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老けやすいのは栄養の取りすぎが原因?!

老けやすいのは栄養の取りすぎが原因?!

ちょっと衝撃的なタイトルでびっくりされたかもしれないのですが。

もし、あなたも実年齢より老けて見られるとか、気になることがあれば、高いサプリメントを買う前にぜひ最後まで読んでほしいと思います。

けっこう価値がある内容で、簡単に実施するだけで、体質が変わっていくのが実感できると思います。

内容は以下の2つになります。


1、過剰な栄養カロリーが老化をすすめてしまうお話
2、高血糖を防ぎ老化を防ぐために、簡単に取り組む2つのこと

まずは、

1、過剰な栄養カロリーが老化をすすめてしまうお話

「インスリン・IGF-1シグナルと老化・寿命制御」という論文を読みました。医学系の研究科より発表されたものなんです。
なかなかおもしろいなと思いました。

そのテーマとは、インスリンシグナルによるエイジングのメカニズムでした。
概要を簡単にまとめてみますと、

高カロリーの食事をとる→高血糖に傾きやすい→インスリンの分泌が多くなる→一部の臓器のインスリンシグナルの活性低下→インスリンの抵抗性(効きにくい)→代謝状態の低下→老化が進む→寿命の短縮

過栄養→酸化ストレス→老化進む→寿命の短縮

結論として、老化を防止し寿命制御をすることは高インスリン血症を引き起こさないには必要です。カロリー制限=過食を避けること、適宜な運動をすることは、肥満を防止するだけでなく、酸化ストレスを避けインスリン作用の改善ことにつながっているからです。

インスリンシグナルによるエイジングのメカニズムが今後より解明されていくと思われます。老化を防ぎつつ、インスリン作用を改善するような新しい糖尿秒ンお開発が期待されます。


さらに詳しく理解するために、高血糖とインスリンについて理解が必要になります。

過剰に栄養を取ることは肥満になるだけではないのです。高血糖になることが問題であり、高血糖の状態はインスリンの分泌が多くなることになります。

インスリンとは、身体の糖分が取り込む際に、血糖値を一定に安定できるように、血糖値を下げる膵臓から分泌されるホルモンの一つである。

だから、高血糖になると分泌が多くなるというわけなんです。しかし、いつも多くインスリンが分泌される状態が持続すると、インスリンの分泌で反応するシグナルの物質が反応がわるくなっていきます。シグナルが弱いと、インスリンの効き目が低下しまうということになっていきます。

こういうのが負のスパイナルになっていくのです。結果血糖地が高い状態が持続してしまい、糖尿病になってしまうのです。

さらにインスリンは分泌が多くなり、効きにくい状態は、代謝が低下することにつながっていくために、老化が進むことになります。細胞レベルでの老化が進むと、寿命が短縮する可能性があるということになります。

2、高血糖を防ぎ老化を防ぐために、簡単に取り組む2つのこと

では、実際に食べる量を減らせばよい話でしょうか?そうかもしれないです。食べる量がある程度カロリー制限ができれば、老化が防げ寿命は延長されるというデータはあります。

とはいえ、食べることもとても大事なんです。

誰でもしっかり食べながら、簡単に取り込める高血糖にならない方法があれば、一番良いですよね。

いろいろとすぐにできることがありますが、ここでは運動以外の方法をご紹介します。

そのもっとも簡単な方法の一つは発酵茶を飲むことなんです。

1)発酵茶の中で、白茶とプーアル茶には血糖値を下げる作用があることが報告されています。

ここで、考えてみましょう。例えば、食べすぎたり、しまったってなることが多いです。
ある意味で仕方がないですよね、本能的に食べることが快楽につながるようになっています。
人間は食べることがある意味、生きる大きな楽しみでもあるのですから、簡単にカロリー制限を厳しくできないものなのですね。

ここで、お茶が役に立つのです。発酵茶は、食べすぎたり、カロリーをオーバーになったときに、非常に有効なんです。がぶ飲みするか、多めに飲むかしてみると、本当に身体が軽くなるのがわかります。

発酵茶は血糖値をある程度に良い程度に下げることが可能だからなんです。
大自然の力が継続すると、身体にとってとても有意義なことが多いのですね。

2)GI値の低い食品を多く取るようにすることをおすすめします。
GI値というのは、GIとは食後血糖値の上昇を示す指標、グライセミック・インデックス(Glycemic Index)の略なんです。

要するに、GIは、食品に含まれる糖質の吸収度合いを示し、摂取2時間までの血液中の糖濃度を計ったものです。

GIが高いと吸収が早くて、血糖値が上がりやすいし、GIが低いと吸収に時間かかり、血糖値があがりにくいのです。

GI値が60より低い食品の方が血糖値があがりにくいというわけなんです。

例えば、
白米 88 玄米55
豚肉 46  大豆 30 
ショートケーキ 82 ピーナッツ 20

などなど、GIが低い食物は腹持ちもよいので、満腹感が持続します。

例えば、お米を玄米に変える、お肉をソイミートに変えるなど、食品を変えると変わってきます。


 ★ 主な食品のGI値
(GI値は60が目安です。GI値が低くても、脂肪分などは抑える必要があります。)

食パン 95 にんじん 80 じゃが芋 90 苺ジャム 82
フランスパン 95 かぼちゃ 65 山芋 75 パイナップル 65
精白米 88 ごぼう 45 とうもろこし 75 黄桃缶詰 63
もち 85 玉ねぎ 30 長芋 65 レーズン 57
うどん 85 トマト 30 里芋 64 みかん缶詰 57
ロールパン 83 オクラ 28 栗 60 バナナ 55
そうめん 80 長ネギ 28 銀杏 58 ぶどう 50
赤飯 77 キャベツ 26 さつま芋 55 マンゴ 49
ベーグル 75 ピーマン 26 らっきょ 52 メロン 41
コーンフレーク 75 さやいんげん 26 レンコン 38 桃 41


胚芽精米 70 大根 26 松茸 29 柿 37
クロワッサン 70 竹の子 26 えのき 29 さくらんぼ 37
玄米+精白米 65 グリーンアスパラ 25 エリンギ 28 りんご 36
玄米フレーク 65 ブロッコリー 25 椎茸 28 洋梨 36
パスタ 65 春菊 25 しめじ 27 キウイ 35
おかゆ(白米) 57 かぶ 25 なめこ 26 ブルーベリー 34
玄米 55 ナス 25 きくらげ 26 プルーン 34
ライ麦パン 55 セロリ 24 マッシュルーム 24 レモン 34
オートミール 55 かいわれ大根 24 モロヘイヤ 24 梨 32
そば 54 クレソン 23 こんにゃく 24 オレンジ 31
中華麺 50 小松菜 23 にが瓜 24 グレープフルーツ 31
麦 50 チンゲン菜 23 しらたき 23 パパイヤ 30
全粒粉パン 50 きゅうり 23 レタス 23 あんず 29
パスタ(全粒粉) 50 サラダ菜 22 みょうが 23 イチゴ 29
おかゆ(玄米) 47 ほうれん草 15 もやし 22 アボガド 27

肉類・魚介類 GI値 魚 GI値 豆腐・海藻類 GI値 菓子・飲料水 GI値
ちくわ 55 まぐろ 40 こしあん 80 麦麦芽糖 105
かまぼこ 51 アジ 40 つぶあん 78 氷砂糖 100
焼豚 51 エビ 40 厚揚げ 46 上白糖 99
ツナ缶 50 イカ 40 小豆 45 チョコレート 91
ベーコン 49 たらこ 40 グリーンピース 45 大福餅 88
サラミ 48 ししゃも 40 油揚げ 43 ドーナツ 86
つみれ 47 しらす 40 豆腐 42 キャラメル 86
ハム 46 イクラ 40 おから 35 フライドポテト 85
豚肉 46     納豆 30 ショートケーキ 82
ソーセージ 46 乳製品・卵 GI値 大豆 30 ホットケーキ 80
鶏肉 45 練乳 82 枝豆 30 みたらし団子 79
鴨 45 アイスクリーム 65 カシューナッツ 29 クッキー 77
鯨 45 生クリーム 39 アーモンド 25 ハチミツ 75
ラム 45 クリームチーズ 33 豆乳 23 メープルシロップ 73
カキ 45 ドリンクヨーグルト 33 ピスタチオ 23 クラッカー 70
ウニ 44 マーガリン 31 ピーナッツ 20 カステラ 69
シジミ 44 スキムミルク 30 ひじき 19 プリン 52
あわび 44 バター 30 昆布 17 ココア 47
うなぎ蒲焼 43 卵 30 青海苔 16 ゼリー 46
ハマグリ 43 低脂肪牛乳 26 寒天 12 100%ジュース 42
帆立 42 牛乳 25 もずく 12 カフェオレ 39
アサリ 40 プレーンヨーグルト 25 ところてん 11 果糖 30

このような値を参考に食べ物を選ぶとかなり変わっていきますね。

まとめてみます。

インスリンに関連した老化の研究結果からは、高血糖はインスリンを効かにくいして、それによって代謝が低下するから、老化が進みやすい状態に、そして、寿命制御の複雑なメカニズムによって、老化はすなわち寿命の短縮につながります。

健康で老化を防ぐことは、このインスリンの抵抗性を起こらないようにすることが可能になりえます。
そのためには、血糖値を適切に下げる効果がある発酵茶をうまく取り入れる、例えば、食べ過ぎたときにプーアル茶を飲むなど、とても簡単にできる方法です。
GIが低い食物を食べることで高血糖を防ぐことができる、腹持ちも良いために、簡単にできる方法です。

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