているだろうし!
斉木:前向き過ぎるwwwww
KP(大学時代にアメフトの練習で叫びながらダッシュするメニューがあったのを思い出して納得)
櫻井:発狂ペナルティは?
KP:今回は無しでいいでしょう!
赤木:やったぜ!!

赤木≪DEX ×6 (108)≫ 自動成功
斉木≪DEX ×6 (90)≫ 18→◎
櫻井≪DEX ×6 (84)≫ 29→〇

櫻井:ま、多少はね?
斉木:いきなりヒヤッとするダイスロールだったなぁ……
赤木:失敗したら即死だった……?
KP:周囲を見渡すと10名ほどが失敗しており、石柱の下へと落下していたり、飛び移ろうか迷っているうちに怪物につかまってしまったりして命を散らしています。
赤木:死んでたー!!
斉木:これはもう先へ進むしかない。
櫻井:行きますよー。行く行く。
赤木:奥へ駆けて奥へ!

KP:ステージ対岸を進み防火扉のような扉を開け、あなた方探索者は先へと進んでいきます。
古館「最初のアトラクション“5段跳び”で求められるのは敏捷性。そして何よりも臆さぬ精神力であります!多くの挑戦者が乗り越え、跳び越え、第2エリアへとその歩みを進めております!」
KP:開けた扉を通り抜けると、広い通路が奥へと伸びています。しかし少し進んだ所から先、床が抜けており、代わりに天井から幾本ものロープが垂れ下がっています。<跳躍>してロープにつかまって向こう側へ、って感じだね。
赤木:あれ?俺70%ってヤバいんj……
櫻井:それ以上言うな!フラグになるぞ!!
斉木:でもトラップあったら嫌だから最初には行きたくないな……
赤木:他のNPCが先に跳んでたりしませんか?さっきの浅黒い人とか。
KP:ああ。もう何人かは向こうへと飛び移っていますね。ただ、数人は高く跳び過ぎて飛距離が足りず、ロープを掴めずに穴の底へ落ちていきましたね。
赤木:えぇ……
櫻井:あぁ……
斉木:まあ行ける!
赤木:ちなみに落ちて行った下の方から何か聞こえますか?
落下者「うわぁああああああああああああああああああああああああ!!!」
斉木:そらそうだ。
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:硫酸の溜まった落とし穴とかではなさそう。
赤木:KPがリバースカードをオープンしないことを祈ろう。
古館「第2エリア“ジャンプハング”では、跳躍の強さ、そして方向の正確さが試されます。高すぎればロープに届かず、前のめり過ぎれば掴めません!すでに何人かが闇の底へと飲み込まれております……」
斉木:もう跳ぼう!
赤木:そうだな!70%だし行けるっしょ!!
赤木<跳躍(70)> 76→×
KP:知ってた。
斉木:デデドン!
櫻井:いつもの。
赤木:俺もう死んだんじゃないかな?
櫻井:体勢不十分でも<登攀>のグリップ力でカバーできないかな?
赤木:それだ!!
KP:まあいいでしょう。
赤木<登攀(80)> 78→○
赤木:危ない危ない危ない危ない!!
櫻井:やりますねぇ!
KP:では空中姿勢を崩したものの、ギリギリで届いたロープをどうにか強く握り、落下を免れました。
斉木<跳躍(90)> 6→◎
斉木:やったぜ。
KP:ではサラリと宙を舞い、向こう岸へと降り立ちます。
櫻井<跳躍(85)> 50→〇
赤木:なんで俺だけダイス目高いん?
櫻井:フラグ立てるからでしょ。
KP:それでは一発で成功しました斉木さんと櫻井君は、向こう岸にある小さな部屋を探索する時間を得られます。
赤木:マジかぁ……やられたぁ……
櫻井・斉木:行こう!(ハモる)

KP:その部屋は、かつて人が生活していた様子で、机、ベッド、本棚、そして床に不自然に埃の無い箇所があります。さっきSpecialの斉木さんは2ヶ所調べられるよ。
斉木:じゃあ机と埃の無いトコ!机はどんな机?
KP:引出しの1つだけついた小さめな机ですね。
斉木:引出しを開けます!
KP:中には大学ノートが入っています。
櫻井:マジか。読もうぜ。
KP:読むなら1ターン必要ですよ。
斉木:どうする?読む?
櫻井:とりあえず持ってこうぜ。
斉木:じゃあ懐に忍ばせます。
KP:はいよ。じゃあもう1ヶ所、気になる場所を指定してくれ。
斉木:埃の無いトコ!
赤木:埃が無いってことは直前まで誰かが何かをしていた?
KP:ではそこへ目をやると、電気プラグのような、何かを差し込む穴が床に開いているのが分かります。
櫻井:床にも穴はあるんだよなぁ……
赤木:プラグ……コンセント?
KP:コンセントではないね。
斉木:え?
櫻井:あぁー……なにかがはり付けられてた?
KP:詳しく調べるなら<技能>が必要。
赤木:<制作:SASUKEセット>かな?
KP:いや、<機械修理>か<電気修理>だね。<電気修理>がベスト。
赤木:<電気修理>なら初期値10もあるし余裕でしょ!
斉木:マジで?
櫻井:じゃあ俺はドコ調べよっかなぁ~
斉木:(赤木)夏雄くんが言うなら<電気修理>で振ってみようかと思うんだけど。
斉木<電気修理(10)> 34→×
斉木:ああ。残念。
櫻井:俺はベッドを調べたい。枕の下とか、何か隠されていないか。
KP:ベッドは掛け布団なども無く、身を横たえて休むだけのものですね。最近まで使用している気配があります。
赤木:古館の棲家?
櫻井:なるほど。とりあえずノートだな。
KP:じゃあそんなこんなで、探索を終えて小部屋を出ることになるよ。
斉木:急いで逃げなきゃ!
KP:そこで<登攀>によりどうにかリカバーした赤木くんも合流するよ。
赤木:OK!

KP:探索者の皆さんが更に先へと進んでいくと、これまでよりもやや狭い通路を走り抜けることになります。
赤木:待ち伏せか?
櫻井:そうしたら絶望しかないんだよなぁ……
KP(CoCで絶望しないシナリオとかあるのか?)
KP:通路をやや進むと、巨大なコンクリートの塊のようなものが、あなた方の行く手を阻んでいます。
斉木:は?
KP:あなた達よりも先に来ていた何人かが、必死になってそれを押しています。
赤木:先頭を行っていた浅黒い男性は押してる?
KP:うん。メッチャ押してる。山田さんって言うんだけど、メッチャ押してる。
山田「うぉおおおおおおおおお!!!!!」
斉木:横とかすり抜けられないかな?
櫻井:上とかもどうだろ?
KP:両サイドも天井もギリギリなので……ペーパーマリオでもない限りは通れそうにないですね。
櫻井:押すしかないかぁ……
斉木:<こぶし>で破壊してよ。
赤木:それはもう二重の極みの世界でしょう。
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:何がおかしいッ!!
櫻井:心眼乙wwwww
斉木:そんな大きい物、なんでみんな押そうとしてるの?
櫻井:それ以外道が無いからでしょ。
赤木:壁とかにボタンとかありませんか?<目星>とかで探せない?
KP:パッと見は無さそうですが、探したいならドウゾ。時間消費は無しで。
赤木<目星(25)> 67→×
赤木:まあしゃーない。
斉木:一応全員で振っとく?
櫻井:でもあの黒い人がやってるから、それが王道なんじゃないかな……?
赤木:そういう……?
斉木:もう押す?
赤木:動きそうです?
KP:気配はある。
PL一同:じゃあ押そう!
赤木:筋肉で解決しよう。
櫻井:SASUKEだしな!
KP:では皆さん≪STR≫の5倍でDRどうぞ。
赤木≪STR ×5 (80)≫ 35→〇
斉木≪STR ×5 (85)≫ 68→〇
櫻井≪STR ×5 (90)≫ 86→〇
KP:皆さんが他の挑戦者に加わると、ずるずると鈍い音を響かせながらも、その巨大な岩の塊は動いていきます。
古館「第3種目“タックル”は1stステージ唯一のパワー種目!いかに早く障害物を押し切れるか、そして何よりも、全身に蓄積される乳酸が挑戦者を苦しめて参ります!!」
KP:10mも岩を動かすと、上階へ続く階段が左手に見えてきます。
櫻井:おぉお~!!
赤木:これで1stステージ突破?
KP:迷わず行けよ。行けば分かるさ。
斉木:どっちみち脳筋しかなかった。
赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:てか全部そうだと思う。
斉木:SASUKEだしね。脳筋だけでクリア出来るのかが問題。

KP:探索者含む挑戦者たちが階段を上り、やや開けた空間に出ると、そこにはSASUKE名物とも言える光景が広がっていました。
古館「全身の乳酸が今まさに牙を剥きます!いったい何人がこの高さ5mを誇る“反り立つ壁”を登り切るのでしょうか!!」
櫻井:ああwwwww
赤木:2chで見たコトある!これどうやって昇るかとか言うアレ!!
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:ここでは、これまででどれほどスタミナを消費したか≪CON≫の5倍で判定を行います。成功で“反り立つ壁”クリア。失敗は時間を消費して≪DEX≫で判定。
斉木:5倍!?ちょっと待って!20しか無いんだけど!!
赤木:20!!?
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木≪CON ×5 (55)≫ 82→×
斉木≪CON ×5 (20)≫ 11→〇
櫻井≪CON ×5 (45)≫ 29→〇
赤木:安定の失敗だったわ~wwwwwってえぇええええええ!!?!?
斉木:成功した~!!!wwwwwwwwww
赤木:さすがアイドル。疲れを見せないwwwwwwwwww
櫻井:や(っぱり)ア(イドルがNo.)1!
赤木:てか何かおかしくありませんかねぇ?
KP(一番成功率高いPCだけ失敗だもんな)
赤木≪DEX ×5 (90)≫ 47→〇
古館「1度目のトライで登れない赤木!呼吸を整え再度!登った!手がかかりました!」
赤木:なんか俺だけメッチャ遅れてそうだよね。
櫻井:まあ皆登れて良かった。
KP:しかしですね。
櫻井:おっとぉ?
KP:後ろを振り向くと、ここまで皆を先導してきた、あの浅黒い肌の男性が、何度トライしても反り立つ壁を登ることが出来ず、腰に手を当てて肩で息をしています。
赤木:ヤベェぞ~!!!
斉木:どうすんだよこの先!?
櫻井:だからロープ持って来いって言っただろ!!
斉木:如意棒ならあるよ!!
櫻井:コレ如意棒でも行けるのか?wwwww
赤木:担いで登るのは不可能?
KP:判定は相当シビアだし、そもそもクリアした場所を戻るかどうか、だね。
櫻井:如意棒を使おう(意味深)。
KP:そして彼の引き上げも含めた、1ターン分の行動権があるのは、先に“反り立つ壁”を登り切った2人です。ちなみにそろそろ1分経つので、一時的狂気を解消してコミュニケーション取ってええで。
赤木:やったぜ。
櫻井:成し遂げたぜ。
斉木:逆にこれまでずっと笑い声と金切り声上げてたってコト!!?
赤木「イ゛イ゛ェャァア゛ア゛ア゛アアアアアアアアア!!!」
櫻井:「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
斉木:ボクSANチェックすべきだよコレもうwwwwwwwwww
KP:そして夏雄くんの金切り声がシンゴジラのビームSEに似てるwwwww
櫻井:赤木夏雄ゴジラ説。
斉木:810先輩並のガバガバ説wwwww
KP:名前“蒲田”くんにしたら良かったねwwwww
櫻井:お言葉ですが大臣。
KP・櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:俺はこのシチュエーション何ができます?
KP:ターン消費の無い……10秒以内に完了する行動なら取れるよ。
赤木:じゃあ先を行く2人を呼びます。助けられそうならそれが良いでしょ。
櫻井:赤木夏雄聖人説。
KP:だからガバガバ理論やめーや。
斉木:どうする?呼ばれる?
赤木「そこのイケメンとアイドル!!」
斉木:え?櫻井翔(PC)はイケメンなの?
赤木:≪APP≫18だから。
櫻井:ま、多少はね?
斉木:メッチャイケメンじゃん!!
KP:呼ばれてどうする?
斉木:如意棒を使う。
櫻井:しょうがねぇなぁ!如意棒を浅黒い男性に差し伸べます。
KP:分かりました。そうするとですね。
山田「そんな物は要らん!!」
斉木:はぁ!?
赤木:えぇえ!?
櫻井:オカシイでしょ!!!
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:これもうわかんねぇなwwwww
赤木:気絶させて引っ張る?
斉木:これボク<言いくるめ>あるんだけど使ってみてイイ?
赤木:それだ!!
櫻井:いいんじゃね?
KP:じゃあ<言いくるめ>る内容のロールプレイをどうぞ。
斉木「掴まりなさい。私は神だ」
KP:えぇ……(困惑)
赤木:その<言いくるめ>どっちかって言うとコッチ(櫻井:狂信者)だよな。
斉木「冗談はともかく、今は生き延びることが先決です!!」
赤木:メッチャ正義のヒーローだwwwww
斉木<言いくるめ(80)> 61→〇
KP:ではその男性、山田は、SASUKEに命を懸けてきた男として、他者の力を借りたクリアに難色を示していましたが、さすがにこれは尋常な事態ではないと理解して如意棒を掴みます。山田の≪SIZ≫との対抗ロールをしようかと思ったけど多分自動成功だからイイや。皆で“反り立つ壁”をクリアします。
赤木・櫻井:やったぜ!!
斉木:これ無視してたら死んでたよね。
櫻井:これで後々犠牲にできるヤツが……
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:冷酷過ぎwwwww
赤木:絶対に落ちる人だからね。
KP:完全制覇に最も近い男だから(震え声)
櫻井:完全制覇はしてないんだよなぁwwwww
KP:ではそんなこんなで皆さんが壁の上の扉をくぐった辺りで、背後、反り立つ壁の下から、ペタリペタリと、湿った怪物の足音が聞こえてきます。
斉木:早く逃げよう!

KP:扉の先は断崖になっており、天井から下がったロープが傍らにかけてあります。
赤木:ターザンロープ的な。
古館「第1ステージ最終エリアは“ターザンロープ”からの“ウォールクライミング”!先の浮島に上手く着地できるか!そして最後は時間との闘いであります!!」
斉木:これ普通に掴まってれば大丈夫なヤツ?
KP:まあ基本的には。ただ浮島が狭いから、行き過ぎると落下だね。
赤木:あぁ~……(恐怖)
櫻井:地下帝国行きかな?
KP:お仕置き部屋行きだね(ニッコリ)。
斉木:嫌だね(真顔)。
赤木:ダイレクトジャンプか?これは……
櫻井・斉木:えぇえ!!?!?
KP:それもアリだよ。
赤木:高低差もあるから<跳躍>でワンチャン。
斉木:むしろ跳び過ぎちゃわない?
KP:そっちの方が可能性高いから、<跳躍>判定にはマイナスがつくよ。
櫻井:普通にロープ使うと?
KP:自身の≪STR≫と≪SIZ≫の対抗ロールだね。失敗で時間消費。
赤木:なるほど。つまりまた情報が得られるチャンスがあると!
KP(タイムアップの可能性を忘れているのか?)
櫻井:ロープ使おう!安牌で行こうぜ。
赤木:成功率は結構シビアだなぁ……
赤木≪STR vs SIZ (65)≫ 65→〇
櫻井:ピッタリじゃん!
赤木:そのための右手。
斉木≪STR vs SIZ (80)≫ 33→〇
斉木:よしよしよし!
櫻井≪STR vs SIZ (90)≫ 27→〇
櫻井:余裕。
斉木:王者の風格。
赤木:やったぜ。
KP:では浮島への移動は全員つつがなく完了しました。最後のウォールクライミングは、鉛直に設置された板を7m登ります。<登攀>に成功すればクリアです。失敗すると……“ターザンロープ”を全員一発でクリアしたので、1回だけ再挑戦が可能です。
赤木:そういうヤツだったかぁ!!!
櫻井:そして最後に<登攀>か……
斉木:これ失敗したらタイムアップってことかな?
赤木<登攀(80)> 69→〇
赤木:よしよしよしよし……!!
斉木<登攀(95)> 33→〇
櫻井:安定だな。
斉木:極振りしたしね。
櫻井<登攀(85)> 9→◎
櫻井:おお!
斉木:やったじゃん!
KP:では全員、サラリと昇り詰めてクリア致しました。
赤木:良かった!
KP:1stステージクリア、おめでとうございます!!
PL一同:やったぁぁぁあああああ!!!

幕間

KP:生還者全員の最後尾、皆の盾になるようにして、山田もクリアしました。
櫻井:ちなみに今、何人くらい減った?
KP:今は30人くらい残ってる。
櫻井:あぁ……
赤木:え?100人くらい居なかった?
KP:100人いたのが30人になってるね。
赤木:減り過ぎでしょ(恐怖)。
斉木:1stステージでしょ?まだ。
櫻井:70人死んだのか……
斉木:ヤバいな。
KP:壁を登った先には穴が開いており、それを抜けると地上へと脱出できます。そこは山奥で、夕日が照らすその光景から、あなた方はそこが集合場所のすぐそばであることが分かるでしょう。
赤木:敵は追って来てる?
KP:追って来てる風だけど、奴らの身体の構造的に、ウォールクライミングが出来ないので、地下から上がって来れません。
PL一同:おおー!!
斉木:じゃあ回収したノート読もうぜ。
KP:そのノートは日記帳でした。

~~日記~~
──半年前
 いつから私がここに居るのか記憶が無い。
 人間ではない者の手伝いをさせられている。
 時々、自分でも自分の気が触れているのではないかと思うことがある。こんな時なのに、何故か最近、毎年の楽しみだったSASUKEを自分の手で作りたいと思うようになっている。

──新しいページ
 (濡れてしまっており読めない)

──最後のページ
 奴らは儀式をしようとしているらしい。止めねば。

KP:最後のページの筆跡は明らかにこれまでと異なり、そして書き殴ったような字体になっているね。
櫻井:ふむ……
斉木:どうしよう?
KP:1stステージをクリアしたので、ここで探索者の交替や、生還という形でのリタイアも可能だよ。
櫻井:いやいやいやいや!
赤木:2ndステージ進んで儀式を止めるでしょ!
KP:進むなら、職業技能として振ってもらった<技能>の主な活躍の場がこの先だとは伝えておこうかな。
櫻井:<オカルト>が!?
赤木:<料理>とか<釣り>とか生きる気しないんだけどwwwww
斉木:ボクもう<言いくるめ>役立ったからwwwww
赤木:如意棒が釣り竿代わりにならねーかなーwwwww
櫻井:そう言やなんで如意棒持ってんの?
斉木:ドラマか映画の役だったから。本当は筋斗雲持って来たかった。
櫻井:チートかよ。
赤木:乗って飛んで終わりでしょ。
斉木:あったら全部余裕で終わったわwwwww
KP:飛ぶ、勝手に動く、意思を持ってる……SANチェック祭りだぁ~
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:とりあえずここで本格合流ってコトで、もっぺん各PCの<技能>と持ち物、何持ってるか確認しようぜ。
斉木:異議無し!

~~PLで確認タイム~~
赤木:<制作:SASUKEセット>って使うのかなぁ?
櫻井:使う場面が出てくるんじゃね?
斉木:なお<料理>……
赤木:個人的には釣り竿持ってない時点で<釣り>が死んでる……
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:そうだKP!日記にあった“彼ら”についての情報とか、日記中に無かった?
KP:詳しい言及は無いねぇ……人間でなさそうってくらい。
斉木:触りたくねぇなぁ……
赤木:そうだ。古館は?
斉木:『ふるたち』ってモンハンの初期装備っぽいwwwww
櫻井:『ひのきのぼう』でしょ。
KP:古館はゴンドラに乗ったまま屋外で浮いてます。
PL一同:いるの!!?
赤木:まあいいや。
KP(古館について突っ込んできたらSANチェック出来たのに……)
斉木:現在地と見える範囲の情報を整理したい。
KP:あいよ。今いるのは地下から這い出した穴のそば。近くに初めに通ってアリーナへ向かった入口がある。北と西が切り立った崖になっているね。やや反っていて<登攀>は不可。崖に隣接するように廃墟がそびえ、その直方体をした建物の屋根と崖の上面がほぼ同じ高さだ。
櫻井:2ndステージは……これを登るのか?
赤木:これ、建物の外を<登攀>しない?たぶん中が2ndステージだと思うんだよ。
櫻井:そう言うコト!!?wwwww
斉木:建物の外側に、手足を掛けられそうな凹凸はある?
KP:かつて工場だったころの名残で、パイプラインが多く通っていたようですが、今はそれが朽ち果て、パイプ固定用の金属突起が2階部分まで見えています。ただ、それは尖っているので、素手だと切ってしまうかも知れませんね。
櫻井:あぁ……やめとくか。
斉木:手袋があれば行けそう。
KP(手袋……失格……うっ頭がッ!)
KP:ちなみにその廃工場は、1階の出入り口にできそうな箇所は全て封鎖されています。
赤木:先に1stステージクリアしてきた人達はどうしていますか?
??「恐かったなぁ……」
KP:そんなことを言いながら、帰路に就く人もいますね。
櫻井:残ってる人もいる?
KP:残っているのは山田勝己と数名くらいですかね。
斉木:うーむ。これどうやって入ったらいいんだろう?無傷で2階に入れないかなぁ……?
KP:それではここで<制作:SASUKEセット>を振って下さい。
赤木:お!来た!
櫻井:頼むぞ!!
斉木:フラグは要らないからな!?
櫻井:最悪ダメージ覚悟で……
赤木<制作:SASUKEセット(70)> 4→☆
PL一同:おおおおおおおおお!!!
斉木:やったぜ!
赤木:コロンビア!
櫻井:そのための右手。
KP:手の平ガバガバじゃねーか!!
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:では、ここで赤木夏雄は気付きます。複数のパイプラインを束ねるために使用された金属突起、それは複数のものが平行に取り付けられていることに。
赤木:ほう!
KP:そこからあなたは想起します。SASUKE第2ステージの壁“サーモンラダー”を。
赤木:ほう?
KP:鉄棒のような金属パイプを握り、懸垂の要領で身体を引き上げ、その引き上げの勢いを利用して跳ぶように上の段へと金属パイプを持ち上げる……それを繰り返すことで上へ上へと昇っていく、鯉の滝登りや鮭の遡上を連想させるアトラクションですね。
斉木:見たコトあるー!
櫻井:あぁー!アレかぁ!!
赤木:それで2階まで行けるのか!!
斉木:如意棒あるよ。
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:まあ何か使えるアイテムは置いてあるでしょ。まさか持ち込みの棒状アイテムに頼るってことはあるまい。
KP:せやな。てことで、赤木夏雄は近くで金属パイプを発見するよ。
斉木:よし。それを使おう。
KP:じゃあこのダイスロールから2ndステージの挑戦を始めていくよ。

2nd ステージ

赤木:“サーモンラダー”を登っていくのに必要な<技能>は何ですか?
KP:<登攀>と<跳躍>の組み合わせだね。
櫻井:おおお!それっぽい!

赤木<登攀(80)>+<跳躍(70)> 56→○
赤木:やったぜ。

櫻井<登攀(85)>+<跳躍(85)> 51→○
櫻井:ま、多少はね?

斉木<登攀(85)>+<跳躍(90)> 76→○
斉木:良かったぁ~

古館「その姿は正に竜となるべく滝を登る鯉!挑戦者は一段、また一段と登ってゆきます!」
KP:探索者の皆さんは廃工場の2階へと侵入することが出来ました。2階は大きな一部屋がフロアの大部分を占めており、フロアの端には階段があります。
赤木:その部屋に入ってみても?
KP:いいよ。
赤木:中に何か居るのかな?
斉木:居たらどうする?
櫻井:<聞き耳>なんて無いよ?
赤木:まあ居たらサーモンラダー登ってる音でリアクションあるでしょ。
斉木:初期値で振ってもイイけど。
櫻井:大丈夫でしょ。
斉木:じゃあ誰から入る?
赤木:SAN値的には……?
櫻井:じゃあ俺(SAN:24)から入る。
赤木:ダメでしょwwwwwSAN:69ある俺から入ります。
櫻井:しょうがねぇなぁ。

赤木:鍵はかかっていますか?
KP:かかっていません。扉はガラリと開きます。中は外観の廃工場な様子と打って変わってきれいですね。
赤木:埃とか積もってない感じ?
KP:んー、まあほとんど。ただ僅かにある塵がかすれ、何か大きなものを動かしたような跡がついています。
赤木:何かを動かした痕跡は1つだけですか?
KP:同じような跡が規則的に、全部で3つ、ありますね。
斉木:怪し過ぎる。
櫻井(怪しいのは今更じゃね?)
斉木:その痕跡、1stステージの小部屋にあった後と似てたりしない?
KP:おお。似てるねぇ。ビスで留めたような穴が開いている。
櫻井:入って<電気修理>とか振ってみる?
赤木:まだ俺だけだからなぁwwwww
斉木:入ろうか。
KP:<技能>振るなら1人1回まででヨロシク。
櫻井:またタイムリミットある感じか。何振る?
赤木:<電気修理>は10%もあるよ!10回振ったら成功するよ!

赤木<電気修理(10)> 29→×
斉木<電気修理(10)> 6→○

赤木:おお!
櫻井:やりますねぇ!
赤木:やったぜ!
櫻井:成し遂げたぜ!
斉木:奇跡だwwwww
KP:では、床に開いている穴が電源プラグであることを確信します。そしてそのプラグが備え付けの物ではなく後から付けられたものであり、さらに一般に流通しているモノと異なるということが分かります。
櫻井:これ<オカルト>振れない?
斉木:なんで<オカルト>なのwwwww
櫻井:見たコト無いとか言うからさ……
KP:別にそんなおどろおどろしくはないぞ?
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:そういや電気は通ってるの?
赤木:確かに。廃工場なのに電気は通ってるの?
KP:天井にある蛍光灯などはボロボロだけど、主に床、何かが設置してあったらしい箇所は比較的整備されているね。電気は……通っていないように思える。
斉木:え。これ<機械修理>でも振ってみてイイ?1人分余ってるでしょ?
KP:まあええで。

斉木<機械修理(20)> 12→○

櫻井:やっぱりなwwwww
斉木:夏雄くんとは違うのだよ。夏雄くんとはwwwww
赤木:さすが斉木は格が違ったwwwww
KP(おいコレ何カ国語放送だよ)
KP:ではそうすると、その配線や工事の痕跡が、人間の使うようなものではなさそうです。
斉木:え、じゃあ誰が使ってるの?
赤木:イス?
櫻井:あぁ……
斉木:古館?
赤木:アレでしょ?乗っ取られて、定期的に違う次元とかに連れて行かれるんじゃなかったっけ?
櫻井:イスね。
赤木:まあドラえもんみたいな。
櫻井:行けば分かるでしょ。
赤木:古館は被害者とは違うのかなぁ?
斉木:とりあえず上へ行くか。階段だっけ?
KP:探索者一行が階段のあった場所へ行くとですね……
赤木:あった……?
櫻井:だと……?

KP:(ニヤッと笑って)ボロボロの階段は崩落し、登りも下りも滑り台状態で、このままではうまく登れません。
斉木:どうやって登る?<跳躍>しながら?
KP:まあこういう移動ギミックで<制作:SASUKEセット>を使うんっですね。
櫻井:あぁ~!!なるほどォ!!
斉木:頑張れ~!!
KP:もしくはリアル<知識>でwwwww
赤木:振る?
斉木:いや、その前にSASUKEのステージを思い出してみようぜ?
櫻井:階段の壁の幅は?
KP:幅は1~1.3mくらい。
赤木:床が抜けるとかは無い?
KP:あるかも知れない。
斉木:嫌だよ!?
櫻井:1mならアレじゃね?両手足で突っ張って壁を進んでいく……
赤木・斉木:あぁ~!!!!!
KP:と、言う訳で、こちらが“スパイダーウォーク”になります。
PL一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:幅が怪しいなと思ったんだよwwwww
斉木:SASUKE見なきゃ!(使命感)
赤木:さすがだなぁ!!
櫻井:リアル<アイデア>で行きますよwwwww
KP:“スパイダーウォーク”は≪DEX≫×5で判定でございます。
赤木:これはデカい!俺90だ!
櫻井:ちなみにコレ、登り方に気付かず挑戦するとどうなるの?
KP:登り方の具体的な説明なんかにもよるけど、≪DEX≫×3か<登攀>のマイナス補正かな。

赤木≪DEX ×5 (90)≫ 51→○
櫻井≪DEX ×5 (70)≫ 89→×
斉木≪DEX ×5 (75)≫ 61→○

櫻井:あ。
斉木:まあ後からゆっくりおいでよ。
古館「さて挑戦者たちはスパイダーウォークへと歩みを進めます。壁と壁とに渡す突っ張り棒のように両の手足を張り、その身体を支えながら上の階を目指します!」
KP:失敗した櫻井くんは、体勢を決めあぐねたってコトで、時間を消費してリトライ。俺的には初期の長野誠さんのイメージなんだけど……
PL一同:分かんないッスね。
KP(苦笑い)
櫻井:まだここで成功すれば死なない!

櫻井≪DEX ×5 (70)≫ 62→○

櫻井:セーフッ!!

KP:それでは自身の体重を支えながら3階へと登っていきました。
斉木:怪しい物があったら調べなきゃ!
赤木:コレ櫻井の<オカルト>が使えないのが痛くない?
櫻井:<オカルト>なんて要らないんだよ!!
KP:そんなオカルトありえません!
斉木:<料理>でなんとか行ける?wwwww
赤木:無理だろ!!
櫻井:なんとかこじつけてwwwww
斉木:<釣り>の方がまだ使える気がする。
KP:ちなみに何か欲しいものある?
赤木:え!?ここで釣り竿とか入手できるんですか!?
櫻井:さすがに無理じゃね?wwwwwwwwww
斉木:<幸運>で糸とかならワンチャン……
KP:とりあえずフロアの探索をするのね?
赤木:はい!
KP:2階と同様に大きな部屋がひとつだけあります。扉を開けると、そこには生活用品や雑貨などが雑多に置かれていました。
赤木:うむ?
櫻井:ここで生活している感じ?
KP:いや、完全に荷物置き場だね。バッグなどの荷物が置かれまくってるだけだね。
斉木:何人分くらい?
KP:5~60人分くらい。
櫻井:えっ!?
斉木:ヤバいな……
赤木:アレじゃね?参加者の荷物じゃね?
櫻井:え、でもそれは自分らで持ってるっしょ。
赤木:そうか。
斉木:荷物は汚い感じ?
KP:汚いというより古い感じ。
赤木:コレ全部をひっくり返す時間は無いよなぁ……
KP:まあ欲しい物を申請して<幸運>かな。
斉木:これ<幸運>Fumbleで死体が出てきたりはしないよね……?
櫻井:そのための<幸運>!
赤木:針と糸が欲しいです!できれば釣り竿!

赤木<幸運(75)> 43→○

KP:糸とおもりに出来そうな石(?)を手に入れたよ。
斉木:え。これさらに何か要る?
赤木:情報とか要求してみる?wwwww
櫻井:ここでロープでしょ!!
斉木:確かに!ロープが欲しいです!

斉木<幸運(60)> 17→○

KP:じゃあ直径1cm、長さ10mのロープを手に入れたよ。
赤木:なにか情報は出ませんか?
KP:すまぬ。用意してない。α版だから許してくれ。今後追加するかもだけど。
斉木:まあしょうがないか。でもなんで工場にこんな空間があったんだろうね?
赤木:SASUKEセットと一緒に作ったのかも知れないじゃん。相手は<制作:SASUKEセット>極振りかも知れないよ?
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:ではこの辺で櫻井くんも合流しようか。
櫻井:待たせたな!

KP:探索者たちが更に上を目指すと、階段を上った先は屋上でした。殺風景な屋上からは、ほぼ同じ高さの段丘面――崖の上の平地に飛び移れそうです。
赤木:屋上から地上までの高さと、この崖の高さが一緒ってこと?
KP:だいたいそんな感じ。
斉木:もう歩いて行けるんじゃね?
KP:まあちょっと跳べば渡れるね。とりあえず、描写を続けていいかな?
櫻井:続けて、どうぞ。
KP:皆さんが屋上へ出てきた途端にですね。ゴゴゴゴゴと音を立てて……
斉木:まさか古館が来る!?
赤木:古館そんなにデカいの!?
櫻井:巨人化かな?
赤木:駆逐系男子かな?
斉木:古館イェーガー説。
KP:音と共に、大地が揺れます。
赤木:ロボが発進しそう。
KP:あなた方がその音と揺れの発生したであろう方向を見るとですね。巨大な岩が、辺りの木々をなぎ倒しながら徐々にせり上がって来ています。
赤木:岩!?
櫻井:大きさは?
KP:全様は分からないけど、直径20mは下らなそうに見えるね。
櫻井:20m……20m!!?
斉木:デカくね?
KP:『巨大な』って言ったじゃんwwwww
山田「な、なんだァ!?あれは!!?」
斉木:ついて来てたのかwwwww
赤木:さすが山田勝巳。
KP:山田はその大岩に興味を示し、その方向へと向かうようです。
櫻井:行くかぁ!
赤木:屋上を見回しますが、誰か居たり何かあったりしませんか?
KP:屋上にはあなた達、SASUKE挑戦者以外の姿はありませんが、屋上のタイルの一部には、魔法陣のような模様が描かれています。
斉木:調べようぜ!
赤木:<オカルト>ォ!!
櫻井:よっしゃ任せろ!!
赤木:ついに<オカルト>が火を噴くかァ!?

櫻井<オカルト(53)> 95→×

一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:ギリギリでFumbleを回避したと考えよう。
櫻井:ま、多少はね?
KP:よく分かんなかったね。
赤木:むしろセーフwwwww
KP:なんなら発狂して手に入れた5%を振ってもイイんだよ?
赤木:え、時間はあるんですか?
KP:知っているかどうかの判定だから、時間はかからない扱いだね。
斉木:え?振るの?
赤木:今日の(ダイス目の)振れ幅ならワンチャンあるでしょ!

赤木<クトゥルフ神話(5)> 25→×

櫻井:今の俺に振らせたらどうなるか……
赤木:大丈夫でしょ!行っちゃえ行っちゃえ!

櫻井<クトゥルフ神話(5)> 97→Fumble

赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:どうすんだよ!!
KP(マジでどうすんだよ!!)
櫻井:やべぇよやべぇよwwwww
KP:Fumbleのペナも思い付かないしいいや。なんも分かんなかった。
櫻井:やったぜ。
赤木:その模様は消せますか?手で触ってみたりしたら……
KP:焼き跡がついているような感じなので、手で消すことは難しいかな。
斉木:恐いなぁ……
赤木:触っても何も起きない?
KP:起きないね。
赤木:うーん……
KP:起こして欲しい?
赤木:いえ!!
KP:じゃあスルーで。
櫻井:スルーでwwwwwwwwww
斉木:スルーして屋上から跳んで進むか。
櫻井:そうだな。

KP:では廃工場の屋上から移った先を描写しようか。周囲を深い森で囲まれた中に、1つの建造物がある。滑らかな表面の直方体で、先ほど踏破した廃工場と同じか少し小さいくらいの建物だ。入口等は見当たらないが、脇を流れる川に廃水を流すため、一部が突き出している。川は幅3mほどで、水深はそれなりにありそうだ。
古館「さて挑戦者たちは野を越え崖を越え、何かに導かれるように小川へと辿り着きました。これが果たして三途の川となるのかオアシスとなるのか!」
櫻井:この中へ入っていくのか?
斉木:推奨技能的に、これ川を<水泳>だよね。
赤木:でも音源の方も気になるな……そっちには行けませんか?
KP:<追跡>か<聞き耳>のどちらかの成功と、<ナビゲート>の成功が必要だね。
赤木:やめよう。川泳いで排水口から侵入?
櫻井:くさそう。
斉木:他に入れればいいけど……
櫻井:俺は泳がず、建物の周囲をぐるっと回ってみたいな。
赤木:情報出そうだし俺は泳ぐよ。
斉木:私も泳ぐ。
KP:じゃあ建物の周囲を観察した櫻井くんの方から行こうか。
櫻井:おおっとぉ!?
赤木:これはぁ?wwwww
KP:周囲を確認して分かる情報は、目の前のそれが扉や窓などの一切無い、直方体の建造物であるということだね。
櫻井:えぇ!?……へぇ~!(何か察した様子)
斉木:じゃあやっぱココ(排水口)から入るしかない?
赤木:そうだね。排水口の様子とかは見れます?
KP:うーん……川の上に底の抜けた箱が覆いかぶさったような状態で、何かが川へと放出される様子は直接見えない状態になっているね。
斉木:泳ぐ?
櫻井:泳ぐかぁ。
KP:ちなみに泳ぐ準備はしているのかな?
赤木:俺は着替えを1着……忘れたんだった!!
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:最悪じゃん!!
斉木:ボクは持ってる!
赤木:え、じゃあ俺は服ビショビショで行くの?メッチャ重くなりそう……
櫻井:もしそうなら≪DEX≫とかにマイナス入りそう。……脱ぐ?
赤木:うーん……荷物をまとめて……投げ込めないかなぁ?
櫻井:え!?排水口(見えてない)の中に!?物理的に可能!!?!?
KP:中の構造が分からないので、投げ込んで無事かは保障できないよ?それにそもそもアンダースローでホップアップをかけないといけない。
赤木:怪しいっすねwwwww
斉木:ソフトのライズボールかな?
櫻井:スワローでしょwwwww
KP:水切り50回達成しなきゃ!
KP・櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:投げ込むのはやめとくか。
櫻井:じゃあ俺はホルスターを足から外して頭の上に……
斉木:それメッチャダサいよ!?大丈夫!?wwwww
赤木:服は?
櫻井:畳んで置いておきます。
赤木:え!?パンいちで工場の中を進むの!!?
斉木:バスローブ野郎かよwwwww
赤木:カッコ良すぎだろwwwww
櫻井:どうなんだろ?マイナス補正入るかなぁ?
赤木:入ると思う。着替え持ってても結局濡れちゃったら意味無いよなぁ……
櫻井:分かった!ホルスターを頭にこうやって(ほっかむりの要領で頭上にスタンガン、ベルトを側頭部から顎に回して固定するジェスチャー)つけて……着替えを……こう(頭とホルスターの間に挿入)!
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:面白かったwwwwwイイよwwwwwwwwww
斉木:良いのかwwwwwwwwww
赤木:俺どうしよっかなぁ~!!
斉木:ボク、如意棒にロープで荷物括り付けて水から上げて泳いでくよ。
赤木:如意棒イイなぁ~!!
KP:予想だにしていなかった大活躍wwwww
赤木:もう分かった!櫻井と同じ方法で肩掛けを頭の上に乗せて平泳ぎで行きます!
櫻井:それで行けるならいいけどwwwww
KP:ちなみに皆に忠告すると、<水泳>は1度失敗しても窒息判定とか入らないけど、荷物は濡れるからね?
赤木:マジかぁ~
斉木:まあ行けるっしょ。
櫻井:行くしかない。
赤木:てかスタンガン濡れたらマズくない?
櫻井:大丈夫っしょ。多分。濡れて使ってみるのも面白そうだなwwwww
赤木:感電しそう(小並感)
KP:では<水泳>ダイスロールをドウゾ。

赤木<水泳(50)> 10→◎

赤木:まあね?まあね?
古館「ここバックストリームはSASUKE全ステージ中で唯一、挑戦者が自ら水中へと入ってゆくアトラクションであります!」
KP:ではここで1人目が川を泳いだので、情報が開示されます。
櫻井:お?
斉木:生贄か?
櫻井:サメ映画かな?
KP:最近のサメは陸に揚がるし空も飛ぶしSNSもやるからな。
赤木:え?俺食われるの?
KP:そんなトラップはここで敷かないからwwwww
赤木:やったぜ!
KP:川は天然で出来たものではなさそうです。
櫻井:ふむ……
KP:護岸工事等を行った形跡は無いが、川底もへりも真っ平で、まるで大きな細長い水槽の中を泳いでいるようでした。
赤木:護岸工事って?
KP:川が岸辺を侵食しないように、また増水時にも耐えられるように、川岸をタイル状のコンクリートブロック等で固めることだよ。
赤木・斉木:あぁ~!
櫻井:多分、(この川を造ったの)人間じゃないと思うんですけど。
赤木:名推理wwwww
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:え、俺は向こう側に入れたんですか?
KP:入れる状態になったね。川の上にせり出している部分は、内部は空洞で、建物側の淵に、川から上がれるように金属製のはしごが付いているね。
赤木:はしごに掴まって流されないように身体を支えながら、川上の方を見たいです。
KP:すると、川は先の方へ繋がっていて、山の方、森の中へと続き、始まりは見えないね。
赤木:そっかぁー。
斉木:へぇー!
赤木:じゃあ俺ははしごから上がります。
KP:あいよ。じゃあ次の人ダイスロールをドウゾ。
赤木:まあ一番低い俺が行けたから大丈夫でしょう。

櫻井<水泳(60)> 79→×

斉木:やっちまったなぁ!!
KP:これは着水しましたねぇwwwww
赤木:(スタンガンが)壊れる!壊れる!wwwww
櫻井:溺れる!溺れる!
KP:まあまだ溺れないので次の人。
斉木:ワイ、如意棒持ちながら泳いだらマイナス補正?
櫻井:まあ技能値高いからマイナスかかっても行けるでしょ。
赤木:え?いくつ振って……95!?
斉木:マイナス補正っていくつ?
KP:どうやって運ぶかによるね。手に持つの?
斉木:いや、競技服の背中の所に、棒の荷物を付けてない方を差し込む。
KP:んー……じゃあ、まあマイナスは無しでいいや。
赤木:要はカタパルトタートルでしょ?
KP:そうだねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:竜騎士を射出しそうwwwwwwwwww
KP:銀幕のミラーウォールを破壊しそうwwwwwwwwww
斉木:振るよ~!

斉木<水泳(95)> 52→○

斉木:余裕で成功!
KP:じゃあ処理していくよ。櫻井くんは姿勢を乱し水を被ります。スタンガンの状態は、川を抜けた後に<幸運>で判定しようか。
櫻井:OK。
KP:そんでもってすぐにクリア出来なかったので、櫻井くんは2度めの挑戦があります。
櫻井:はい。
赤木:ヤバいぞぉ!?
斉木:成功しろよお前!!
KP:失敗したら<窒息>の判定が入るからね。
赤木:やべぇよ……やべぇよ……

櫻井<水泳(60)> 38→○

櫻井:よしッ!
赤木:さすが!
斉木:良かった。
KP:では、櫻井くんだけ水を被りましたが、全員建物の中へと入ることが出来ました。上がると分かるんですが、この施設はどうやら稼働しているようで……
赤木:おおっと!?
KP:川から上がるとすぐに、数人まで立ち並ぶことのできそうなスペースがあり、そこに探索者たちは居ます。小川の上にせり出した覆いの内側、建造物の中から突き出たベルトコンベアが、上に乗った物を川へと落とすように動いています。
斉木:何かが運ばれて来たりは?
KP:それは無いね。
櫻井:へぇ~
斉木:これ走ってあっち側に行くの?
赤木:そんな感じだろうなぁ……
KP:ただ、このベルトコンベアの通っている穴が小さいんですね。
赤木:え?
櫻井:あっ……(察し)
KP:人間の≪SIZ≫だと、ハイハイしないと通れないくらいの穴ですね。
赤木:え?それでベルトコンベア?
櫻井:見たコトあるわ……
斉木:無理じゃね?
櫻井:他に侵入できそうな所は無いんだよね?
KP:そうですね。
斉木:行くしかないか……
赤木:俺はとりあえず服を着ます。
櫻井:俺の服はびしょ濡れ?
KP:でしょうね。
赤木:wwwwwwwwww
斉木:着ない方がマシなんじゃない?
櫻井:どうしよ。いっか!とりあえず頭に全部付けたまんま行くか!
赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:メッチャダサいwwwww
赤木:ヘッドライトだと思えば。
櫻井:スタンガン、投げても使えそうだし。
斉木:前向き過ぎない!?
KP:wwwwwwwwww
櫻井:使えるモノは全部使うんだよォ!!

KP:では“逆走コンベア”を駆け抜けるには≪DEX≫×4の成功が必要でございます。
赤木:4?PCの≪SIZ≫は関係無し?
KP:関係無し。
赤木:やった!
櫻井:じゃあ雄叫びを上げながらイノシシの如く駆け抜けるわ。
赤木:猪が如くwwwwwwwwww
櫻井「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
古館「疲労の溜まった全身に鞭を振るい、大の大人が全力ではいはいをしてゆきます。それはさながら未だ立つことを知らぬ幼子の如く懸命な姿!正に筋肉幼児退行か!!」

赤木≪DEX ×4 (72)≫ 12→◎
櫻井≪DEX ×4 (56)≫ 68→×
斉木≪DEX ×4 (60)≫ 66→×

赤木:あwwwww
櫻井:ナンデ失敗!!?
斉木:あーあ……
KP:失敗した挑戦者はベルトコンベアを甘く見ていたせいで突破できず……
赤木:『できず』!!?
KP:そのままだとさっきの川にボシャンだけど。
斉木:それは……<回避>とかで……
櫻井:えぇえ!?……筋力で。
KP:ファッ!!?
櫻井:こう……筋力で……ヴァッ(コンベア周囲の壁に手足を突っ張り身体を支える仕草)って……
赤木:さすがwwwwwwwwww
KP:面白いwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:それ咄嗟にできんの?wwwwwwwwww
櫻井:最後に頼れるのは己の≪筋力≫のみッ!!
赤木:最高wwwww最高wwwwwwwwww
KP:面白いwwwww≪STR≫の5倍で判定していいよwwwwwwwwww
赤木:強いwwwwwwwwww
櫻井:これで失敗したら目も当てられないなwwwww

櫻井≪STR ×5 (90)≫ 85→○

斉木:まあまあまあ。で、どうすんの?
赤木:このまま<登攀>とかで進めないかな?
KP:リカバー行動の前に斉木の判定かな。どうする?
斉木:放り出される前に<跳躍>で横っ飛びして避けるか、<登攀>で壁にしがみつくか……
赤木:<登攀>が良さそう。
斉木:じゃあソレで行くか。

斉木<登攀(85)> 51→○

赤木:余裕の成功だ。
櫻井:馬力が違いますよ。
KP:自動車の<値切り>かな?
赤木:100%OFFでしょ。
KP:とりあえず耐え忍んだ2人は再度“逆走コンベア”に挑戦ね。
赤木:まあ良い流れ来てるしイケるでしょう!

斉木≪DEX ×4 (60)≫ 87→×
櫻井≪DEX ×4 (56)≫ 83→×

斉木:はぁ!?
櫻井:どうする?一回落ちる?
KP:ちなみに落水を回避するならさっきと異なる方法を執って下さい。
斉木:<跳躍>!
櫻井:まあ……<跳躍>しか無いかな……?
斉木:これ<機械修理>とかで止められないの?
KP:あ~!考えてなかったな……
赤木:見える範囲にいじれる箇所があるかだよね……
KP:うーん……そうだね。積載物の巻き込み防止も兼ねて、ベルトコンベアは稼働中にいじれる部分が無い仕様だね。
斉木:仕方無いか……
櫻井:スタンガンをバリバリしてみる?
赤木:絶対ベルトはゴム製でしょwwwww
櫻井:じゃあベルトめくってねじ込む?
斉木:それなら如意棒挿した方が良くない?
赤木:絵面を想像するとカッコイイwwwww
斉木:でもこれなら≪DEX≫最高の(赤木)夏雄くんにロープの端を持っててもらえばよかった……
赤木:思った。
櫻井:誰が一番先に行けるか分かんないからね……
赤木:それなぁ……
KP:リカバー行動が無い場合は、時間をロスしての突破となりますがよろしいですか?
櫻井:もうそれでいいやwwwww
斉木:ちょっと今のダイス目だと不安だからwwwww

KP:では探索者らはベルトコンベアを抜けた先へと到着します。
赤木:どうする?ロープの端、俺が持つ?
斉木:もう片方をボクが持って、(櫻井)翔はいざとなったらボクとファイト一発する?
櫻井:最悪道連れwwwww
赤木:どっちか手放すしかないでしょ。その時は。
KP:結局今はどうすんの?
斉木:先の様子を見てから決めてもいい?
KP:いいぜ。描写していくよ。ベルトコンベアの先はまた通路になっていて、目の前にはシャッターのようなものが降りています。
赤木:これ上に上げないと通れないヤツじゃね?
斉木:重いヤツ?
櫻井:あぁ~!!
斉木:じゃあコレ絶対にパワーじゃん。
櫻井:力こそパワー。
斉木:それと<回避>とか?
KP:予想がついているようなので公開しますが、目の前に見えるシャッターは≪STR≫の5倍が目標値です。
赤木:これはもしかして!残りは4倍と3倍かぁあ!!?
櫻井:重くなってく系!?
KP(ニヤリ)
赤木:すると3(倍)って結構しんどくねぇ?
櫻井:キツイね。
斉木:≪STR≫最大の(櫻井)翔でも54だね。
赤木:エグッ!!なんかこの辺にお助けアイテムとか……
KP:ないです。
赤木:てことかも使えないよね?
斉木:さすがに無理でしょ。
櫻井:でもつっかえ棒とかには出来るんじゃない?
斉木:如意棒の耐久によるかなぁ?
赤木:使った鉄パイプは?さすがに持っては泳がないか……
KP:うーん。持ってくる宣言も無かったしな。
赤木:何人かで持ち上げるのは無理?
斉木:何人が一緒に挑戦できるのか、通路の幅とかどう?
KP:幅的に、横に並べるのは2人ですね。3人だと身動き取れないかも。
櫻井:じゃあ俺が上げて他の人を通すか……?
斉木:2人で持ち上げたら他の人は通れない?
赤木:その為の股下じゃないですかね?
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:股下なら≪SIZ≫対抗にしてみようかwwwww
赤木:マジかwwwww
櫻井:まあやってみるのは最後とか、厳しい所で大丈夫でしょ。
KP:初めの壁は1人で挑戦するんだね?
櫻井:俺が持ち上げて他の人を通せばイイっしょ。
斉木:頼んだ!

櫻井≪STR ×5 (90)≫ 68→○

赤木:よしよしよし!
古館「2ndステージ最後は“ウォールリフト”!疲弊した身体で、自らの肉体で、先への道をこじ開けます!!」
櫻井:さ。通れよ。
斉木:通ります!
KP:では全員が抜けると2つめのシャッターが下りています。上げるには、君らの予想通りに≪STR≫の4倍だね。
斉木:これも行けんじゃね?
櫻井:行けそう。

櫻井≪STR ×4 (72)≫ 70→○

櫻井:やったぁああ!!!
赤木:ギリギリwwwww
斉木:最後はいくつ?
KP:君らの予想通り≪STR≫の3倍だね。
斉木:うーむ……最大で54か……
赤木:2人で上げて股下でしょう!!
斉木:どんだけ股下好きなの!?wwwww
櫻井:いや、アリでしょう!!
KP:ドルフィンヘッドスライディング!!
KP・櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:ここ(KPと櫻井の2人)しか通じねーけどなwwwwwwwwww
櫻井:みんなも読もう!“Mr. FULL SWING”!
赤木:俺と斉木の≪STR≫の合計が33なんですけど、この3倍でイイんですか?
KP:ええで。ヨロシク!

赤木&斉木≪STR ×3 (99)≫ 54→○

斉木:上がった!!
赤木:さあ!股下を通るんだ!
KP:どっちを通るの?
櫻井:デカい方。
赤木:じゃあ13の俺だな。
櫻井:では仰向けになるようにしながら全身をしならせで背泳ぎのスタート時の要領で滑り込みます。
KP:≪SIZ≫の対抗ロールに失敗すると両手が赤木くんのケツに刺さります。
赤木:俺死ぬじゃん!!?

櫻井≪SIZ(10)≫ vs 赤木≪SIZ(13)≫ 目標65 15→○

櫻井:よっし!!
赤木:さすが!
斉木:危なげない。
KP:では全員が無事にシャッターエリアを突破しました。
赤木:これで完全に建物の中に入れたってコトになるのかな?
KP:重いシャッターを潜り抜けた先には、こぶし大の赤いボタンが腰ほどの高さの台上に鎮座しています。
赤木:これアレじゃん!フィニッシュのアレでしょう?
斉木:ああ!最後にパンッて押す!
櫻井:押します!
赤木:待って?そのボタンは押さなくても先に進めそうですか?
KP:ちゃっちいゲートみたいな物があるけど、まあ<こぶし>とかで破壊できるでしょう。
赤木:押す?ボタン。
櫻井・斉木:押そう!!
赤木:押したら白い煙が噴き出てゲートが開きそうwwwww
斉木:とりあえず押そうぜ。
赤木:じゃあ俺が押します。パァンッ!!って押します。
KP:では赤木くんがボタンを押すとゲートが開き、その脇から白いスモークがプシュゥウウッ!!と……
PL一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:やっぱりwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:その演出ねwwwwwwwwww
古館「命を賭して進むこの鋼鉄の魔城!その2ndステージを挑戦者たちが突破いたしました!!」

幕間

KP:そしてベルトコンベアが止まり、壁の一部が開き、外との行き来が出来るようになります。
赤木:これで皆来れるじゃん!
斉木:山田は?
櫻井:そうだよ。
赤木:山田勝己はどうなっていますか?
KP:山田勝己は閉じたゲートを<こぶし>で壊してついてくるよ。
赤木:壊すの!?
櫻井:結局!?
KP:まあ、ちゃんと元ネタのあるアクションだから、気になったら調べてね♪
斉木:そうなの?
櫻井:壊したの?
KP:失格にされて、やり直して、疲れてて2秒くらい足りなくて、腹が立って2ndのゲートを破壊して出て行った。
櫻井:むしゃくしゃしてやった。
赤木:後悔はしていない。
KP:ちなみに山田はその大会以降、2ndステージに進めていない……
PL一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

KP:ではその先の描写をしていきます。小さなゲートを潜った先に、上階へ繋がるなだらかなスロープがあり……
櫻井:急じゃなくて良かった。
赤木:反り立ってなくて良かったwwwww
KP:そしてこれを登った先が、3rdステージになります。

3rd ステージ

古館「風雲急を告げるこの鋼鉄の魔城。宵闇に包まれたその全容を照らすのは僅かな月と星の明り……そして漢達の魂の輝きであります!!」
KP:3rdステージ全体の説明をするよ。上を見上げれば分かるんだけど、このステージにはほとんど床や天井が無く、そこをどうにかこうにか登っていくことになります。で、床が無いということは、失敗したら落下します。
櫻井:ここに戻って来るのか……
赤木:落下点が悪ければ最悪死まであるよ!?
斉木:頑張ろう。
櫻井:落ちても<跳躍>で軽減できるんじゃね?
斉木:Fumbleとかしてたら?
赤木:Fumbleは「アシクビヲクジキマシター」で。
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:とりあえず皆進むでしょ?描写を続けるで?
櫻井:よろしく。

KP:緩いスロープを登った先は、ほぼ同面積の狭い足場と低い天井の踊り場のようなスペースになっており、先へ進むには腰の高さほどの石柱を伝っていく必要がありそうだ。
斉木:柱の上に乗るには天井が低い……?
KP:そういう認識でOK。
櫻井:あぁ~!アレね?こうやって……(腕力で身体を支えるジェスチャー)
KP:そうだね。と言うことで、こちらが3rdステージ最初の関門“ドラムホッパー”でございます。
赤木:え?エグくない?
KP:突破は≪STR≫×4と<跳躍>の組み合わせだね。
赤木:4!?
斉木:なかなか厳しくなってきたなぁwwwww
赤木:で、失敗したら落下でしょ?
櫻井:まあこの階なら落下してもダメージは入らないでしょ。
古館「3rdステージの始まりはこのドラムホッパーであります。下半身を振り子の様に揺らして反動をつけ、前の対になった石柱へと跳び進みます。その姿はさながら因幡の白兎!果たして挑戦者は向こう岸へと辿り着くのか、はたまた闇という獣に呑まれてしまうのか!!」

赤木≪STR ×4 (64)≫+<跳躍(70)> 57→○

赤木:よっしゃ!!
櫻井:よしよしよし!
KP:それでは赤木くんは、危なげ無く、リズム良く、向こう岸へと到着します。
赤木:危ねー!恐いぞコレ!!

櫻井≪STR ×4 (72)≫+<跳躍(85)> 6→◎

赤木・斉木:おぉおおお!!!
櫻井:やったぁ!!
KP:強い(確信)。

斉木≪STR ×4 (68)≫+<跳躍(90)> 52→○

赤木:よし!
櫻井:さっきのベルトコンベアが地獄だったなぁ……
赤木:wwwwwwwwww

KP:では次のフロアへ進むよ。次のフロアは、最初の足場はしっかりとしていますが、その先には目立つ造形も、床も、天井もありません。
櫻井:は?
赤木:え?
斉木:天井までの高さは?
KP:2階分くらいあるね。
赤木:無理じゃん!!
櫻井:これはオカシイ……
KP:じゃあ<SASUKEセット>を頼むよ。
赤木:うわぁ~……
斉木:頼むよ?君以外は15と5だから……

赤木<制作:SASUKEセット(70)> 35→○

赤木:成し遂げた!
櫻井:でかしたッ!!
斉木:コロンビアポーズが面白いwwwww
KP:それでは赤木くんは、一見何の変哲もない壁に、僅かな突起を見付けます。
赤木:あっ……
櫻井:クリフハンガーか……
斉木:ん?
赤木:マジかよぉ~……
KP:斉木がイメージ湧いてないから説明すると、壁に3cm四方の正四角柱が取り付けられていて、そこに指をかけ、全体重を支えながら進んでいくんだ。
斉木:え?無理だよ……(絶望)
KP:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:え?だって無理でしょ?人間じゃないよそんなの!!
赤木:頭おかしいよ。アレはホントに。
KP:必要なのは≪STR≫と≪SIZ≫の対抗ロール。これでこのフロアの奥まで進めます。その後はまた別のダイスロールが必要だけど……<技能>の半分で成功してるし教えちゃうか。このフロアの奥まで進んだ後は、反対側の壁へと跳ぶよ。
櫻井:跳ぶッ!!?!?
赤木:<跳躍>も必要かぁ……
斉木(イメージが湧いてなさそう)
櫻井:とりあえずそこまで行くか!
赤木:コレ俺が一番不利なヤツじゃん……
古館「もはやSASUKEの風物詩と言っても過言ではないでしょう!ついに今宵もその姿を挑戦者の前に表しました。飲み込んだ挑戦者は数知れず!魔城の牙!“クリフハンガー”であります!!」
赤木:まあやるしかないでしょ!

赤木≪STR(16)≫vs≪SIZ(13)≫ 71→×

赤木:あ。
斉木:落ちたな。
櫻井:デデドン(絶望)。
赤木:え。これ1階まで落ちるの?
KP(無言で頷く)
赤木:エグくねェぇええええ!!?!?
櫻井:<跳躍>でダメージ軽減だ!!
斉木:頑張って~!
KP:じゃあその前に<幸運>をチェーンしようか。

赤木<幸運(75)> 62→○

KP:では、体重を指先に預けようとした段階で、体勢の無理に気付いて引き返したとしてイイよ。
櫻井:おお~!
斉木:もう1回遊べるドン!
KP:先に他PCの挑戦になるけどね。
櫻井:行くぞぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

櫻井≪STR(18)≫vs≪SIZ(10)≫ 48→○
斉木≪STR(17)≫vs≪SIZ(11)≫ 25→○

赤木:ここ1番シビアだぞ俺……
KP:まあ飛び移りまでやっていくか。奥まで至った人は<跳躍>を。

櫻井<跳躍(85)> 70→○
斉木<跳躍(90)> 22→○

KP:では向こう側への飛び移りは完了しまして……
櫻井:から!?
赤木:ん?何かあるの?
櫻井:あるでしょ。今の言い方は含みがあったぞ!?
KP:まあそこまで赤木くんもやっちゃおうよ。

赤木≪STR(16)≫vs≪SIZ(13)≫ 6→◎

赤木:これで<跳躍>に補正が入んないですか?
KP:(入ら)ないです。

赤木<跳躍(70)> 45→○

KP:では全員無事に渡りました。ここから、同様にして指先に負荷をかけながら、上の階へと徐々に徐々に登っていきます。
赤木:え!?それキツくない!!?
KP(SASUKE準拠なんだよなぁ)
櫻井:跳躍から、さらに動くってことはまさか……
KP:せやね。2度目の<跳躍>がその先に待っています。こちらは、足蹴にする壁も無いのでマイナス補正がかかります。
赤木:やべぇぇぇええええええええ!!!!!
櫻井:まずは上まで登ろう。≪STR≫と≪SIZ≫の対抗だっけ?
KP:疲労と登りの負荷によりマイナス10でヨロシク。
赤木:いよいよ俺はマズくなってきたぞ~!!

櫻井≪STR-2 (16)≫vs≪SIZ(10)≫ 56→○
斉木≪STR-2 (15)≫vs≪SIZ(11)≫ 70→○
赤木≪STR-2 (14)≫vs≪SIZ(13)≫ 12→○

赤木:神よぉ~!!
KP(ハスターさん辺りが応答したらどうするんやろか?)
櫻井:ここまでは全員来れてるよ!!
古館「挑戦者たちはかつて多くの犠牲者を飲み込んだ、このクリフハンガーの跳躍をも越えてゆきます!!」
KP:さて。いよいよクリフハンガーの最終局面。2度めの<跳躍>でございます。“クレイジークリフハンガー”の仕様なので、気になったら画像検索とかしてみてね。指で自分の体重を支えながら身体を振り子の様に揺らし、勢いをつけて対岸へと跳びます。下半身の筋力を直接使用できないため、補正は<跳躍>にマイナス30でございます。
PL一同:えぇえええ!!?!?
櫻井:えぇえ!?落ちるでしょソレ!!
赤木:違う<技能>で補正を入れられませんか?
KP:交渉次第かなぁ?
赤木:ロープはお互いに持ってるんだっけ?
斉木:あ。申告してない……
櫻井:ヤバいステージに入る前に装備するハズだったなぁwwwww
赤木:<水泳>で空を泳げないかなぁ?
斉木:何言ってんの?wwwww
KP:ルパン三世で見たコトあるヤツなwwwww
櫻井:多分、並んでる順番は俺、斉木、赤木だよね?
KP:そうだね。そんで櫻井と斉木の間に山田がいるね。
斉木:ナンデ!!?
赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:何も無ければ……
赤木:待って!<登攀>で、跳んだ先の壁の突起とかに掴まって、もし落ちてもリカバーできるようにとか……
櫻井:でもそれって跳ぶ時に上手く跳べるかには関係無いような……
斉木:とりあえず振っちゃおうぜ!
赤木:うーん……<釣り>で魚の動きをイメージして……
KP:厳しいね。そもそも人と魚って体の構造が相当違うからね!?
赤木:ピチピチはねられないかな……?
KP(赤木夏雄ディープワン説かな?)
櫻井:そうだ。逆上がりとかの要領で身体をクリフハンガーの突起まで引き上げて……こう……蹴ることで<跳躍>にプラスを……
斉木:カエルかな?
KP:アクロバット過ぎない!!?
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:もう普通に跳ぼうぜ?
櫻井:行くかぁ!!
櫻井<跳躍-30 (55)> 65→×
櫻井:あ。
斉木:落ちた?
KP:飛距離が、足りませんね。
櫻井:あっ……(察し)
赤木:2段ジャンプだッ!!
櫻井:えぇえ!!?
斉木:何かできるか……?
櫻井:ちなみにそのまま落ちたらダメージいくつ?
KP:2D6だね。
赤木:やばくね?
櫻井:死ねるな。……これさ、落ちる際にさ、現段階より下の高さの突起に掴まれないかな?
KP:いいでしょう。
赤木:おお!
KP:判定は<登攀>のマイナス20でよろしく。
斉木:行けッ!!
赤木:けっこう高い。イケるか?
櫻井:振るしかねェんだよ!!

櫻井<登攀-20 (65)> 97→Fumble

櫻井:ここでかよォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
赤木:これ死んだんじゃね?
KP:では、そのまま1階まで落下します。なお、Fumble効果で<跳躍>によるダメージ軽減は出来ません。

櫻井 落下ダメージ(2D6):3 → 現在HP:7

斉木:生き残ったぁああああああああああ!!!
櫻井:これ、ロープ持った奴がクリアすれば引き上げてもらえるんじゃね?
斉木:じゃあボクがクリアするしかないか……

斉木<跳躍-30 (60)> 32→○

斉木:よっし!!!
KP:では跳躍の飛距離は十分!<登攀>で壁の突起を掴めたかの判定です!
櫻井:<登攀>はそのまま?
KP:Yes!
赤木:これは行けるっしょ!

斉木<登攀(85)> 92→×

斉木:いやぁああああああああああああああああああああああああああ!!!
KP:では、飛び移り、掴めたかに見えた斉木の手は、ボスッと乾いた音を立てて外れてしまいます。
古館「ああ無情!鋼鉄の魔城は今宵も幾多の挑戦者を飲み込んでゆきます!!」
斉木:2階の方でリカバーに挑戦します!

斉木<登攀-20 (65)> 51→○

赤木・櫻井:よしよしよしよし!!
赤木:では、行きます。やってやるぜ!40なら出るでしょ!!

赤木<跳躍-30 (40)> 56→×

赤木:ですよねー!!
斉木:あれ?山田勝巳は?
KP:判定しようか。3rdステージまで来てるから全盛期ステータスの山田勝巳です。<跳躍>は85あるよ。

山田<跳躍-30 (55)> 31→○

櫻井:跳んだぁああああああああああ!!?!?

山田<登攀(95)> 53→○

赤木:まさか山田がクリアするとは……
KP:そして落ちていく赤木くんの処理をするよ。リカバーする?それとも着地で受け身を取る?
赤木:リカバーします!

赤木<登攀-20 (60)> 4→☆

赤木:ここで!!?
櫻井:Critical効果に期待だな!
KP:じゃあ、挑戦中の探索者2人は、さっき失敗した飛び移りポイントまで戻ってイイよ。
斉木:ワシも?
KP:ええんやで。
櫻井:俺は下でロープ投げてくれるのを待ってるわwwwww

斉木<跳躍-30 (65)> 19→○
  <登攀(85)> 31→○

斉木:良かったぁー!!
櫻井:これでロープが使える!!
赤木:どうしよう?ロープで登る方が安全なら、自分から落ちたいんだけど……その際、受け身に補正がかかりませんか?
KP:成功率にプラス10でいいけど、それでもダメージは1D6入るよ?
赤木:分かりました。でもそれで行きます。

赤木<跳躍+10 (80)> 25→○ ダメージ(1D6):3 → 現在HP:9

赤木:まあまあまあ。で、これでロープで登るのに何か判定って要ります?
斉木:勝己もいるし……!
KP:まあ自動成功でイイですよ。
櫻井:やったぜ!
赤木:首の皮一枚だぁ……!
斉木:もうこの先こんな難易度なん?

KP:では3階部分へと到着しました。例によって足場はそこそこ広い踊り場のような状態であります。背後の壁には穴が開き、さながらダストシュートのようです。前方の床は無く、何かを運搬するのだろうか、対になったレールが伸びていた。
赤木:これ、この穴を通って岩の方に行くのかな?
KP:穴の方を覗くと、建造物の外部へと真っ逆さまな様子です。
櫻井:これダメな奴だwwwww
斉木:まだ上か……!
赤木:じゃあこの穴は何のために……?
斉木:濡れた服とか捨てとけば?
櫻井:嫌だよwwwww
KP(アレ?櫻井ってここまでずっとパンいち……?)
斉木:SASUKEセットはよ!
赤木:うーん……分からないんで<制作:SASUKEセット>を振ります!
KP:クリフハンガーの後はコレ、なイメージ。最近は違うけど。
赤木:ダメだwwwww(SASUKEの)知識が足りないwwwww
斉木:手を使うヤツじゃない?手をいじめて手、なイメージがある。
櫻井:ダメだ。分かんねぇ。
赤木:これ成功しなかったらヤバいじゃん!

赤木<制作:SASUKEセット(70)> 75→×

PL一同:あぁ……
赤木:一応振ってみてよ。
斉木:ボク?まあこれしか望み無いし振るけど……

斉木<制作:SASUKEセット(15)> 25→×

斉木:ダメだー!櫻井も頼むよー!
櫻井:無理だよ5%なんてwwwww<アイデア>とかでもっと詳しく描写してくれない?そこからリアル<知識>&<アイデア>で頑張るから!
KP:ふむ……まあいいでしょう。
赤木:頼んだ!!
斉木:とりあえず成功しろよ?
櫻井:当たり前だよなぁ?

櫻井<アイデア(70)> 3→☆

赤木:ここでぇえええええええええええええええ!!?!?
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:<SASUKEセット>でやっとけよォオオオオオ!!!!!
KP:何かをこの穴まで、もしくはこの穴から先へと運んでいたのでしょう。2本の平行なレーンが、そう高くない天井から吊り下げられています。幅は80cmくらいでしょうか。
櫻井:2本……
赤木:これ、周りに棒か何か落ちてませんか?
KP:落ちてますね。金属製の棒が数本。
櫻井:お!!
赤木:それだ!!2本のレーンの上に棒を乗せて、それにぶら下がりながら身体を揺らして前へ進む……
櫻井:あぁあ~!!!
KP:と、いうワケで、こちらが“パイプスライダー”でございます。
赤木:あれ?じゃあこれが3rdステージラスト……?
KP:パイプを握って進むには、全身のバランスが必要――左右のバランスを崩してパイプの途中から落下した人とかいるから――なので、≪DEX≫の4倍で判定を行います。

赤木≪DEX ×4 (72)≫ 53→○
斉木≪DEX ×4 (60)≫ 23→○
櫻井≪DEX ×4 (56)≫ 56→○

櫻井:ピッタリ!!
斉木:よぉし!!
赤木:さすがwwwwwwwwww
古館「3rdステージ最後の関門は“パイプスライダー”!後戻りのできない闘いがここにあります!!」
KP:では、スムーズなスライディングで中継地点までやって来ました。そこからならば先が見えます。この調子で進んでいけそうなパイプが途中で終わり、その先に足場と扉が、闇の中に浮かんでいます。
斉木:最後<跳躍>?
櫻井:そうだね。
赤木:行くか……
斉木:順番は?さっきと同じ?
KP:そうだね。
櫻井:この、パイプの先端までの移動に判定は?
KP:前半と同様なので、要りません。
斉木:じゃあ<跳躍>だけ?
KP:ですがここで、後ろを振り返ったあなた方は目にするでしょう。これまであなた方と支え合いながらここまで進んできた山田の姿を。
赤木:は?
斉木:え?
櫻井:山田ァアアアアア!!?!?
KP:過度に増量した肉体を支えるため、彼は常人では到底敵わない握力を身につけるか、競技中に握力を低下させない工夫をする必要がありました。そこでスポーツ科学の知識を取り入れ、握力を損なわぬよう、右手を順手、左手を逆手にしてパイプを握った山田は“パイプスライダー”の競技中、左右の稼働バランスを誤り……
赤木:まさか……
KP:あと1mで中継地点と言う所で……
櫻井:これは……
KP:体が横向きになるほどまで体勢を崩し……
斉木:やめてくれよ……
KP:彼の握るパイプごと、彼はレーンから外れ、漆黒の闇に吸い込まれていきました。
斉木「山田ァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」
赤木「ここでかァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:浪速のターミネーターは、闇に沈むその一瞬、あなた達に笑顔を向け、親指を立てたように見えました。
赤木:これはしょうがないwwwwwだって山田だもんwwwwwwwwww
櫻井:しょうがないwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:コレ山田は落ちてったけどパイプは足りるの?
KP:足りるで。
櫻井:これ元ネタあるの?
KP:あるで。パイプスライダーが初めて登場した時の山田勝己。
赤木:あるの!!?!?
KP:むしろ深刻な素材過多なんやで。
斉木:山田……死んだかな?
櫻井:死んだだろ。
斉木・櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:4階ってどれくらいのダメージ?
KP:3D6だね。
櫻井:判定する?
KP(なんでここで殺しにかかってるんですかねぇ?)

山田<落下ダメージ(3D6)> 6

櫻井:低ッ!!
赤木:これは生きてるわぁwwwww
斉木:良かったじゃんwwwww
KP:では、残る挑戦者たる君たちの“パイプスライダー”最後の跳躍をやっていこうか。
古館「“パイプスライダー”最後の跳躍……それは呼吸・バランス・タイミングその全てが合わなければ!その全てを合わせなければ!この鋼鉄の魔城を制することは叶いません!!」
櫻井:これメッチャむずいヤツじゃね?
斉木:<跳躍>と何が必要だ……?
赤木:<SASUKEセット>とか……?
KP:クリアに必要な<技能>は、<跳躍>と……
櫻井:≪POW≫とか言わないでよ?
KP(ニヤリ)
櫻井:え?
KP:<跳躍>のマイナス30と≪POW≫×5でございます。
櫻井:うわぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!!
赤木:ヤバいヤバいヤバい!!!
斉木:どっちも60か……
赤木:<SASUKEセット>とかで過去の完全制覇者……サスケくんさんの持ち方とか真似たら補正かかりませんか?
KP:その持ち方、山田持ちだよ?
赤木:え?
KP:ダイスロール無しで出来てもイイけど、落ちてった山田がやってた持ち方だよ?
櫻井:wwwwwwwwww
赤木:いや!それでもやります!どうにかして補正が欲しいです!!
KP:じゃあ、過去の完全制覇者から学んできたかということで≪DEX≫×3に成功したら<跳躍>のマイナスを消してもいいよ。

赤木≪DEX ×3 (54)≫ 53→○

一同:おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
櫻井:これは行ける!!?
赤木:いやぁ……まだ恐い。恐いけど行くしかない!頼む!!

赤木<跳躍(70)>+≪POW ×5 (75)≫ 13→◎

一同:おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
斉木:余裕じゃん!!
櫻井:スゲェ!!
赤木:買ったわ!!!
KP:では、綺麗な跳躍を決めた赤木夏雄は、足場の感触を確かめ、頷き、ゆっくりと……
赤木:右腕を掲げます!!
櫻井:その為の右手。
赤木:やったぜ!!これロープどうする?
櫻井:ヤバくなったらロープを<投擲>して引き上げてもらおう。
斉木:じゃあ次は私か……

斉木<跳躍-30 (60)>+≪POW ×5 (60)≫ 94→×

斉木:は?
赤木:これはヤベェwwwww
櫻井「ロープを投げろ!!」
斉木:え!?やるの!?
櫻井:やるしかないでしょ。
赤木:4分の1だ4分の1!!
斉木<投擲(25)> 26→×
PL一同:うわぁあああああああああああああああああああああああああ!!!
赤木:助けます!!
斉木:助けて!
KP:リカバーに入る、か。良いでしょう!どうやって助ける?
赤木:一番ベターなのは<幸運>なんだろうけど……<釣り>?
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:<釣り>!?ここで!!?
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP(櫻井が壊れたファービーみたいになってる……)
斉木:逆ならできただろうけどなぁ……投げる側なら……
赤木:じゃあ≪DEX≫で!浮島から身体を乗り出して!
櫻井:判断の速さ的な?
KP:なるほど。それなら≪DEX≫の4倍でドウゾ。
赤木:4倍?72!行ける!!
斉木:ホント!?ホントに!!?

赤木≪DEX ×4 (72)≫ 73→×

赤木:あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木(何も言わずつぶらな瞳で赤木を見詰めている)
KP:では、慌てて足場から身を乗り出した赤木の指先に触れたかと思ったロープはそのまますり抜け、斉木は闇に呑まれてしまいます。
赤木:…………(目を伏せている)
斉木:…………(黙って赤木を見詰めている)
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
斉木:もう!だから大丈夫って聞いたのに!!
赤木:申し訳ねぇ……!!
斉木:落ちたwwwww
櫻井:ロープも落ちたwwwwwwwwww
赤木:ロープ落ちたの辛すぎでしょ!!
KP:落下した斉木さんは、ダメージを<跳躍>で軽減できますが、どうしますか?
斉木:振るよ!

斉木<跳躍(90)> 78→○
斉木 <落下ダメージ(2D6)> 8

赤木:あ……
斉木:なんでぇ……
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:HPはいくつ?
赤木:気絶かな?
斉木:-1
赤木:は?
KP:え?
櫻井:ヤバくね?
斉木:7ひく8で-1。
櫻井:あ。死んでる。
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:待った!HPの最大値が8だから現在値は0だ!

斉木 HP:0

斉木:どっちにしろ死んでる(しょんぼり)。
櫻井:俺が落ちたら<応急手当>を……
赤木:違う!山田だ!!
斉木:そうか!クッションにしてダメージ軽減に!
赤木:下敷き!?キャッチのロールじゃなくて!?
櫻井:でも落ちてきた人間をキャッチはさすがに無理だろ……
赤木:でも<応急手当>とかはできるハズ!!
KP:山田の<応急手当>は30です。振る?
斉木:振る!
櫻井:自分の運命は……
赤木:自分で切り拓く!!

山田<応急手当(30)> 64→×

PL一同:うわぁあああああああああああああああああああああああああ!!!
KP:斉木の復帰に関して、残る手段は櫻井が落下して<応急手当>かな?
櫻井:そうだね。
KP:自ら落ちるも良いし、跳んでみた結果によって決めても良い。
櫻井:どうしようか……絶望的な気がしてきた。
赤木:とりあえず跳んでみようよ!
櫻井:だって俺≪POW≫6だぞ!!?
斉木:wwwwwwwwww
赤木:え?じゃあ目標30!!?
斉木:普通に1回跳んでみてよ。失敗したら助けに来て?
赤木:え、じゃあ俺、糸を構えていていいですか?
斉木・櫻井:糸!!?
赤木:落ちた時、捕まれないかな……?
KP:糸は細いからなぁ……
赤木:じゃあ鉄パイプを差し出せるように構えています。
櫻井:足りなかった時の補正をちょっと……
KP:パイプスライダーでは跳躍時にパイプを放すので持っていないはずです。
赤木:あ……ジエンド?包丁しかない。
櫻井:手で良いよ!手で!!
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:では手を差し伸べる構えを取ります!
KP:まあ良いでしょう。ダイスロールをドウゾ。

櫻井<跳躍-30 (55)>+≪POW ×5 (30)≫ 29→○

赤木:うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
斉木:8888888888888888888888888888888888888888888888888888888
櫻井:やったぁあああああああああああああああああああああああ!!!!!
斉木:頑張ってね!
KP:じゃあ、救済で<幸運>を振ってもらえる?

斉木<幸運(60)> 46→○

山田「畜生!戻って来い!戻って来いってんだ!!」
KP:山田の必死の介抱も空しく、斉木の鼓動は徐々に弱まる。ついに呼吸も止まろうかというその時、山田の声を聞きつけたコング高橋(SASUKE実力者の1人。メチャクチャいい人で若手選手の多くが彼を慕う)が駆けつけます。
高橋「どうしたんですか大将!!」
KP:彼と彼の連れてきた若手選手たちの介抱により、斉木礼佳は一命を取り止めることとなりますが、ここでリタイアです。
斉木:頑張って~
赤木:てか今の誰?
櫻井:知らんwwwww多分有名な人じゃね?
赤木:レジェンド的な?
KP:せやな。
櫻井:そして最上階に2人居るわけだが。
赤木:これでFinal?
KP:うむ。その扉の先がFinalステージ。
赤木:地獄だねwwwww
櫻井:ここで終わりじゃないんだよ!!
赤木:ヤベェよ……ヤベェよwwwww
櫻井:でも良いね!この難易度どんどん上がっていく感じ。
KP:そう?ありがとう。で、進む?
赤木・櫻井:進みます!!

Final ステージ

KP:扉を開けると、そこは建造物の屋上で、先ほど動き出していた巨石が、完全に宙に浮いております。
赤木:恐過ぎだろ!!
櫻井:あっ(SANチェックじゃね?)
KP:その岩は所々穴が開いていて、そこから淡い光が漏れています。
斉木:ヤバいじゃん!
櫻井:分かんないよぉ~!
KP:光が不規則に揺れることから、中に何かが居るのでは、と探索者は思いますが、ここからでは確認する術がありません。そんな浮遊する巨石を目の当たりにした探索者はSANチェックです。
櫻井:やっぱりー!!
KP:喪失値は1/1D4です。
赤木:それなら発狂は無い!

赤木<SAN(69)> 96→×

赤木:ええっと……俺のSAN値は……
斉木:いや、96は確定で失敗だろwwwww
櫻井:翠ちゃん(別シナリオで登場したPC)でないと成功にならない。
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:SANチェックにCriticalとFumbleは適用しないので、1D4を……
赤木(D6を握る)
KP:1D4だぞ?振りたいならそれでもいいけど!
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:ん?あ!……これかwwwww

赤木 喪失値(1D4):3 → 現在<SAN>66

赤木:サヨナラッ!!
櫻井:ここから減りまくるぞ……多分……

櫻井<SAN(24)> 85→× 喪失値(1D4):3 → 現在<SAN>21

櫻井:始まったな。
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:夢の20台が終わろうとしてるwwwwwwwwww
KP:この先はガラスの10台やでwwwww
斉木:ボクはどうしたらいい?
KP:んー。Finalでしょ?こっちで用意のあるキャラクターを使ってなら続行してもいいけど……どうする?
赤木:山田勝己とか?
斉木:山田になるの?
KP:やるなら……パイプスライダーの最後の跳躍判定から、かな。
赤木:これ自動失敗とかあるのかな……?
櫻井:いや、全盛期なら大丈夫でしょ。
斉木:今ついに伝説になるとき。

山田<跳躍-30 (55)>+≪POW ×5 (40)≫ 33→○

一同:おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!
KP:しならせた体は美しい弧を描いて浮島に着地しました。ではFinal前に浮遊する巨石を見てのSANチェックです。
赤木:SAN値少なくない?
KP:彼の言動から正気とは考えにくいんだよなぁ……

山田<SAN(30)> 6→○ 喪失値:1 → 現在<SAN>29

赤木:さすが……!
斉木:山田力!
KP:これからどうしようかと考えながら巨石を眺めたあなた方は気付くでしょう。地面と一体化していたと思われるその巨石からは木の根やツタが幾本も垂れており、内数本は光の漏れている穴の付近から下がっています。
赤木:ラピュタ的な?
KP:その長さは約30m。
斉木:長ッ!!
櫻井:……何回振るの?wwwww
斉木:10mごととかじゃない?
KP:非公開です。登るなら<登攀>です。
櫻井:<登攀>だけでいいの?
KP:最初はね。
PL一同:あぁあ~
古館「ついにやってまいりましたFinalステージ!果たして挑戦者たちは天空の玉座に辿り着くことが出来るのか!!」

赤木<登攀(80)> 86→×

赤木:うわぁあああああああああああああああああああああああああ!!!
櫻井:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
赤木:リカバーは!リカバーは無いんですか!!?
KP:では、失敗者が出たので、全員にSANチェックが発生します。
PL一同:!!?!?
KP:誰かが昇って来ていることに気付いたらしい何者かが、岩の穴の部分から顔のようなものを出して探索者らを確認します。
斉木:“ようなもの”?
櫻井:ミ=ゴかな?
KP:甲殻類のような、昆虫のような体節を持ち、桃色に淡く光る頭部をもったそれを見た探索者はSANチェックです。
櫻井:やっぱりな♂
赤木:俺は落下?
KP:そうだね。落下ダメージは無し。多分木とかがクッションになってくれるでしょ。ただ、赤木くんのFinalステージはこれにて終了。
赤木:マジかぁー!!

赤木<SAN(66)> 98→× 喪失値(1D6):2 → 現在<SAN>64
櫻井<SAN(21)> 45→× 喪失値(1D6):2 → 現在<SAN>19

櫻井:Fooooooooooooooooooooooooooooo!!!
斉木:これもう不定の狂気じゃん!
KP:ダイスで決めてもいいけど、どうする?
櫻井:ダイスだとここで詰むこともあるからなぁ……
斉木:露出とかどう?
赤木:既にパンいちなのに!!?
KP:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:そうだった!!!露出癖で。

櫻井<不定の狂気(1D6)> 2ヶ月の露出癖

山田<SAN(29)> 16→○ 喪失値:0 → 現在<SAN>29

赤木:なんで成功するの!?
KP:では残る2人は引き続いての<登攀>になります。

櫻井<登攀(85)> 75→○
山田<登攀(97)> 80→○

赤木:余裕ですね。
KP:ではツタも中ほどまで登って来ました。ここからまたもう1段階ペースアップできるか≪DEX≫×4で判定を行います。

櫻井≪DEX ×4 (56)≫ 45→○
山田≪DEX ×4 (48)≫ 42→○

斉木:セーフッ!
赤木:強いwwwww
KP:ではここでですね、ここまでの過酷なステージ挑戦の疲労がここで襲ってきます。≪CON≫×3で判定を行います。

櫻井≪CON ×3 (27)≫ 22→○

櫻井:よっしゃ!!!
赤木:いやー!さすがだ!!

山田≪CON ×3 (27)≫ 92→×

斉木:いやぁー!!
KP:では、山田勝己は、友との誓いを果たすため、己の誇りを守るため、綱登りで最も効率的と言われる腕力のみでの登攀を続けていましたが、これまで挑戦してきたステージによる疲労により、急に失速してしまいます。
赤木:ヤバいぞ!
KP:その姿を目撃した怪物――ミ=ゴが、その節腕の先端につくハサミで山田の登るツタを切り落としたことで、山田の身体は、重力に従って動き出します。
斉木:飛び移れない?
櫻井:山田死亡か!?
KP:ダメージは発生しませんが、先ほど述べた通り、再挑戦などの救済はございません。
斉木:落ちちゃった……
櫻井:俺が最後まで辿り着く!!
赤木:頑張って!
櫻井:任せろ!!
赤木:希望は託された。SAN値19の男に。
櫻井:しかも全裸。
斉木:まだパンいちだろ!
櫻井:じゃあ脱ぎます。
斉木・赤木:は!?
櫻井「キャストオフッ!!」
KP:ではパンツが月明りに照らされながら夜空を舞います。翻るそれはまるで戦士を鼓舞する旗のようです。
斉木:なんで描写に力入れたし!!?
赤木:もう完全に変態じゃねーか!!
KP:しかも職業:狂信者なんだよなぁ……
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:さて。ここで最後のダイスロールでございます。
赤木:お!?
KP:SASUKEらしい最終ダイスロールということでですね。<登攀>の半分が目標でございます。
櫻井:切り捨て?
KP:切り上げで。

古館「漢を突き動かすのは!誇りか!絆か!執念か!!ついに最後の1人となった櫻井が、鍛え上げられたその両腕で、地獄に伸びる蜘蛛の糸の如きロープを登ってゆきます!!」
斉木:行ける!!
櫻井:最後か……
赤木:補正は……?
KP(無言で首を横に振る)
赤木:……無いっぽい。
斉木:身を軽くしてスピードを増すんだ!
櫻井:服を捨てます。
KP:うん。
赤木:コレ補正入れてくれないヤツだwwwww
櫻井:やるしかねーか!行くぞ!!

櫻井<登攀÷2 (43)> 23→○

PL一同:やったぁあああああああああああああああああああああ!!!!!
赤木:88888888888888888888888888888888888
斉木・櫻井(ハイタッチ)
KP:おめでとう!
赤木・櫻井(ハイタッチ)
KP:それでは描写していくよ。ミ=ゴに気付かれることなく巨石の中へと頭を入れた櫻井の目には、こぶし大の赤いスイッチが映ります。
赤木・斉木:押せッ!!
櫻井:押します!!

挑戦が終わって

KP:叩きつけるようにしてそのスイッチが押されると、巨石の中を淡く照らしていた光が点滅し出し……
斉木:これ危なくね?
KP:それに驚いたような様子を見せた神話生物たちでしたが、皆観念したのか、すぐに静まり返ります。
赤木:おっとぉ?
櫻井:恐いんだけどwwwww
KP:それらを乗せた巨石は徐々に動力を失い、地球の引力に従い、地面へと接近していきます。
斉木:大丈夫?君?
櫻井:タイミングを計って跳びます。
赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:良いでしょう。そしてその様子を、建造物の屋上で、他の挑戦者たちは眺めているワケですね。
赤木:はい。
KP:巨石はその建造物の近く、森の中へと落下します。櫻井君は、樹冠へと飛び移った為に無傷でございます。
櫻井:やったぜ。
KP:砕けた巨石からは、神話生物が使っていたと思われる機械類の残骸が飛び散り、元の形が分からないような状態です。
赤木:僕らはその方へと行けますか?
KP:行けますよ。
櫻井:じゃあ俺は合流を待ってから調べるわ。
斉木:全裸で?
櫻井:全r……
KP:コング高橋が上から羽織るジャンパーを持って来てくれますね。
赤木:なんでそんなに準備良いの!?
KP:探索者の皆さんが墜落した岩石の付近へとやって来ると、水槽のような物が、唯一無事で転がっています。
櫻井:中身は無事?
KP:外から見る限り、傷などはついていません。
赤木:中身は何か分かりますか?
KP:まあリアル神話技能でだいたい察しているだろうけど……40cm四方の水槽が2つありますね。
櫻井:開けよう。
斉木:それ普通SAN値の高い人がやるべきじゃあ……
櫻井「失礼します」
赤木:開けるの!?
KP:開けてみると、中に入っていたのは脳みそでした。
櫻井:やっぱりな。
KP:まあSANチェックは最後でいいや。
赤木:最後wwwww
KP:その水槽には簡易電源がついていたようで、短時間なら会話が可能です。
櫻井:マジ?
赤木「なんでこんなモノを造ったんですか?」
斉木:(小並)って感じwwwww
櫻井「どしたん?調子どう?」
斉木:そっちはラフ過ぎるwwwww
脳髄「自分は自分の意思であの甲殻類のような連中と組んでいたつもりだったんだが……その実、別の蟲に操られていたらしい。あのセットを見たのか?あれは私の記憶から蟲が作り上げたものだ」
櫻井:蟲……?
脳髄「私はもう長くない……」
斉木:そんなの、もう死んだも同然じゃん。
赤木:その別の、ってのは、ミ=ゴ以外の……神格?
櫻井:いや、シャンあたりじゃね?分かんないけど……
赤木:ホラ、ミ=ゴが儀式をしようとしてたっぽいからさ。神格を呼ぼうとしてたのか聞きたい。
櫻井:確かに。知ってるか分からんけど、どんな儀式をしようとしてたのか聞きたい。
脳髄「奴らは、地球上で暮らしている神話生物たちを、地球を自分たちの物にするために退散させたかったんだ。その為の大規模な退散の儀式をする手筈だったんだが……」
KP:まあ、MPを確保するために大勢死んじゃったから失敗したよってコトですな。
櫻井:ふーん……
赤木:アレ?ってことは地球上に他の神話生物が残っているのは確定?
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:成功してたらグラーキとか退散できるんでしょ?
赤木:ミ=ゴはもうどっか行った?
KP:巨石の墜落で全滅して、もう死体がサラサラと風になっている頃だね。
櫻井:なるほど。
赤木:じゃあ何を止めようとしてたの?
KP:手記の最後にあった“止めねば”の記述に言及するなら……
脳髄「それは私の記憶には無いな……」
櫻井:へぇ~……ん?
赤木:自分以外の誰かが止めようとしてた?
斉木:難しい。
櫻井:ミ=ゴvs他の神話生物みたいな感じだったんじゃないの?
赤木:他の……あ。そう言えば古館は何してます?
KP:古館はね……Finalで落ちた山田にインタビューしてる。
古館「クリアできませんでしたが……まだ、SASUKEを続けますか?」
赤木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
櫻井:煽るなwwwwwwwwww
古館「家族や仲間を犠牲にしても、まだSASUKEを続けますか?」
赤木:読めたぞwwwwwwwwww
山田「続けさせてください……」
古館「どうしても続けたい?」
山田「俺には……SASUKEしか無いんです……!!」
斉木:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:そんなこんなでひと通り山田を問い詰めた後に、ゴンドラに乗ったまま、
古館「ついに!鋼鉄の魔城、完全制覇者が現れました!!」
KP:そう、高らかに宣言した後、高笑いを響かせながら天へと昇っていきました。
PL一同:えぇええええええええええええええええええ!!?!?
斉木:誰だったの?
赤木:それ、誰か分かりますか?
KP:君らが?それとも脳みそさんが?
赤木:脳みそが。
脳髄「そんなヤツは知りませんね……」
櫻井:えぇっ?
斉木:古館は何だったの?
赤木:ニャル?
櫻井:その辺な気はするけどね。
赤木:その脳髄俱楽部会員の肉体は見当たりますか?
KP:見当たりませんね。
赤木:どこにも無い?
KP:ないです。
斉木:もう1個の水槽を見ようぜ。
KP:開ける?
斉木:うん。
KP:そちらを開けると、脳髄の入っていた水槽よりも頑強そうな作りの水槽の中に、人間の頭部よりもやや大きなサイズをした、昆虫のような姿をしたおぞましい何かが、液体に漬けられていました。
斉木:壊そう(即決)。
櫻井:シャッガイ……
KP:そちらは既に生命活動を停止しているようですね。
赤木:会話とかは出来ない感じ?
KP:せやな。
斉木:<オカルト>で何か分からないの?
KP:<神話>でないと情報は出ないかな。まあ、シナリオ的にはここで正体不明の方が何かしらのフックになるでしょ。
櫻井:雑かっ!
KP:とりあえず現状でですね。準備している情報を出し切ったので!
櫻井:お?
KP:これにてシナリオは終了でございます。
PL一同:おぉ~!
KP:で、挑戦後のSANチェック事項を全て踏み抜いたので……
赤木:やったー!!
櫻井:脳みそと蟲?
KP:そうだね。それと儀式やらの事実か。合わせて1D3/1D10かな。山田はNPCにつき免除。斉木さんはやりたかったらやっても良いよ。
斉木:終わりだしいいかなー。

赤木<SAN(64)> 99→× 減少値(1D10):2 → 現在<SAN>62

赤木:SANチェック弱すぎない!!?
櫻井:99wwwwwwwwww
斉木:嘘でしょwwwwwwwwww
赤木:けっこう削れちゃったなぁ……
櫻井:俺は最後のSANチェックぐらい回避してやるぜ。

櫻井<SAN(19)> 12→○ 減少値(1D3):3 → 現在<SAN>16

赤木:なんで成功するの?
櫻井:なんで失敗した赤木くんより減ってるの?
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:では以上で、セッション“鋼鉄の魔城”終了でございます。
PL一同:88888888888888888888888888888888888888888888888

アフタートーク

KP:α版に付き合って頂きありがとうございます。
赤木:お疲れ様です。
櫻井:いやなかなか!
斉木:後半が厳しかったwwwww
KP:TRPGとしての難易度と、SASUKEの難易度とを両立させようと頑張ったらこうなったんだ。
櫻井:まあ意外と死なない。
赤木:それ!
斉木:ボク死んだけどwwwwwwwwww
KP:1stでミスが続くと死ぬようになってた。
櫻井:2ndのタイムリミットって何だったの?
KP:2ndは、ベルトコンベアが止まらなくなってシャッターも開かないから、救援が来なくなる。
斉木:なるほどね。
赤木:他のSASUKEプレイヤーはどうなったの?
KP:死んだか帰ったか。
斉木:酷い話だったwwwwwメッチャ人死んだよねwwwww
KP:俺のシナリオでは今の所最多かな?
赤木:俺はもっと<跳躍>に振っておけば良かったー!
斉木:<料理>と<釣り>1回も使わなかったよねwwwww
櫻井:俺もスタンガン使わなかったなぁ……
KP:確かに接敵を想定してなかったから……戦闘の希望とか聞いておけば良かったかなぁ?
櫻井:あっ……!俺、ツタを登りながら<隠れる>使えば良かったんじゃね?
KP:ああ。それは想定してた。時間かけてるとそのまま大気圏を突破するよ。
櫻井:あっ……(察し)
赤木:ラピュタでしょ?ラピュタwwwwwwwwww
KP:じゃあ、こんなモンで終了かな?SAN回復と<技能>成長はリプレイを起こしてからチェック入れて返すのでその後だね。
赤木:シナリオのネタバレが欲しいです!
KP:んー。α版で描写し切れなかった部分は説明しようか。ミ=ゴと交信した科学者崩れの男性――最後に出てきた脳みそなんだけど――がミ=ゴと協力しながら活動していたんだけど、別の用事で遠出した時にシャンに寄生されて戻って来た。ミ=ゴの“神話生物退散計画”を知ったシャンはそれを止めようと考え、男性を操ってミ=ゴの邪魔を画策した。
櫻井:ここまでだと結構練られたシナリオっぽいんだけどwwwww
斉木:どうしてこうなったwwwww
KP:まあこの男性が俺みたいなSASUKEキチだったんだけどね。
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:退廃を美と認識するシャンは、SASUKEの魅力──挑戦者の失敗と涙──に惹かれ、ミ=ゴの土木技術を利用してセットを造った。まあ正確にはミ=ゴに作らせた。だいたい完成した辺りでミ=ゴの“退散計画”に気付き、邪魔しやろうかと画策していたんだけど、勝負手を打つ前に宿主の脳みそごとミ=ゴにブッコ抜かれてあんな感じ。
赤木:悲しいなシャンwwwwwwwwww
斉木:ドジっこかよwwwwwwwwww
KP:この辺の内容はシナリオ中で汲めるように仕込まないとなーと思っている。不明点の残りまくるα版ですまんの。
赤木:ええんやで。
KP:難易度調整に力を入れて、これで妥当かを確かめたかったから、シナリオ作者としては満足いくセッションだったんだけど……
櫻井:リアル知識が少なくても詰まないようになってるのは優しいと思った。
斉木:<登攀><跳躍>とか、実にSASUKEっぽいヤツに振っとけばクリアは出来そう。
KP:あとフラグを立てなければ。
一同:wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
KP:あと迷ってるのは山田の扱いかなぁ……
櫻井:生還させないつもりだったの?
KP:いや、山田は散り際が花だからさ。山田の散り所が8ヶ所くらいあったんだよ。
斉木:は?
櫻井:ドコ!?
赤木:多すぎね!?
KP:反り立つ壁、ウォールクライミングでのタイムアップ、スパイダーウォークでの地下足袋事件、手袋事件、5連ハンマー(今回のステージには無い)、クリフハンガー、パイプスライダーで4パターン、Finalステージ。
赤木:多すぎね!!?!?
櫻井:山田だからね。
KP:仕方ないね。
赤木:このPCの継続って可能ですか?
斉木:続けるの?ボク死んじゃったんだけど。
KP:まあ使えるか分からんけど、使いたかったら使って良いんじゃね?俺のシナリオなら使ってええで。まあ、SANの回復量とか成長ボーナスとか、データまとめて処理してからでお願いしたいかな。
赤木:はーい。いやー。面白かった。
斉木:辛かったwwwww
櫻井:3rdステージ辺りからなかなかキツかったwwwww
KP:まあ、特に初TRPGの赤木くんだけど、楽しんでもらえたなら良かったよ。

クリア報酬

・SAN回復:1ステージクリアごと1D6回復させる
・<技能>≪ステータス≫成長:Special以上または初期値成功でDR権を得る
・≪ステータス≫成長:生還により1種のみ成長DR権を1つ得る
           完全制覇者は上記に加え1種を選択し1点上昇させる
・<制作:SASUKEセット>:生還により15点得る
・<クトゥルフ神話>:生還により5点上昇させる

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