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飲まなきゃいけないわけじゃない

2年前、揺らぐ年齢、不調は更年期のせいかと内科で相談したら、漢方が処方された。
そのおかげで良くはないけど、悪化せず過ごせていたのかもしれない。
飲んでいる漢方も、体調や季節により変わっており、いつも同じではなく、話を聞いて処方してくれる。
合わないものは合わないなとわかるようにもなった。

この春から、生活リズムが夜型に変わり、囲まれる人もガラッと変わった。あえてそうしたのは、前にも書いたとおり。
私がマイノリティだし学校に合わせればいいだけ、と過ごしていたけど、それがかなり精神的負担だった。
学校ごときで、ましてや学生同士の雑音なんて、と聞き流せばいいねんと過ごしていたのが、意外と身体に影響を与えていた。 
それをラスト1年の気分転換、と思い切って環境を変えたら、不調が収まったのだ。
スーッと玉ねぎの薄皮が向けていく感じで、ひと月かけて良くなっていた。

そんなことで、GWから、漢方いらないんじゃないか?とやめてみた。
冷えるとかのぽせるとか、更年期特有の不眠とか、どーんと悪くなるのかもしれない。土台を生薬でサポートしてくれていたのかもしれない、けれども、なんとなくやめてみたかった。
飲んでいることがお守りとは言わないけど、漢方ってそんな力がある。どう効いているかわからないけど、やめて悪くなれば飲めばいい。
サプリメントは飲んでおらず、主治医に相談して漢方を飲むことになったのだけど、環境変えたら首や肩の痛みもほぼない。
頭痛は時々あるから、そのときは出ている呉茱萸湯を飲もう。
他のもの、なくて困らないものはなくていい。
 主治医にもその変化を話そうと思う。

執着してやめられない、頼ってしまう症状があるなら、頼ればいい。そうなるほどツライときは、薬は必要。
自分でわかったが、おかしいなと我慢することは体に負担をかける。
飲んで楽になればいい。

のんでも飲まなくても、どっちでもいい薬って本来はないはずで、中でも漢方は、よくわからない症状を薄める意味合いなのかもと思っている。
サプリメントではないが、予防や体質改善に近い効果ということか。
私は医師から処方してもらい、それが安心だった。一人でドラッグストアでは選べない、わからない。
やっぱり医師、貧血は鉄剤が出るし、漢方ばかりだしても来なくて、全部を見てくれている。

ホームドクターのような、全体を相談できるかかりつけがあってこそと思っている。
帯状疱疹のワクチンも、今年から助成が出ることになった。医師に相談して、受けてみようと思う。


 




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