後日談

先日の内子町の思い出の続きなのですが。

内子町に行った日は天気が悪く、愛媛県内での推し活イベントが中止になってしまった日でした。
しかしこのイベントは次の日もありましていざ翌日、改めてイベントに行ったのです。
出待ちなんてことはあまりしないのだけれど、この日は年に数回も無い100%の日。
ファンもたくさん外で待っている。
こういう仲間がいるときだと私も心強く、普段しない出待ちも勇気が出ます。

いよいよその時がやってきまして。
みんなそれぞれの推しのもとへファンサを求めに行くのです。
写真撮ってもらったりサインもらったり、差し入れを渡したり。
地方の平日だったので四国の人が多かったようで、ゆったりリラックスムードでした。
1人で来ている私は推しと2ショットを撮るために誰かにカメラのシャッターを頼まないといけない。
滅多にないチャンスなので逃したくない。
近くにいらっしゃった優しそうなご婦人にお願いしました。

ごめんなさい、私機械とか苦手でして・・・

おぉ・・・そうですか、いえいえこちらこそ失礼しました。
失敗してしまった。
日が暮れて辺りは暗くなっていたので、急いでどなたか別の方にお願いしようと振り返った瞬間、

よかったら僕が撮りましょうか


ご婦人の息子さんがすかさず声をかけてくださって、タイミングよく推しが登場。
めでたく2ショット写真が撮れたのでした。

本当にありがたかった。
ありがとうございました、では足りないくらい感謝しているし推しと2ショ撮れたことよりも印象に残っている。
一言お礼を伝えてカメラを受け取ると二人はさっと闇に紛れるように帰っていった。

コロナ禍前は年に数回、地方遠征に行ったけれどこうやって現地の人のやさしさが身に染みたのは愛媛だけだったように思う。
沖縄や京都で、やけに親切だなと油断していると実は違ったり、嫌な思いをしたことがあったから。

そんないろんな体験をさせてもらった推し活、今やめてしまったからな。
再始動する気力もない。
推し活辞めた+コロナ禍の自粛+最近の昇給で、実は結構余裕があるのです。
あるのですが。
人間やっぱり大事なのは心身ともに健康であることなんだろな。
(それと少しのお金)

そろそろ再開しますか。
あ、その前にまた愛媛行こうかな。



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