「ゆるテンフリー」はじめました。
大変ご無沙汰しております。別府湯けむり道場の大平、略して「別ぴら」です。
いろいろと書きたいこと、書かなければならないことがあると思うのですが、今回は最近わたしが取り組んでいることについて。
わたしは10代の終わりから現在に至るまでアトピー性皮膚炎でして。いわゆる成人性というもので、基本的に難治性です。ひどいときは寝床から出てくることもできず、死にたいと思ったことはもう数えきれないほど。
なので、これまでにも自分で「これいいかも」と思ったものや、人様から「これがいいらしいよ」と勧められたものまで、実に様々な対策や療法を試してきました。
その結果、現在は日常生活を送る分にはほとんど問題ない状態にまで落ち着いております。それこそ昔を考えればものすごい改善と言えなくもないです。
ただ今でもステロイド外用剤はお守り代わりとして持っていますし、これがいつか手放せる日はくるのか、正直想像がつかない状態でもあります。
(どういうものを試してきて、何が自分に効いたと思われるのか、そのことについては後日別の記事にする予定です)
ある時、アトピーの炎症がこれ以上ないほどひどくなった時期について、ふと考えてみたのです。
それぞれ「大学入学直後」「留学終了間際」「就職前」なのですが、どれも食事が関わっていやしなかったかと。
そして、当時は考えがまったく及びもしませんでしたが、症状悪化時期に共通して関わっているのは
「小麦」
なのでは、という考えに至り。
これまでの人生を振り返り、いろんなものを止めてみたことはあれど、そういえば小麦を止めたことはなかったなと思い立ちました。それならやってみようかと。
そんなわけで、先月からグルテンフリーな生活を試みております。
難しい話はしませんが、要するに小麦にはグルテンと呼ばれる腸内で吸収されにくい物質が大量に含まれており、それが腸内環境を悪化させ、様々な身体的・精神的トラブルを招く(そしてアトピーもその中に含まれる)、といった具合です。
ただまあ、これがかなりの難度を誇りまして。
わざわざ書かなくとも皆様も理解しておられると思いますが、この現代社会、とにかく小麦を使った製品、食品だらけ。スナック菓子や甘い物を筆頭に、原材料のどこかには「小麦粉」と書いてあります。皆さん大好きなカレーやシチューにも入ってますからね。
そんなものまでいちいち確認して「これはダメ、食べられない」としていては、逆にストレスが溜まって逆効果。
そこで考えたのが
「ゆるいグルテンフリー」
略して
「ゆるテンフリー」
なわけです。
あくまでわたし個人の基準であることをおことわりした上で、具体的にどうするのかを記します。
パン、うどん、ラーメン、お好み焼き、たこ焼き、洋菓子など明らかに小麦成分マシマシなものを食べない(月1あるいは2ヶ月に1度のチートデー検討中)
「原材料 小麦」程度のものは臨機応変に対応する
いかがですか、ゆるいでしょう?
それでも外食の際に行けるお店や食べられるものはかなり限定されてしまいますが……特にラーメンが大好きなわたしとしては、それが大変つらく。
そのつらさと引き換えに、そろそろ1ヶ月が経つ程度の短期間ながら、身体には「冬にいつもガサガサになっていた肩・首回り、顔面がツルツル」などの効果が出てきていますね。
それまでどれだけ小麦を摂ってきたのかにもよると思いますが、大幅な変化を感じるには大体3カ月くらいはかかるそうです。
何しろ「ゆるテンフリー」なので、人それぞれで基準を変えていいと思います。たとえばパンだけをやめる、ラーメンだけをやめる、お菓子だけをやめる、などなど。もちろん止めるものが多いほどいいでしょうが、けっして無理をすることなく。
2カ月後、3カ月後にもその結果を報告できれば。
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