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8 過去の「do」を腹におさめる「be」な感覚

人生がほぼ12年周期で変遷したのですが、それを腹におさめることが必要と思います。ふつうは他人の身の上話などは読みたくないでしょうから、あえて他人様に読んでもらうものではないと思っています。でも自分にとっては、いやなこともふり返り事実を認めることがすごく大切だと思います。

12年 X 1 強烈な狭い世界に生きていた。
得意分野と不得手な分野を、いいかげんな優越感と恥ずかしいコンプレックスを混在させていた。

12年 X 2 理系に進み、戦争ともいわれた当時の受験といい気になっての就職、そして退職。
背伸びと力不足を抱いたまま。しかしまだ自尊心が上回っていた。

⑥名刺_写真

12年 X 3 慣れない販売に転身、神経性胃炎にさいなまれた時期もあったが、子供に恵まれる。
バブルのお陰が手伝って、ノリも良く、分かったようなことを感じ始める。

12年 X 4 力不足なのに、運も味方して、やりがいを得る。
しかしもちまえの勘違いが災いし、転職を2回経験する。

12年 X 5 仏壇屋の葬儀相談員という、想像もしていなかった道が見つかる。
勘違いをしなくなり始めたころに、子が結婚し孫が増え続け予期せぬ幸福がやってくる。
自分には、宗教的な感性が重要だったことを意識し始める。

12年 X 5.5 宗派の門信徒団体の要職を拝命。職場と爺ちゃんとお寺の3つの世界が交わる。
足が地に着くという言葉は、こういう時に使うべきだと実感している。

宗教と言い切るのではなく、宗教的な感性とふわっと包んだ感じが自分には合っています。
いずれにしても、自己肯定感とも言われるそんな感じを探しながら歳をとっていくことは、
死に切るという感覚に繋がるように思うのです。