義務教育で教えてほしかったですよね、お金の増やし方や守り方や運用の仕方などなど・・

「そんなこと習ってないから知らないよ～」では手遅れになってしまうこともあるかもしれません。

な～んの知識もないままだとカモられてしまうのである程度の金融やお金の知識をつけるべきなのですが・・

最近読んだこの本は基礎中の基礎を初心者向けにわかりやすく解説してあったので簡単に紹介します。

それがこちら↓

この本を読んで思ったのは「自分だけが得をするうまい話なんてないよ！」ということ。

どんなうまい話にも必ず裏があります。

知識の乏しい人はここに気づけずに損をしてしまいます。

ここだけでも読んでほしいのが「マイホーム」と「保険」の部分。

買った方が得をする、入った方が得をする、そう思っている人はちょっと危険かもしれません。

マイホームの例でいうと、「月々の家賃を払い続けても家が手に入るわけではないからもったいない！」「定年後も家賃を払い続けていると生活していけない！」

こう思っている人は多いのでは？

もちろんこの考えが間違っているわけではなくて、家を買うことのリスクもきちんと考えているかどうかが問題なのです。

家を買うことによるリスクを簡単に挙げると・・

１）外壁塗装やリフォーム等の維持費がかかる
２）転居したくてもできない
３）ローンを３５年なんかで組んでしまうと金利がとてもかかる
４）いざというときは売ればいいと思っていてもたいした金額にはならないかも（家は資産ではなく負債です）

こんな感じかな

１）外壁塗装ってちゃんとしておかないと白アリなんかの影響で家がダメになってしまうみたいですね。また、親との同居や介護の影響でリフォームしなければいけない状況になるかもしれません。

２）若い人はあてはまるかな？1つの会社で一生働く人は少なくなってきていることでしょう。働く場所が転々とする場合は住んでもいないのにお金を払い続けるなんてことになるかも。

３）この本によると「３５年ローンで４０００万円の家を買ったら、金利を含めると結局７０００万円ぐらいになる」そうです。ここまでかからないにしろ、金利ってバカにならないですよ。可能なら一括で買えるといいんですけどね。

４）ここが１番のポイント！！たいして高くは売れないですよ。だって需要がないから。２０３０年の日本の空き家率は約３０％にもなるそうです。（２０３０年の世界地図帳より）都会ならまだしも田舎だとなかなか買い手が見つからないでしょう。

これらのリスクまで考えて総合的に判断しておかないと後々後悔することになるので気を付けましょう。

もう１つは「保険」

日本人の保険加入率って５０～６０％ぐらいで2人に1人は入っている感じです。

不安なら入ればいいし健康に自信があるなら入らなくてもいいと僕は思います。

ただ、１番やってはいけないのが「保険屋さんに不安を煽られてなんとなく入ってしまう」

これはアウト

「子供や家族の為に～～」「みんな入ってるよ～～」と言葉巧みに近寄って来ますけど冷静になって考えてみてください。

ちゃんと調べれば入る必要の無い保険に入ってしまうことはありません。

このようなことが起きないように必要最低限の知識はつけておきましょう。

結局世の中は「自己責任」なのです。