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引き寄せ=期待のトラップ

皆さんこんにちは。
今はまだこちらは土曜日。

昨日は今週絶対に終わらせると決めていた仕事が
無事に片付いて、郵便局にちょっと出向いていました。
間髪入れずにまだまだ次の作業はあるものの、
とりあえずひと仕事終えて
ホッと一息つける週末を迎えています。

神様もそんな仕事のひと区切りを祝ってくれているかのように
昨日から見事な秋晴れ。

しかし郵便局に行く時には
いつも少しナーバスになるものです。

何故かというと、
郵便局の店員さんというのは
どういうわけか
イラついていたり、威張っていたり、
そういう対応のことが多いからなんですね。

だからいつも、
何もトラブルなく完了すると
感謝も一入。

郵便局に限らず、レストランでもどこでも
カナダという国では、
店員さんの態度が悪いのは あるあるで
全くもって珍しい話ではないのですけどね(^^;

日本で言う「客商売」という感覚がないというか、
「接客」というより
ただ作業をこなしているだけ、という人が多いです。

特に郵便局のような、
黙っていても人が来るようなビジネスともなると
その傾向は尚更のこと。

一番ひどかったのは、
まだ閉店時間まで30分以上もあったのに、
自分が残業したくないからという理由だけで
「今日はもう終了だから」と、、
それがまかり通ってしまうのがカナダ笑。

そして万が一にも
このことをサービスセンターにクレームしたとしても
謝られることすらないでしょう笑。
時間の無駄になるだけなので、
こういう時には直ちに気分を切り替える、
そんなスキルが身に付いてきます。

海外に出てきてから思うことは
日本のサービスのレベルで文句を言っている人は
「期待が高すぎて損している」状態だと思いますね。

特に日本人は仕事ができる人が多すぎるので
ちょっとした失敗が大問題だったりするのですが、
日本ほど手厚い接客やサービスは
他のどの国でも見られるものではありません。

日本だと「仕事できない」レベルの人が
海外ではスター選手になれるくらいのことです。

そんなわけで、
昨日みたいに郵便局に行くと
「スムーズにやってくれた」
それだけでハナマルの100点と思えるんですよ。

日本にいた時は、
スムーズにやるのは当たり前、がスタート地点で、
そこに笑顔が必要だったり
丁寧な話し方が必要だったり、
求められるサービスの質が多いんですよね。

この感覚で生きていると、
旦那さんにも、子供にも、友達にも、
知らず知らずのうちに
採点が厳しくなっていたりするんです。
知らず知らずのうちに
「こうしてくれて当たり前」
この感覚が染みついていたりします。

これは海外の人たちの
信じられないくらいの適当さに鍛えられて、
やっと自分でも気が付いたこと。
自分は店員さんに期待してるな…って。

そうすると、ごく稀に
すごく明るく優しく接客してくれる人が
たった一人でもいた時に、えらく感動する。

何事も、期待はできるだけしない方がいい。
これは引き寄せをやっている人が
陥りがちなトラップなのですが、
引き寄せで良いことばかりを想像して
現実がついてこなくて
全然引き寄せないじゃん!ってなっちゃうやつですね。

これ実は逆なんですよ。

引き寄せるには、期待をしないこと、なんです。

高いレベルを期待しすぎて
男性を減点制にしてしまって
結婚できてない人も沢山見てきました。

期待しないところからスタートして、
「思ってたより全然良かった!」の方が
人間幸せを感じることができます。

郵便局が受け付けてくれなかった経験があるから、
今では営業してくれてる!っていうだけで
あ~良かった!と嬉しくなれるんですね。

「願いは叶う!」みたいな
間違った方法の引き寄せを教わってしまった人は
このセオリーに納得できないかもしれないのですが、
期待はするほどに裏切られるし、
願いは願うほど遠ざかるものなんです。

逆に、期待していなかったのに凄く良かった!
という経験を積み重ねて、
幸せの感度を高めると引き寄せが強まります。
自分の期待値よりも
宇宙の最善のプランを信じてみて下さいね。

今日も優しい自分を思い出して穏やかな一日を。

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