もーひたすらに落ちた面接の愚痴(3/6の日記)

自分を突き動かすのはいつだって昔の自分だ。と、少し前に書いた日記を読んで、それが面白いというか、最後まで読めてしまう引力をもっていて、思った。

ここから本題。

絶賛転職活動中なわけだが、落ちた面接のフィードバックにクソむかついてしまったので、気持ちの整理のために愚痴らせてもらう。きっとものすごくダサいんだろうけど。

まずお見送り理由は
・面接や希望職種への準備不足
・〇〇への熱量の低さ
・希望ポジションのうちひとつが他社採用で充足したため
の3点。

熱量への低さに関してはまあ仕方ない、仕方ないというか、量や使った時間・お金を指標とするならまだまだ下位だろうなと思う。一点特化型のオタクになれないのが生来おれのコンプレックスであって、たとえばマンガを90好きで、他が2ずつくらい好きなやつがいるとしたら、おれはマンガも映画も小説もゲームも音楽も、全部ちょうど10ずつくらい好きだ。だからこそ好きな理由や好きではない理由を言語化して、全部になるべく軸を通せるのが美点だと考えていたけれど、面接ではひたすら何ヶ月やったかとかの量についてばかり質問されたので、そこから熱量が低いと判断されても無理はないなと思った。あと単純に好きな作品ではなくて「発売一年以内のもので」「いま映画館でやってるやつで」みたいな限定の仕方で質問されたのも意地が悪くて嫌だった。最近のやつを追ってないならそんなに好きじゃないんじゃないのみたいな気持ち、わからなくはないけど。

とはいえ、「最近感動したゲームシナリオはありますか」という質問に対して「ティアキンのシナリオ最高でしたよ」と答えた僕に対し、「わたしゼルダはアクションゲームだと思ってたからシナリオ全部スキップしたかも笑」とかのたまう人間に何がわかんねんダボが、とも思ってしまった。そこからどこが良かったかとか訊かれたら死ぬほど語れたけど。少数をじっくりやり込むよりも多数を雑にやりまくるほうがえらいなんてことはないだろうが、と言いたくなる。まあ多数をやり込んでる人間がいちばんえらいのは間違いないのだが。

他者採用で充足については不可抗力のためスキップ。

最後までどうしても腑に落ちなかったのが「準備不足」という文言で、これがあまりにも残酷で無慈悲で主観的でずっとむかついてしまっっていた。なぜならその面接には今受けているどの会社に対してよりも、綿密な、何十時間にもわたる準備を経て、臨んでいたからだ‼️

面接を受ける前の緊張というものに対して、大学受験を思い出して、この緊張っていうのは積み上げたものが無駄になるかもしれない恐怖なんだなと気づいて、いたからこそ。準備して、あー敵わなかったなっていうのならまだしも、向こうから「準備不足」という、無駄になるどころか最初からなかったことになるようなレッテルを貼られるのは、なんか、あまりにも納得がいかなかった。

しかしこれについては彼女が、「面接官側が『準備不足』と言ってくるのは許せない」と言っていて、これがかなりあたしを救ってくれた。

曰く、エージェントが対策不足を指摘してくるならまだしも、企業側が「面接にはしっかりとした対策が必要なもの」という前提を押しつけてくるのは筋が違うとのこと。
たしかに建前に則れば、面接というのは面接官と求職者がお互いにマッチするかどうかを見極める場であって、求職者がそれこそ受験みたいにゴリゴリに鍛錬をして、下の立場として上へ立ち向かっていくような場ではないはずだった。(実際はそういう場になってしまっているのだとしても。)

だから面接官が評価していいのは、ここが伝わって来なかったとか、ここが合わないとかだけであって、そこに臨むまでの態度を評価できるわけはないはずだと、俺は思い込むことにした。
そもそも受験にしたって、開示されるのは点数が合格点に及んだか、及ばなかったか、それだけだ。たとえば1日12時間、3年間勉強した人がいて、緊張や思わぬミスから不合格となってしまったとして、それを大学から「準備不足」だなんて言われたら発狂してしまいやしないだろうか。俺なら絶対発狂するし、他の誰かがそう言われているのを見たとしても発狂すると思う。
「本番で結果が出せなけりゃ亜準備不足なんだよ」という理論は通らなくもないが、なんかそれは、人に評価として突きつけてよいものではない気がする。

ここまで書いてもやはり、ぶん殴りたい気持ちが少しある。元カノは俺のこういう、面接に落ちたからって面接官に強烈な憎悪を抱いてしまうところとか、他にはゲームがうまくいかないからって寝込んでしまうところとか、を「かなりヤバい」と称して忌避していた覚えがある。急に元カノを登場させてしまった。俺も正直俺のこういうとこは「かなりヤバい」って思うよ。

でもなんかディズニーの話とかした時も、わたしディズニーに詳しくなくて、とか言ってお前、最高のコンテンツを作りたいと思う会社なんだったら、いま最高とされているエンタメであるところのディズニーに軽くも触れてないなんてお前、どういうつもりなんだよと、やはり思ってしまう。

そういう人たちひとりひとりを心でぶん殴るためにも幸せになりたい。ためにも、であって「ために」ではないけど。

ほんとうは熱意が強いわりに行動の伴っていない自分についての考察とかも一緒に書こうと思っていたんだけど、意外と文字数がいってしまったので次に改めることにする。

それでは

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