希死念慮ちゃん

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首吊り一人目:親愛なる父君の話①

私の父が死んだのは2010年4月。ちょうど大学受験を控え、勉強に本腰を入れないといけないと思いはじめたころだった。 高校3年に進学し、家庭の事情+田舎で偏差値40代の高校しか選択肢がなく、受験情報や勉強のための環境も整っていない猿山状態だったため、国公立大学を目指すのは無謀かと思われていた。 それでもなんとか勉強して大学進学を目指そうと勉強を本格的に始めた矢先、父親が突然首を吊って死んでしまった。 ちょうどその日は土曜日で、ボーイスカウト活動をしていた私は救急救命の資格

    • 身内を三人、首吊りで亡くした人の話

      初めまして。希死念慮ちゃんと申します。私は名前の通り、生きる希望がないままただただ「死なない」状態を続けている人間です。 私はこれまで三人の身内を亡くしてきました。一人は父親、一人は配偶者の母、そしてもう一人は配偶者です。死因は全員一緒の”首吊り”です。すごいですよね。 まだ私は20代なのに、本来なら50や60歳で経験するだろうことを経験してしまいました。私は存在は死神なのかもしれません。近づいたらあなたも死にます。 これだけ身内を亡くしてしまえば、いやでも毎日死につい

    首吊り一人目:親愛なる父君の話①