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最近の美術館巡り まとめ

最近は気軽に旅行に行けないので、近場巡り&美術館へ出かけています。

「よめないけどいいね」根津美術館

書の名品展を見に行ってきました。しかし、書かれている紙や表装が素晴らしいのは分かるのですが、かな文字の書はどういったポイントが素晴らしいのかあまり分からず。いっそ素人のダメダメな書を一緒に展示してもらったら分かるのかも?
といいつつ、素晴らしい写経や書簡を分からないなりに楽しんできました。

歌枕@サントリー美術館

和歌の歌枕を視覚的に見せる展覧会。
よく聞くフレーズが歌枕という定義になってるのを知ったり、その歌枕の光景を描いた絵などを楽しんできました。
歌枕をテーマにした小物、陶器などもあって表現って面白いなと思いました。

故宮の世界@東京国立博物館

故宮の世界、特別デジタル展ということで、故宮を再現した高精度のCGがメインです。実際行ったときに見た光景が再現されていてすごいなと思いましたが、やはり他にも見所一杯な現地にまた行きたいなと思いました。

平成館

特別展を見終わったら総合文化展へ。何度も来ているとお気に入りの作品があるので、お気に入りに会いに行くとか、新しいお気に入りを探しに行くという感じ。
根津美術館の書画展は分からないなという感想になってしまいましたが、なんとなく中国書画が見たくなって東洋館に行ったりしたので、何かを得たのかも。

美味しそうなお魚と思ってしまった
平日だと本館の大階段もこのとおりの人の少なさ
のんびり見られます
分からないと言いながら中国の書を見たくなったので
東洋館の中国の書画フロアへ
こういう書は綺麗だなと思うのだけど
エジプト美術フロアのお気に入りのお皿
ハンサムな仏像
ガンダーラ美術だったはず


日本美術をひも解く@東京藝術大学大学美術館

東京藝術大学大学美術館なんて行ったことないぞと思いながら、上野公園を横切って東京芸大へ。入れませんでしたが学び舎も歴史が刻まれた良い建物でした。

この日は特別展が開催中。前期は国宝の唐獅子図屏風が見所ですが、他にも素晴らしい蒔絵飾り棚や屏風などが盛りだくさんでした。
源氏物語や伊勢物語などをテーマにしたものもあり、物語を知っているとどの場面か分かったりするので、関連知識って楽しむために大事だなと思ったのでした。
美術の教科書に出てきた「鮭」の油絵も展示されていて、興味深かったです。
工芸品では七宝四季花鳥図花瓶がお気に入りになりました。細かい細工もですが、デザインが素晴らしかったです。
この展示会、細かい細工物も多いので最近買った単眼鏡が役に立ちました。無理して近づかなくても拡大してみることが出来るので楽々です。

後期展示には伊藤若冲の作品も出るそうなので、9月にまた行ってみようと思います。


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