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私も段取り君にはなれなかった

昨日記事の続きになります。
中学生、勉強どうする話。


段取り君、という言葉を気に入りました。
昨日のコメントで頂いた中にあった言葉。
この一言が、間に合わせる力すべてを集約しているように思えます。

そう、子供のことを言う前に私も段取り君ではないんです。
ただ、段取りを細かくしなくていいように、頭の中で何となくコレコレあれこれと進捗は考えて、全部できなくてもまあいいや的に行動します。
性格的になんとなく、アバウトな方なので、それでストレス軽減しながら動いていくんです。行動はするんですが、段どってはないです。
もちろん間違えた行動を修正しながら。無駄も多いです。

子供にないのは、コレコレあれこれを思い浮かべること。
そこが口から出たら書いてみて、動けばいいだけだよ。と思ってたけど、その口から出るタスクがない。ほんとにないの?と思ってたけどない。
でも、テスト範囲は公表されているわけで、範囲はわかっている=すげーたくさんという感情とともに、得意げに教えてくれるんで、ますます摩訶不思議な気持ちになるんです。
じゃあ、どうするんだってば?!

まさかと思ったけど、そういう人なんだよね。
問い詰めるみたいになるから、どうしたらいいか言ってみて,考えてみてとは言わないで、こうしたら?と書き出したものを見せて、納得させて体感させようと思ったんです。今まで見本がなかったってことだよね。
そんなんいるの?
昭和のたくさんの中で育ったわたしには、呆れるしかないけど、眼の前の現象に立ち向かうしかありません。

中学受験って莫大な範囲の量が塾テキストと年間計画表として降ってくるだけで、それを自分で処理して進める、つまり優先順位を決めて取りかかれる子は神。
偏差値はどうあれ、将来有望な子ですよ、多分。
親に手伝ってもらい、強制させられている偏差値65より、自力55のほうが大学受験では伸びていくと思うなー。
結局塾は似たようなところに行って補うしね。学校生活の楽しさ優先に志望校を決めてもいいのかも。

通塾送迎に弁当、普段の学校生活、体力だけでもギリギリな世界で、まさに二月の勝者の世界でした。
あれは親が進捗とかテストとか管理してやらないと、うちの子は座ってるだけのお客様要員間違いなし。
子供が計画して動けるわけはなくて、親だってすごくめんどくさかったし、ここまでやるか?の世界でした。
どうしょうもなくなった親は、特に母親は、学習相談とやらの解決もしない相談を塾講師にする羽目になり、塾をやめることはないように、と誘導がある…。
結局、大人でさえも子供の進捗と優先順位がわからないか、受験させたい学校に偏差値が足りないということなだけです。
私は、相談に行かなかったなぁ。今も塾に聞いてどうなるわけじゃないと思っています。

段取り君にはなれないにしても、最終学歴になる受験をあきらめずに過ごしてもらいたい。
だからといってこの大学にという気持ちはあまりなく、せっかく受験戦争に参戦するのであれば、やりきったと思える戦いをしてと思ってます。
だって、塾代高いんだよ、ほんとに。
必要経費として引き落とされていくものとしていいのかな?

まだ子供だけど、できる子もいる。分かる子もいる。達観している子もいる、それと比べても仕方無し。
ほどよく介入して、課金の仕方もよーく考えてみたいと思います。




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