腹立たしい、情けない、が近いと思うこの気持ち。

具体的に何があったかというと、
こたつのある和室で、卓上コンロを使っていたので、料理臭がこもってしまった。窓を全開にし、換気をしてすぐ締めたらいいと思った。
そう考えていることをこどもに言わず、窓を開けたままファンヒーターをつけたまま、台所へ片付けに行ったため、その部屋に残されたこどもは、どうしたかというと、

1時間もこたつに潜って首だけだして、外に向かってヒーターを付け放していた。
部屋の温度は９℃だった。バカとしか言いようがない。

和室の襖を開けたとき、私がどんな気持ちになったかわかりますでしょうか？
タイトルのとおり、怒りだけではない、血が沸くほどのこみ上げるなにか…衝動的な感情！

しかも、こたつに入っていたから気づかなかった、という中3にもなって周りが見えない口答えをした我が子に、本当に虚しさと、人間を捨ててくるところがあるなら、捨ててしまいたいとさえ思う嫌悪感を持った。

しかも、11時も過ぎた夜に、ですよ。
期末テストの最中に勉強せずこたつに潜ってるって何、？

暇じゃないんです、私は自分に余裕がなくて、いつも時間に追われているスケジュールだから、極力家では穏やかにいたいと心がけているのに、頭のネジが取れた気がした。

こんなこといちいち言わなくても、動けるだろう？窓を閉めるとかヒーターがつけられていることに対処するくらいは。
これを観てブレずに自分のペースでいられる人にはなれない。

実は他にもあるのだ！月曜日から放置して置き去りにしている弁当箱、部屋の隅に包みのまま出さずに置いてあったり、
水筒が下駄箱の上に置き去りであったり。

私が回収して洗うものだろうか？
違う、と思う。

そんなこともついでにあって、テスト勉強もどっちみちしていないなら、と
「同居するに苦痛でならない、年齢としてこれら全部できて当たり前だ」と叩きつけるように言ってやった。

要するに親任せにして自分のことしかしていないのである。
日常の暮らしを回していくのは、親だけでいいのか？

家族で協力していく気持ちがまったくなく、出かけるときや寝る前には、電気を消す、戸締まりをする、それすら自分は関係ないと思っている。
やらないのが当たり前の態度は、無意識に身に染み付いている。
そういうことも一緒になって、口から出るわ出るわ。

嫌ですね、もう。疲れます、時間も時間だし。
今まで、疲れるのが嫌で、拾ってやってきていたけど、今後はそうしたくない。
教えてきてもできない、やらないのが我が子で、言わなくてもヤングケアラーですらあるこどもも存在するとテレビを見て驚くのに、ほとほと困り果てる。

教えてきたし育て方ではなく、生まれ持った根性がこの子はこうなんだと思う。
きっと兄弟がいたら、他の子はまた違うのだろう。